新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

【アメコミ感想】ケーブル&デッドプール:青の洗礼

ケーブル&デッドプール:青の洗礼 【限定生産・普及版】 (MARVEL)

 

 

 あらすじ

それは、デッドプールにかかってきた一本の電話から始まった。

 

電話の主はワンワールド教会。愛と融和を唱える宗教団体が、お喋りな傭兵に何の用があるのか?

 

一本の電話をきっかけに、未来戦士ケーブルを巻き込んだ全地球規模の大事件が巻き起こる!

 

マーベルユニバース屈指の迷コンビ、ケーブル&デッドプールが主役を務める注目作、ついに邦訳!

 

本誌紹介文より引用

 

 概要

  映画公開をきっかけに大幅値下げがされたケーブル&デッドプールの一作目「ケーブル&デッドプール:青の洗礼」です。

 今作で描かれるのは、ファサードを巡る争い。

ザワークラウト、T-5、ゴーゴーという3人組が盗み出だしたファサードと呼ばれるウィルスは、顔を自在に変えられるようになる効果を持っていました。それを求めたワンワールド教会はデッドプールファサードを盗む事を依頼、一方でケーブルはファサードの危険性からその破壊を目論みます。

 

名コンビの始まり

  正直、この時点ではケーブルとデッドプールは完全に敵同士…というか目的の相違により対立しています。そんな状態からいかに奇妙すぎる絆に結びつけられるのか。ライターの腕が光ります。

  また、一応2人の状態を話すと、単独じゃないデッドプールはそこそこ大人しめ。少なくとも脳内の2人の四角枠は登場しません。そして癌である事を押されており、ワンワールドに協力するきっかけになったり、ケーブルのテクノ・オーガニック・ウィルスの症状を自身の癌と重ねているシーンなども登場します。

  そしてケーブルはというと、テクノ・オーガニック・ウィルスが取り除かれており(矛盾はしてないですよ。時間軸の違いです)、サイオニクスをウィルスの制御に割く必要が無くなった状態でスタートします。結果、えっぐいパワーを使いまくりです。海を越えてテレパスしたり、町の住人全ての思考を読み取ったりします。サマーズやばい。

 そんな2人が争うのだからまぁすごいってもんなんです。

 

  1200円で購入でき、満足できる作品である今作、「デッドプール2」を観てコミックスに興味を持った方、ぜひ買ってみてはいかがでしょうか!

 

 

ケーブル&デッドプール:青の洗礼 【限定生産・普及版】 (MARVEL)

ケーブル&デッドプール:青の洗礼 【限定生産・普及版】 (MARVEL)

  • 作者: ファビアン・ニシーザ,ロブ・ライフェルド,マーク・ブルックス,シェーン・ロー,パトリック・ジルシャー,小池顕久
  • 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
  • 発売日: 2018/05/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ケーブル&デッドプール:青の洗礼 (MARVEL)

ケーブル&デッドプール:青の洗礼 (MARVEL)

  • 作者: ファビアン・ニシーザ,ロブ・ライフェルド,マーク・ブルックス,シェーン・ロー,パトリック・ジルシャー,小池顕久
  • 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
  • 発売日: 2016/05/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ビッグな2発目、俺ちゃん再び!!

デッドプール2 (字幕版)

 

デッドプール2」(原題 DEADPOOL 2) 主演 ライアン・レイノルズ

 

 

あらすじ

  幸せな日々を送るデッドプールの生活は突如として失われた。ヴァネッサが帰らぬ人となり、ウェイドは悲しみに暮れた。ヴァネッサに再び会おうと死ぬが、彼女の目の前までしか行けず、生き返ってしまう。

「あなたの心は正しい場所に無いわ」

  あの世で待つヴァネッサの言葉通りに"心を正しい場所へ"導くため、デッドプールX-MEN入りを決意する。

 

 概要

  本日2018年6月1日より公開開始「デッドプール2」です。前回より登場キャラクターの知名度も上がり、相変わらずさも健在だったアクションコメディ作品でした。

  今作から登場するビッグネームは3人。ケーブル、ドミノ、そして…ここは伏せておきましょう。

 

