新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

純粋に「好き」を第一に

オシャレで美味しいコメディへようこそ!

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 「シェフ! 〜三ツ星レストランの舞台裏へようこそ〜」(原題 Comme un chef) 主演 ミカエル・ユーン ジャン・レノ

 

  フランス映画だけあって上品でオシャレなコメディ映画です。しかし、上品でおしゃれだからといってお高くとまっているわけではありませんのでしっかりコメディですしちゃーんと笑えますのでご安心ください。

  

   料理へのこだわりが強すぎて周りに馴染めない料理の天才ジャッキーと、ジャッキーが憧れる男ではあるもののスランプ気味の料理の頂点アレクサンドルが作り出す味と愛の映画である本作。笑いだけではなく、タイトルの通り三ツ星レストランの厳しさが描かれ、さらにはジャッキーの気持ちのいいサクセスストーリーでもあります。

 

  この映画の見どころはなんといっても「好き」という感情。この映画には2つの意味の「好き」があります。

  1つは人への愛を表す「好き」。ジャッキーは同棲相手のベアトリスにアレクサンドルは娘アマンディーヌを愛していますが、それぞれがそれぞれの理由で愛の表現を間違えてしまい、その結果、相手を悲しませてしまいます。2人に共通するのは優先度、他の映画でも描かれますが、人は得てして自分を好いてくれている人に対して優先度を下げてしまうものです。相手の愛にしっかり答えること、気持ちに正直になることが大切ですね。

   2つ目の「好き」は自分の好きなことへ向ける「好き」。「好きこそ物の上手なれ」という言葉がありますが、ジャッキーとアレクサンドルはまさにその言葉の体現者です。特にジャッキーの料理へ対する思いは尋常じゃありません。ワインと料理の組み合わせを間違えた客と揉めるのはもう普通。憧れの人で自分を雇ってくれたボスであるアレクサンドルとだって堂々と立ち向かい、口論します。一方でアレクサンドルはミシュランの星を維持することに頭が入ってしまい、料理への「好き」という気持ちを忘れてしまっています。

 

  もちろん、この映画はコメディ映画ですので、上記だけでなく笑いを誘うシーンもたくさんあります。特に登場する三馬鹿的ポジションの3人組はいいキャラしていますし、ジャッキーとアレクサンドルが日本人にコスプレするシーンも分かっててあれなのでしょうね、海外ならではの笑いです。

 

   フランスのコメディアンミカエル・ユーンと僕らのドラえ…ジャン・レノが送る美味しいコメディ!ご賞味ください!