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新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

哀しみの物語…あなたも絶対騙される!!

映画レビュー 邦画 Netflix

  最近職場の同僚とイニシエーション・ラブ(書籍)の話になりました。僕は読んだことがあるのでオススメしていたんですよ。同僚の方はすぐに購入してくれて、現在伏線はどこかと目を光らせながら読んでます。そんな姿を見ているとどんでん返し系の物語に没頭しているのが非常に羨ましかったので、Netflixでどんでん返し系を探しました!

  そこで見たのがコチラ!

 

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アヒルと鴨のコインロッカー」主演 瑛太 濱田岳

 

  前回から意外と時間を開けなかった邦画、しかも不思議なことに連続で瑛太主演の映画です。伊坂幸太郎の小説を実写化した今作。実は僕、1年ほど前に伊坂幸太郎の本ブームがチラッと来たので何冊か読んでおり、その時から「アヒルと鴨のコインロッカー」がすごく読みたかったのです。しかしこの本、全然本屋さんで見つけられず結局読まずじまいでした。なので全くの予備知識なしでの視聴でした。

  

   「メメント」「ユージュアル・サスペクツ」「ファイト・クラブ」などどんでん返し系作品の魅力はなんと言っても視聴者が騙されること。真実が明かされた時の驚きとドキドキが病みつきになります。僕もそういったどんでん返し系作品は映画に限らず、ゲーム、書籍と大好物です。

 

   さて、内容ですが、大学に入りたての「椎名」が引越し先の隣人「川崎」から「広辞苑を本屋で強盗しよう」と誘われるところから始まり、椎名が川崎・琴美・ブータン人のドルジの間で巡る物語に巻き込まれてゆくというストーリーです。上記の通り「アヒルと鴨のコインロッカー」はどんでん返しを求めて観た映画ですので、騙されたいという気持ち反面、絶対見切ってやるという気持ちを込めてあらゆるシーンを怪しみながら見ました。しかし結果は惨敗。見事に騙されました。いやーやられました!その分めちゃくちゃ楽しめましたよ!

 

  そしてこの映画が良かったのは騙されてから。どんでん返し系の映画にとって明かされる真実というのは物語の根幹であり一番の見せ場であります。そして大半が物語終盤に明かされ、観客はその衝撃に興奮して帰ります。しかしこの映画はそうではないのです!まずそもそもどんでん返し的真実が明かされるのはめちゃくちゃ中盤。違う意味でびっくりしました。しかしその真実が明かされたことで哀しみに溢れた切ない物語が蓋を開けます。その物語がまた涙を誘うんです。衝撃の真実のおまけじゃないんです。この映画を見た後に画像の「神さま、この話だけは 見ないでほしい。」という一文を見るとまたこれが切ないのです。

 

  どんでん返しの驚き、そしてその中に隠された悲劇と哀しい物語。原作も読みたくなります!必見です!