新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

クリスマスにみよう! その3

f:id:shoindy:20161205183240j:image

 

ポーラー・エクスプレス」(原題 The Polar Express) 主演 トム・ハンクス(声・モーションキャプチャー)

 

  クリスマス・イブの夜家の前に突然現れた汽車「ポーラー・エクスプレス」男の子はそれに乗って子どもたちとともに北極を目指します。道中には様々な冒険と大切なことが待っていました。

 

  キャラクターのキャラクター感が全然なく皆がやたらリアルな本作。主人公に名前が無く、「HERO BOY」という表記であることも相待って「誰もがこの物語の主人公となりえる」というのが伝わってきます。そうはいっても、男の子に共感できないかもしれないじゃないか!と思う方もいるでしょう。ご安心ください、男の子の境遇はただ1つ、誰しもが通った道、誰しもが通る道なのです。それは「サンタクロースの存在を疑い始めること」完全に疑っているのでは無く、「あれ、もしかしたら、サンタさんっていないのかも知れない…」そう思い始める時期なのです。そんな時期に訪れる奇跡は、男の子に、僕たちに「信じる心」の大切さを教えてくれます。

  この映画は「信じる心」というのが本当に大切ということを教えてくれます。これ、「サンタを信じる心」じゃなくて、「信じる心」であるというところが非常に重要だと思うんです。というのも、この作品を見ていて、生きていくなかで「疑う」ことで避けられる危険や不幸はあっても、得られる幸せってほとんど無いなぁと感じたのです。一方で「信じる」というのはそれだけで数々の幸せを生みます。自分がサンタさんを信じて疑わなかった頃を思い出してください。サンタさんに手紙を書いて、牛乳とかお菓子を用意しちゃったりして…その時間って、他では決して得られないワクワク感とか、ふわふわした気持ちに包まれていましたよね。

  それに信じる心って他の人にも幸せを分け与えると思うんです。前回紹介した「エアポート・アドベンチャー クリスマス大作戦」の終盤で、サンタを扮したポーターが、大人の乗客の名前を呼んだ時、呼ばれた男性はポーターをサンタとして接し、プレゼントに喜んでいる姿を見せてくれました。みんな分かってるじゃないですか、サンタが空港の職員の誰かってことくらい、でもそういうことじゃないですよね、そんなところ疑ったって誰も喜ばないですよね。

  子どもはサンタがいないかも知れないと疑い始めた時、その事に気を落として、他のあらゆるものを信じることをやめてしまうかも知れません。でもそこで大人がそれを認めてしまったらこの先ワクワクすることが減るのは明らかです。そんなとき、信じることの大切さを教えられたら世の中はどんなに素晴らしくなるだろうと、そう思うのです。

  

  家族で見られて、とても素敵で、みんなが何かを得られるそんな映画でした。