新登場!魅力的なキャラクター達

ケーブル

  ケーブルといえばメサイアシリーズでも大活躍した未来人。体がどんどん機械化する「テクノ・オーガニック・ウィルス」に侵されていたことで未来に送られて育ったサイクロップスジーンのクローンであるマデリーン・プライヤーの間の息子。そう、ケーブルはあのスットコ先輩の子どもです。本名はネイサン・サマーズですしね。

デッドプール シリーズ1.0 マーベル・レジェンド 6インチ アクションフィギュア/ケーブル



 

 ちなみに、一緒にいる女性ホープ・サマーズですが、彼女はワンダによるM-dayの影響でミュータントが産まれなくなった後、初めて誕生したミュータントで、上記のメサイアシリーズで全員が取り合いっこしたターゲットです。今作ではケーブルの実の娘としてチラッと名前がでました。

 

ドミノ

 

アメコミリーフ 『ドミノ』#1 2018.4月

  そしてドミノ。幸運が能力というある意味チートな彼女。しっかり幸運である事をうまく映像化出来ており、デッドプールの心配である

「映画的に地味」

という問題を感じさせない出来となっておりました。ちなみにコミックスとは見た目を反転させて登場しています。

 

最後の1人は…今作のヴィランとして登場です。結構熱いあのキャラクター。本名でいえばケで始まりコで終わる。ヴィラン名はジでトなあのキャラクターです。これは是非見ていただきたい。

 

やっぱり盛沢山な小ネタ

  さて、肝心の本編ですが、相変わらずさが全回のこれぞデッドプール映画って感じの出来栄えでした。お馴染みグリーンランタンネタやZEROネタに始まり、サノスネタやスーパーヒーロー着地、マーサネタも登場し、正にパワーアップという感じ。ちなみに、グリーンランタンネタとZEROネタはかなり冒険した激ヤバシーンに仕上がってます。控えめに言って最高でしたね。

  基本的にイカれてるのはデッドプールだけなのですが、ドミノの"幸運"を信じられずツッコミ側についたり、ヴァネッサの死によりシリアスなシーンもあったりで一回り大きくなっています。心なしか"ウェイド"のシーンが増えた気がする。

  今回はスタン爺は登場せず…してない…よね?予告には出てたけど。代わりにチラッとだけ現行X-MENは登場しました。大好きなエヴァン版クイックシルバーも登場でテンション爆上がりでした。あと、日本人の忽那汐里(この人くつなって読むんですね、今日キャスト見て知りました)がユキオとして登場、能力はサージっぽかったけどサージってユキオじゃなくてノリコですよね。なんなんやろ。役どころとしては1でも登場したティーンエイジ・ネガソニック・ウォーヘッドちゃん(長い)の彼女として登場し、デッドプールと出会う度に

「はーいウェイド」

「はーいユキオ」

っていちゃつく役でした。なんやそれ…

 

ネガソニックは1より格段に可愛くなってましたね。そもそも1可愛いと思わなかったけど。

 

  映画ネタ、アメコミネタが豊富なため、相変わらず万人ウケとは言えませんが、続編として期待を裏切らない出来でした!! 

 

 

 

 

 

【アメコミ感想】アベンジャーズ:クリー/スクラル・ウォー

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                      「Marvel Unlimitedより引用」

 

概要

 マーベルのマイルストーンシリーズ第3弾として今月発売されたのは「アベンジャーズ:クリー/スクラル・ウォー」です。今までと同様に過去の一大事件や名作の1つでもある今作はアベンジャーズキャプテン・マーベル(マー=ベル)を主軸に、クリー星人とスクラル星人との戦争を描きます。

 

登場キャラクター

  この当時登場するアベンジャーズの面々はキャップ、ソー、アイアンマン、ヴィジョン、クイックシルバー、スカーレット・ウィッチ、ゴライアス(クリント)と割とMCUでもお馴染みの面々です。しかしながら結構な分岐点を描いており、ヴィジョンがワンダ(スカーレット・ウィッチ)への恋心に気づいた瞬間や、ヒーロー前のキャロル・ダンバーズの登場など、レア感の増す作品に仕上がっています。

 

