新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

クリスマスにみよう!その5

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「レア・エクスポーツ〜囚われのサンタクロース〜」(原題 Rare Exports) 主演 オンニ・トンミラ

 

  クリスマス作品の中でも異彩を放っている本作、ファンタジーでもヒューマンでもラブロマンスでもなくサスペンス映画です。製作したのはサンタの本場フィンランドで、物語の舞台もサンタが住んでいると信じられているフィンランドのコルヴァントゥントゥリ山近くの村であるため、サンタに限りなく近い作品でありながらクリスマス映画のセオリーに限りなく遠い作品です。ちなみにこのコルヴァントゥントゥリ山の300kmほど南にはサンタクロース村というアミューズメントパークがありますよ。

 

  主人公は少年ピエタリ、サンタの伝承などを読んでサンタに恐怖しています。まぁピエタリが読んだ伝承の絵がこんなんなので

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 そりゃ怖いわという話です。ある年、コルヴァントゥントゥリ山で発掘作業をする一団が現れます。その年は同時に不可解なことが多発、大量のトナカイが殺害されたり、街から子どもがいなくなったりします。さらにピエタリの家の罠に老人が引っかかります。ピエタリはその老人をサンタクロースと確信、大人達とピエタリは、発掘隊にサンタを売りつけようとするという物語です。

 

  もうファンタジーもなにもあったものじゃないこの作品ですが、正直結構面白かったです。最初はおどおどしてビビっているピエタリがいつの間にか頼りになるかっこいい男の子になっているのも見ていて面白いですし、物事の最後、問題だけを解決して終わりなのではなく、その後の展開が描かれているのも嬉しいです。そこでレア・エクスポーツのタイトルに意味が出てくるのもニクいですね。

 

  そしてもう1つ、こちらはセオリー通りになっているのですが、流石は北欧映画、自国の文化をさらっと取り入れています。1番映るのはユールカレンダーですかね。

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  12月1日から24日まで、カウントダウンのように毎日穴を開けてゆくカレンダーで、中にはお菓子などの小さなプレゼントが入っているのですが、この映画でもちょいちょい登場します。ピエタリはサンタを恐れているため、24日を塞いでいるという描写としての登場ですね。

 

一味違ったクリスマス映画でしたが、オチの気持ち良さも含め面白かったです!!