新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

明るさで乗り切る2度目のラブロマンス

 

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「インローフリー・ユアーズ」(原題 In-Lawfully Yours) 主演 チェルシー・クリスプ ジョー・ウィリアムソン

 

  邦題は恐らく存在しないため、Netflixで視聴時に出てきた字幕の通りに、そのまま読みです。

  

   離婚したばかりのニューヨーカージェシーは離婚相手チャズの母である義母のナオミの旦那の葬式に参列。ナオミはチャズと同棲するため荷造りを始めるが見兼ねたジェシーはそれを手伝いに地方の町にとどまることに。そこで彼女が恋した牧師ベンは実は亡くなったナオミの娘サラの元旦那でジェシーからすれば義弟だったというなんともややこしい関係の恋愛映画。要はナオミの荷造り中に起きた牧師ベンとジェシーの恋愛映画です。

 

  この映画の特徴は舞台の町の人にやたらイヤな人が多いこと笑  チャズに「彼女を町に馴染ませるな」と言われただけのカフェのオーナーダフニーはジェシーのコーヒーに未開封のフレッシュや砂糖を入れたり、マグカップにピクルスを漬けた液を入れたり、タバスコを入れたりするという陰湿っぷり。また協会の委員会の一員である老人ドリスはジェシーが気に入らず、映画デート中の2人に懐中電灯を当てるという嫌がらせという周りにも迷惑な行動。 そしてメインストーリーに大きく関わるためはっきりとは言えませんがチャズもかなり嫌なやつです。

  しかしこの映画を観て、暗くサイテーな気分にならないのはジェシーの明るさにあります。ジェシーはそれでもダフニーの店に通い、ドリスとも普通に接します。質問が多く協会の説教を中断しまくるジェシーにドリスが「いい場所がある」と協会の子どもの託児所を紹介しても嫌な顔1つせず託児所へ行くどころか面倒見の良さを存分に発揮します。しかし、次第に協会への来場者は増えていくもののそれでもドリスやダフニーのジェシーに対する思いはなかなか変わりません。

 

  上記の通りベンに出会えたこと以外は非常に厳しいシチュエーションの中にいるジェシーですが、そんな中に頑張っているからこそ彼女に対しての思い入れも深くなり、応援したい気持ちに溢れます。作中におけるジェシーの最後の説教の中断からエンディングまでの流れは微笑ましく、美しいです。以前にもどこかの記事で話しましたが、見ていて思わず微笑みが漏れるような魅力に溢れています。ストーリーのほとんどのシーンでジェシー以外の人の笑顔が少ないことから最後の笑顔にも胸がいっぱいになります。その時の爽快感、是非味わってみてください!