新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

高校生活という青春の1ページ

理想的ではないけど、美しい

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Netflixで視聴。「ウォールフラワー 」(原題:the perks of being a wallflower) 主演 ローガン・ラーマン

 

あらすじ

ネタバレしてます!

作家志望で精神的な病を抱えるチャーリーはイケてない高校一年生、同じ学校に通う姉は相手にしてくれず、また唯一の親友も高校入学前に自殺しており孤独な毎日を送っています。話し相手は空想の文通相手の"トモダチ"だけ。

ある日、アメフトの試合観戦に来たチャーリーは最上級生でゲイのパトリック(エズラ・ミラー)とその義妹サム(エマ・ワトソン)に出合います。サムに一目惚れしたチャーリーは、サムやパトリックに友人として近づき、親交を深めていきます。サムとパトリックをきっかけにチャーリーは2人の仲間であるメアリー・エリザベス(メイ・ホイットマン)やアリス(エリン・ウィルヘルミ)と出会い、そのグループに入ります。

今までになく充実した生活を送るチャーリー、親友だけでなくメアリー・エリザベスという恋人にも恵まれました。しかし本心ではサムを愛していたチャーリー、ちょっとしたことからメアリー・エリザベスを傷つけてしまい、グループに居られなくなってしまいます。

再び孤独な生活に戻ってしまったチャーリーはおさまってた幻覚症状も再発してしまいます。チャーリーが抱え続けていた幻覚症状とは叔母の死のフラッシュバック。チャーリーは自分のせいで叔母が死んでしまったと思っており、トラウマを抱えていました。

孤独でいることに耐えきれなくなりそうになったある日、パトリックの彼氏が親に男性と付き合っていたことがバレてしまい、そのことがキッカケでパトリックは彼氏とその仲間に襲われてしまいます。それに割って入ったのはチャーリー、彼の勇気ある行動により仲間から許してもらい、再びグループに戻ることができます。

しかしグループの仲間達は卒業する身、サムも無事志望校に受かり、皆チャーリーの元を離れて行きます。サムやパトリックと別れた日、チャーリーは再び幻覚症状により気絶してしまいます。気絶の原因は叔母の死のフラッシュバックですが、実は叔母は幼いチャーリーに性的虐待を行っていたことが判明し、そのためチャーリーは叔母の死を願っていたことが分かります。その最中の叔母の交通事故による死去であったため、チャーリーには深いトラウマになっていたの

カウンセリングを経て、退院したチャーリーを迎えたのは帰ってきていたサムとパトリックでした。チャーリーは未来は褪せると分かりつつも、今という時間に充実し、青春を噛み締めるのでした。

 

 

「青春」という言葉を聞くと非常に甘酸っぱいイメージがありますよね。ジブリ映画の「耳をすませば」や細田守さんの「時をかける少女」などはど直球の「青春」を描いており、アニメ作品でありながら世の中の中高生から大人までをキュンキュンさせてくれました。

この映画も「青春時代」をテーマに恋愛や友情というものを描いています。しかしながら青春の書き方は、前述した映画とは大きくことなっており、「恋愛を知り始める年齢の切なさ」といったものではなく、「自らの環境の変化」や「社会に飛び込む若者の姿」を描いています。居場所のない若者が自分の身を安心して置いておける場所を求めてもがく姿が非常に美しく儚げに描かれているのです。

なのでみんながみんな「あーこんな高校生活を送りたかったな!」といった感情になるわけではなく、ある人にとっては自身の青春時代や当時の友人に思いを馳せる作品であり、ある人にとっては羨望の的になり得る作品でもあるように思えました。

 

ちなみに僕は、幸いなことに高校時代は素晴らしい思い出となっておりました。しかし、この映画を通して「もっと深い関係になれたら良かったなぁ」と思いました。

 

そして散々青春語ってきてなんですけどエマ・ワトソンが可愛くて凄く素敵です!そこも注目ですよ!笑