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新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

ソー Vol.3 -別離- 感想

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  マーベル・マスト・リードで発売されていたソー単独誌邦訳シリーズ最終巻である第3弾「別離」です。

  邦訳シリーズで今一番本数が出ているニュー・アベンジャーズシリーズ、マーベル・ユニバースのキャラクター達は「ニューアベンジャーズ:ブレイクアウト」から始まりM-Day、シビル・ウォーやシークレット・インベージョン、シージ等の事件を乗り越え、そしてAvX終結をきっかけにマーベル・ナウ!の開始という数々の苦難に対面してきました。しかし、実はニューアベンジャーズ開始時にソーは「ラグナロク」の影響により死亡していました。

  ニューアベンジャーズをそのまま読んでいると、ソーはいつの間にかサラッと復活を果たしているのですが、マーベル・マスト・リードで発売されたソーの「帰還」「邂逅」「別離」ではソーの復活からアスガルドの復興などがしっかりと描かれています。ちなみに「帰還」ではアスガルドの復興と散り散りになったアスガルド人の魂集め、「邂逅」では女性に転生したロキの企みによって祖父ボルに手を出してしまったソーがアスガルドを追い出されるまでが描かれていました。

 

  そして、今作「別離」はソーはボルとの戦闘で破壊されたムジョルニアの再生、アスガルドの民はソーに寄り添う三銃士を除いてDr.ドゥームの統治するラトベリアへ移住することになります。この物語でソーは再び「足の不自由な」ドナルド・ブレイクと運命を共にすることになります。しかし、別離で真の主人公はソーではありません。真の主人公、それはアスガルドが位置するオクラホマ州の町の青年ビル。

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  スーパーパワーもなにもないこの青年ビルは相思相愛の仲であるアスガルドの女神ゲルダと運命を共にするためラトベリアへ移住し、そして最後まで正義を貫きます。インヒューマンでもなく、アスガルドの民でもなく、宇宙人でもない一般人ビルが正義を貫くその姿には非常にシビれます!

 

  そして後半は別のビルが登場。日本語邦訳版にはソー:シークレット・インベージョンが特別収録されているのですが、そこで活躍するのはベータ・レイ・ビル

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知らない人も数多くいるのかもしれませんが異星人のベータ・レイ・ビルはソーに匹敵する高潔な精神でムジョルニアを持ち上げる事が出来るヒーローです。画像ではムジョルニアを持っていますが、普段はオーディンに与えられたムジョルニアと同等のパワーを持つ槌ストーム・ブレイカーを持って戦います。

 

  ソーは「汝は〜」とか「我が君」とかややこしい言い回しが多く微妙に読みづらいっ!と思ってしまいがちなのですが、ソーの強さが圧倒的なので「ヒーローは遅れてくる」的な見せ場がありますし戦いの規模も激しく目に楽しいです!ベータ・レイ・ビルが活躍しているストーリーが読めたのもかなり嬉しかったです!