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新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

死と恐怖の待つ1408号室へようこそ

Netflix 映画レビュー

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「1408号室」(原題 1408) 主演 ジョン・キューザック

 

「グリーン・マイル」や「ショーシャンクの空に」の原作者として知られるスティーヴン・キングの短編小説を原作としたこの作品。

  心霊スポットを巡り評価する本を書く作家マイク・エンズリンが訪れた邪悪に満ちた部屋「ドルフィン・ホテルの1408号室」を舞台に起きる数々の恐怖体験を描いたこの映画。DVD版ではバッド・エンディングも収録されているようですが、Netflixでの視聴ですのでノーマルエンディングです。

 

  この映画の見どころはズバリ主人公の弱さと1408号室に潜む存在。始め主人公マイクは1408の存在を全く信じず、売れないホテルの苦肉の索と鼻で笑います。これまで色々な心霊スポットを巡ってきている彼にとってはどうせ大したことないと高をくくっているんです。しかしいざ1408号室へ入ると割と早々に敗北宣言

  いや、まぁ普通に考えたらそうなんでしょうけど映画の主人公としては超ダサいです笑  そして当然敗北宣言したからって許されるわけではないのでそのまま1408号室の恐怖体験に巻き込まれてゆくわけです。でも個人的にマイクが弱いというのは非常に評価が高いです。ヘタに色々なスキルを持っていて頭のキレる奴だと面白くないですからね。無力な人間が圧倒的上位の存在に挑むというのがイイのです。

 

  そして1408号室に潜む存在。これは劇中でサミュエル・L・ジャクソン演じるドルフィン・ホテルの支配人が言っているのですが、1408号室に存在しているのは幽霊や超常現象などではないのです。そこにいるのは邪悪。いいですねー、この表現。純粋な邪悪が潜んでるっていうのはヘタに幽霊や超常現象よりよっぽど怖いです。

  そしてその言葉のとおり1408号室に潜む邪悪は怨念や願いがあるわけではなく、ただただ来訪者に恐怖とトラウマと、そして死を届けるのです。そのため、1408号室の邪悪からマイクへのコンタクトはほとんどありません。もちろん、マイクから1408号室の邪悪へ物事を伝えることもほとんどできません。1408号室に囚われた者が待つのはただひたすらに苦しむか、もしくはチェックアウト=死を選ぶかなのです。そして邪悪に姿が無い(過去の死者の亡霊などは出ますが)というのも素晴らしいです。

 

  正直、途中ホラーではなくパニックムービーのようになっていき、前半の不気味さがどんどん薄れてゆくのですが、最後のオチにはやっぱり前半のようななんとも言えない不気味さが漂いますのでご安心ください!最後は是非見ものの言葉で言い表せないようなエンディングが待ってますので是非、見てみてください!