未だに語られるクリーとスクラルの戦い

  さて、今作をざっくり説明すると、スクラルに攫われてしまったキャプテン・マーベルクイックシルバー、スカーレットウィッチの3人、そしてクリーに攫われたリック(当時ヒーロー達と懇意にしていた一般人)を救うために異星人間の戦争に身を投じるというもの。また、2星の間に地球が位置しているため、侵略を防ぐというものです。

  しかしこの展開になるのはかなり後半。それまではゆっくり、ゆっくりと2星の戦争の前置きが成されます。初めは地球で行われるクリー及びスクラルとのいざこざ、2つの星同士は絡まず、アベンジャーズとの絡みですね。 しかしその結果、クリーが地球に来ていたという情報が漏洩し、地球人はパニックに陥ります。それどころか、マー=ベルを守ったアベンジャーズは裏切り者のレッテルを貼られてしまうのです。

 

  そんな状態からどのように戦争に発展していくのか、これがかなり巧みで、最後に黒幕が何をしてきたかを明かすと驚きます。まぁ、強引だし、そんなの言ったらなんでもありじゃんって感じの答えですけど。

 

 しかしそれでも小さないざこざが広がっていく様は圧巻の一言です。正に名作と言える一冊でした。

 

 

【アメコミ感想】インビンシブル・アイアンマン:リブート

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                                                                                   「Marvel Unlimitedより引用」

 

あらすじ

天才にして億万長者 トニー・スタークが新アーマーを発明

新たな出会いと新しい目的に導かれて、トニー・スタークは人生を再定義するであろう試練に挑む。

マーベルユニバースを揺るがした"シークレット・ウォーズ"を経て、アイアンマンが得た驚くべき協力者とは……さ?

さらに、彼の前に因縁の敵マダム・マスクが現れる!苦悶するホイットニー・フロストはいままでになく危険で、怨恨に満ちている。衝撃の物語が、全身を包む驚異の装甲の限界を試そうとしていた。とはいえ、注目すべきはトニーの新たな仲間だろう。天才にして億万長者、そして慈善家の遊び人がスーパースターへの階段をまた一歩上る!

 

 

本書より引用

 

概要

  それなりに忙しい月始めをなんとか耐え抜き、そろそろ普段の生活に戻れそうな予感です。ゴールデンウィーク終わるしね。

  さて、本日紹介するのは発売されたばかりのアイアンマン単独誌「インビンシブル・アイアンマン」の邦訳版です。正直、アイアンマンがものすごく好きかと言われればそうでもなく、割と普通くらいなのですが、今回購入したのにはある理由があるのです。

  マーベルは3年前にシークレット・ウォーズⅡという大型イベントを行い、その後"オールニュー、オールディファレント"シリーズとして再始動させました。今作はそんな"オールニュー、オールディファレント"シリーズの初の邦訳作品なのです。

 

新たな物語の始まり                         

さて、そんな理由から読んだ本作、新シリーズということもあり割とシンプルで分かりやすい作りになっておりました。よく知った見た目から考えると随分と現実的な見た目になったマダム・マスクの復活。彼女との戦いのみが今作のストーリーです。

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                       「Marvel Unlimitedより引用」

しかし、流石はオールニュー、オールディファレント。シンプルながらも飽きさせない仕掛けが施されているのです。彼女が手にした不可思議な力に立ち向かうべくアイアンマンが嫌々組む相手、それはなんとDr.ドゥーム。アイアンマンやFFのヴィランで人気のあのキャラクターがイケメンな見た目で登場します。

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                    「Marvel Unlimitedより引用」

ちなみに、登場人物達ですら目を疑うレベル、いや、そらそうですよ。誰だよって感じですもん。

 

  また、今回は魔術的なストーリーであるため、魔術といえばのあの方も登場。イケてるヒゲ兄弟としてノリノリのスタークとの対比が面白く、スタークに好感が湧きます。

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                      「Marvel Unlimitedより引用」

 

まとめ

また、実在して闘病生活を送っているマックス君という少年をはじめとする子供たちのいる病院にアイアンマンを見せにいってあげたり、新しい恋を始めたりと、スタークの色々な顔を見る事が出来るのも今作の魅力。AIのフライデーとの掛け合いも含めて毎ページ毎ページに発見があります。

 

 

 

