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新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

一味違うエイリアンムービー

映画レビュー Netflix

数日前友人が「エクリプス・フェイズ」なるTRPGを購入したとかでその話で盛り上がっているとき、「チャッピー」という映画の話も出てきました。

 「チャッピー」はリアルタイムで見たことのある映画だったのですが、映画をみた当時、同監督の「第9地区」っぽくて良かったという話を聞き「へぇーそうなんだ、第9地区も見てみたいなあ!」と思ったままでした。

 「エクリプス・フェイズ」を通して「第9地区」を見てないままだったことを思い出したのでNetflixで検索、するとありました「第9地区」!

 

ということで本日はSF映画「第9地区」の感想です。

 

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第9地区」(原題 District 9) 主演 シャールト・コプリー

 

あらすじ

  ある日、南アフリカヨハネスブルグ上空に巨大な宇宙戦艦のマザーシップが出現します。しかし中から特に何も出てこないため地球の部隊はマザーシップに潜入。中で見たものは息も絶え絶えのエイリアンの姿でした。

  そんなエイリアンの姿を見た人類は彼らの救援を決定。マザーシップの真下に居住区「第9地区」を作ります。

  それから20年、エイリアンたちの住む「第9地区」はスラム化、エイリアン達の無秩序な行動やナイジェリア人のギャングの介入からヨハネスブルグ市民の怒りはたまり、ついに反乱が起きてしまいます。

  そこで超国家組織MNUがエイリアンの立ち退き、移住計画を開始します。

   現場責任者に選ばれたのらヴィカス(シャールト・コプリー)という男。彼はエイリアンの好みである猫缶などを駆使してエイリアン達にどんどん立ち退き承諾サインを集めます。

   そんな中で、ヴィカスが作業中にエイリアンから押収した銀の筒を見ていると中から黒い液体が噴出。それを浴びてしまいます。

   黒い液体を浴びて以来体調の優れないヴィカス。自宅へ帰った時ついに倒れてしまいます。

  目が覚めるとヴィカスは病室にいました。左腕には違和感。左腕をみると…ヴィカスの腕はエイリアン化していました。衝撃を受けるヴィカス。さらにそのままMNUの職員に連行されてしまいます。MNUの地下でヴィカスを待っていたのは数々の実験でした。エイリアンのDNAにのみ反応する彼らの武器をヴィカスが撃てるのかどうかなどを試されます。

  命からがら逃げ出すヴィカス。友人や愛する妻に電話するものの、MNUに手を回され信頼を失ってしまっております。それでも逃げ続けているうちにヴィカスはクリストファーというエイリアンに出会います。クリストファーは黒い液体の持ち主だったエイリアン。彼曰くあの液体があればエイリアン達は母艦に帰ることができ、母艦であればクリストファーを治せるというもの。そこでヴィカスはクリストファーと手を組みMNUの実験室から黒い液体を取り戻すことを決意します。

  はたしてクリストファーは人間の姿に戻れるのでしょうか!

 

 

「チャッピー」と同様(正しくは「チャッピー」が「第9地区」と同様)王道から一歩外れたストーリー展開を見せてくれた今作。

「チャッピー」では人工知能を持ち、人格を手にしたロボットという「ターミネーター」や「トランセンデンス」などでも扱われたテーマでありながら「ロボットの反乱」を描かず、むしろ生まれたての子どものようなロボットの姿を描きました。

  そして「第9地区」ではエイリアンの侵略でも友情でもなく難民として受け入れるという独特さ。それもエイリアンが現れた時でもエイリアンが日常化した時でもないエイリアンが現れてから10年後という非常に描くのが難しいであろうタイミングの物語。

  正直発想力や想像力が高みにありすぎて頭の中どーなってんだと言いたくなるような世界観です。でもそれでも視聴者の理解を超えておいてけぼりにしたりせずしっかり理解させてくれる上、映画の世界にのめり込ませてくれます。

作品の視点がハンディカメラっぽかったり監視カメラの視点だったりしていることも僕らを映画の世界に引きずりこむのを手伝ってくれてます。自分たちもエイリアンが難民として存在する世界にいて、他の市民同様に世界の動向を見ているように錯覚させてくれるのです。

 

グロいシーンも多いですが、大丈夫な方は是非見るべき作品です!