【アメコミ感想】スーペリア・スパイダーマン:ノー・エスケープ

スーペリア・スパイダーマン:ノー・エスケープ (MARVEL)

 

 

 あらすじ

不倶戴天の宿敵スパイダーマンことピーター・パーカーの肉体と記憶を奪ったオットー・オクタビアスは、ピーターの高潔さに打たれ、スパイダーマンの任務を引き継ぐ事を決意する。

 

だが、自らの優位性を示さずにはいられないオクタビアスは、スーペリアスパイダーマンとして、冷徹なまでの過酷さで犯罪幻滅に邁進する。

 

スパイダーマンの変貌に周囲が戸惑う中、かつての"宿敵"である現ニューヨーク市長、J・ジョナ・ジェイムソンは急速にスパイダーマンとの仲を深めていくが……。

 

ヒーローとビランを区別するものとは何なのか?シリーズ第3弾!

 

本書より引用

 

 

 

概要

  遂に第3巻の発売となりました「スーペリア・スパイダーマン」。前回で行われた精神世界の戦いでピーターに打ち勝ったオクタビアス

 

 

その結果、今作では精神ピーターは一切登場しなくなります。

  その影響からか…歯止めが効かなくなったオクタビアスの"正義の"支配はどんどんと力を増していくのです。スパイダーボットはどんどんと数を増やし、ワラワラとスパイダーマンの周りを取り囲みます。さらに今回からは部下として元軍人達によるスパイダーアーミーの登場(画像背景)や、遂に登場した触手アーマーと、ピーターの頃から比べたら圧倒的な戦闘力の差が生まれています。

 あくまでも"正義のため"の行動であるスーペリアスパイダーマン。ただピーターより冷徹に、徹底的に、効率的なだけではあり、行動は正義なのかもしれませんが、今シリーズのテーマ通り、その行動は果たしてヒーローなのかを考えさせられます。少なくとも"親愛なる隣人"では無いですよね。今作で、スパイダーマンはフィスクが力をつけて支配しているシャドウランドを襲撃します。この行動に人々は喜びますが、その代償にスパイダーボットが徘徊する街での生活に文句を言うことは出来なくなります。もちろん、スパイダーボットはこちらが何もしなければ無害な存在です。でも気持ち悪いですよね。

 

  ストーリーとしては物語の幕間にゴブリンキングという存在のビランが暗躍し、だんだんと巨大勢力になりつつあります。さらにピーターの意識の消えた今、どのように物語が展開してゆくのか、楽しみですね!

 

まとめ

  しかしやっぱりスーペリアスパイダーマンのデザインはかっこいいですね、態度の不遜さや横暴さは愛せないまでも、コスチュームは本当に好みです。前半のカエルっぽい目も良いし黒い目もカッコいいです。

 

 

スーペリア・スパイダーマン:ノー・エスケープ (MARVEL)

スーペリア・スパイダーマン:ノー・エスケープ (MARVEL)

 

 

【アメコミ感想】オリジナル・シン

オリジナル・シン (MARVEL)

 

 

 

あらすじ

宇宙のあらゆる出来事を観察し、その目に焼きつけてきた静かなる観察者ウォッチャー。月面の居城から地球を見つめ続けてきた彼が殺害される事件が発生した。人智を超えた全能者である彼を殺害したのは誰なのか?その動機は?真相究明に乗り出したヒーロー達を待っていたのは、自らが封印してきた「罪」の数々だった……。

マーベルユニバースの暗部を暴く問題作、ついに登場!

 

本書帯より引用

  

概要

  推理モノ風に物語が進む今作。殺されたウォッチャーの犯人を探すことがメインのストーリーなのですが、大問題は盗み出されたウォッチャーの眼球にあります。ウォッチャーの眼球……そこにはウォッチャーが観察し続けてきたありとあらゆる情報が詰まっています。それが盗み出され、爆弾として解き放たれた結果は計り知れないほど大きいのです。あるものは忽然と姿を消し、あるものは突然恨むべき相手を知ります。そんな絶望的な状況の中動き出す2つの勢力、一つはアベンジャーズ。もう一つは、それぞれでチームアップしていたようで、ある人物に導かれて集結したDr.ストレンジ、ガモーラ、アントマン(ラング)、ウィンターソルジャー、ブラックパンサーパニッシャーという面々です。ちなみに、今作ではビッグネームのヴィランは出てきません。出てくるヴィランは超マイナーキャラのオーブ、マイダス、エクスターミネイトリクスというキャラクター。あとは雑兵として、今作の事件の余波で感情を持ってしまったマインドレス・ワンです。正直、マインドレス・ワン以外初耳。

  

 

余波

さて、そんな今作はある2人のキャラクターに大きな影響を与えることになります。1人目はフューリー。サミュエルじゃない方、初代のフューリーは老化防止薬を失い、老いた姿で登場します。今作ではフューリーが裏で行い続けてきたことが明かされます。それは"侵略を試みる異星人を人知れず殺害し続けていたこと"。ちなみに、ストレンジらチーム2を裏で操っていたのも彼で、目的は後継者探しでした。最終的にフューリーは死亡し、彼の座はウィンターソルジャーが継ぐことに、ウィンターソルジャーの新シリーズが始まります。解説書にはフューリーをjrに移行させるためとありましたね。

  そしてもう1人、それはソーです。最終的に武装した老フューリーとアベンジャーズは望まぬ形で戦闘することになります。しかしウォッチャーを通してメンバーの秘密を持ったフューリーは強い。アイアンアーマーの強制上書きコードを唱えてアイアンマンを地上に送り返したりします。その中でフューリーがソーにした事、それはある秘密をソーに伝えるという事でした。それを聞いたソーはムジョルニアを持つ資格を失います。アンワーシーソーのスタートはここなのですね。

The Unworthy Thor (The Unworthy Thor (2016-2017)) (English Edition)

その後、残されたムジョルニアはジェーンが手にし、新生ソーが生まれるのですね。

 

ハズブロ マイティ・ソー マーベルレジェンド 6インチ アクションフィギュア グラディエーターハルクシリーズ レディ・ソー (ジェーン・フォスター) / THOR 2017 MARVEL LEGENDS 6inch GLADIATOR HULK SERIES【並行輸入品】映画 最新 2017 レジェンズ ML バトルロイヤル ラグナロク

 

  コミックスに描かれている重要な秘密と影響はこの二つですが、タイ・インには他の余波も数多く描かれています。シルクの存在(ピーターと同じ蜘蛛に噛まれていた少女)や、ソーの妹アンジェラの存在、インカージョンの際にイルミナティの作戦に反対したキャップの記憶を消したことなどですね。大型クロスオーバーとして舐めてかかれない余波が描かれていますね。

 

  かなり長いこと気になっていたオリジナル・シン、期待通りの面白さでした!

 

 

オリジナル・シン (MARVEL)

オリジナル・シン (MARVEL)

 

 

 

絶望と終焉

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー (字幕版)

アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」(原題 Avengers: Infinity War) 主演 ロバート・ダウニー・jr

 

【警告】この記事はネタバレ満載です。

 

 

あらすじ

  遂に最強の敵サノスが動き出した。全宇宙に散らばっている大いなる力を秘めた石「インフィニティ・ストーン」を集めるために。

 

  その動きはあまりにも早かった。戦闘の準備もままならぬままにサノスの部下ブラック・オーダーは襲来する。戦力差は圧倒的、タイムストーンを所持するDr.ストレンジは宇宙船に連れ去られ、アイアンマンとスパイダーマンも船に忍び込み地球を離れることになる。

  地球にはもう一つストーンがあった…ヴィジョンの額に光るマインド・ストーンだ。キャプテン・アメリカを始めとする地球に残ったヒーローはヴィジョンからストーンを取り出し破壊しようと試みる。

  着実にストーンを集めるサノスの前に、ヒーローは、ユニバースはどう向き合うのか……

 

 

 概要

  さて、ついに公開されました「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」。長い年月をかけて積み重ねてきたユニバース、最新作である今作はまさにそのユニバースを纏め上げた傑作となりました……ふう、さて、ここからはもっとネタバレを話します。見てない人は絶対進めないでください。見た方、共感しあいましょう。ほら、ちょっと待ってあげるから、見てない人は帰った帰った、え、「ソー:ラグナロク 」見てない?見てから行きなさい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 感想

オッケーかな?いいよね?

やっべぇよ。

  さて、もう本当に驚愕」としか言えなかった一本。「#ガチ全滅」なんて広告を打ってたものの「そんな訳ないでしょ」なんて思っていたのに見事に打ち砕かれました。

  今作では本当に、本当に数多くのキャラクターの転機が訪れました。ロキ、ヘイムダル、ガモラは死亡し、最終的にはサノスの指パッチンで本当に半分近くのキャラクターが消滅しました。唯一安堵できたのはビッグ3(キャップ、ソー、アイアンマン)は消滅しなかったことでしょうか。でもなぁガーディアンズとかもうロケットしか残ってないし。スパイダーマン、ストレンジ、フューリーなんかが消滅したのも悲しいですね。何がエゲツないってそこで映画終わらせるかね?モヤモヤが尋常じゃないよ!

  今作の素晴らしかったところ、それはもう本当に最初から最後までクライマックスだったところです。ここまでサノスを引っ張ったんだからもういいだろと言わんばかりの引っ張らなさ、なんてったって開幕で出てくるからね。ボロボロのソーと一緒に。開幕といえばタイトルから凄かったです。だっていつもの曲が無いんだよ!

 

 動画はあったんですけどね、音が無かったのです。はいもう不安。

  そしてその開幕でロキが死亡。もう唖然です。その後に続く戦いも全て苦戦。もう爽快感なんて皆無ですよ。

 

  しかしこの作品は決して暗く無いのです。何故ならアイツらがいるからね。そう、我らがガーディアンズ・オブ・ギャラクシー!何が凄いってコイツらの初登場シーン、登場する前からガーディアンズのターンが来たことが分かること。いやー流石っす。今作はガーディアンズとスパイディが雰囲気づくりに大いに貢献してくれてました。まあ、そのガーディアンズも崩壊してますけど…。特に笑いが漏れたのはドラッグスの新技ですね。なんとスロー過ぎて透明になれるみたいですよ。みんな見えてるけど。というかこんな中でもしっかりガーディアンズ色を作れるのが凄いですよね。

 

コミックスファンももちろん楽しめる

  また、今作はコミックスネタもふんだんに使われており、そういった意味でも楽しめるようになっていました。アイアンマンの万能すぎるナノメタルアーマー、アイアンスパイダーの触手はイメージ通りでした。ストームブレイカーも嬉しいですね、まさかの柄ですけど。特にアイアンスパイダーは…というかスパイダーマンは活躍の場面が非常に多く、ストレンジとのコラボ技「魔法キック」など見所はたくさんでした。

  一方気になったのはずっと引っ張ってたスタークとスティーブの関係…まったく良くなりませんでしたね…というか出会いすらしなかった。スタークは宇宙、スティーブは地球と完全に線引きされていました。まぁ次作では嫌でも協力しないとならないのでまたのお楽しみということなのでしょうがちょっとガッカリでしたね。というかキャップ、次は髭剃ってね。あ、キャップといえばひっさびさにレッドスカル出てきましたね。なんというファンサービス。

  また、微妙に使いづらいのかバッキー、ヤンググルート辺りはあまり活躍の場面がありませんでした。グルートは柄でしかなかった…ガモラ、ソー、ストレンジあたりの比重が大きかったですね。

 

 

まとめ

とまぁ書いても書いても終わる気がしないほど興奮に次ぐ興奮、休む間も無い怒涛のクライマックス映画だった今作。元々2部構成だった事もあり思いっきり未完なエンドでした。しかしエンディングのモヤモヤはやがて次作へのワクワクに変わるから不思議なものです。それは未完でありながら、中途半端なわけではなくて、しっかりと作られた未完だからなのでしょう。しかしこれは周りのドラマ勢も大変ですね、いつまで映画より遅らせるのか不明ですがいつかはインフィニティウォーの余波を描かなければいけないのでは無いでしょうか。どちらにせよ、これからのMCUが気になって気になって仕方がない一作でした。

 

 

あ、ラストのアレ、分からない方もいるかもしれないですね、あれは今度やる映画キャプテン・マーベルの伏線です。キャプテン・マーベルの胸のマークがあれなんですよ。

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                        「Marvel Unlimitedより引用」