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新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

SFの金字塔、復活のその前に!

映画レビュー 名作

実家に帰っていました。実家に帰ると父親から一本のDVDを渡されました。そのDVDとはブレードランナー。ということで本日はブレードランナーの感想です。

 

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ブレードランナー」(原題 Blade Runner) 主演 ハリソン・フォード

 

つい先日続編である「ブレードランナー2049」の1stトレイラーが公開されたので非常にタイムリーな作品「ブレードランナー

 

原作はフィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」という作品。アンドロイドは〜のタイトルは日本でもかなり有名で僕も聞いたことのあるタイトルでしたが、「ブレードランナー」の原作だと知ったのはつい最近でした。また、フィリップ・K・ディックアーノルド・シュワルツェネッガー主演の「トータル・リコール」やトム・クルーズ主演の「マイノリティ・リポート」などの原作者でもあり、どの作品にも現実離れしすぎていないリアルなSFの世界観が形作られています。

  ちなみに僕は一度見たはずですがほっとんど覚えてなかったです。

 

  さて、ブレードランナーですが、舞台は2019年(もう目の前!)のサンフランシスコ。日本文化が広く浸透した、暗く雑多で未来感溢れる世界です。この世界にはレプリカントと呼ばれる人造人間が存在しています。レプリカント達は普段奴隷として他惑星で働いています。しかしある時レプリカントの中でも最新型で人間を凌駕する能力を持ち、なおかつ感情も持ち合わせた「ネクサス6型」と呼ばれるレプリカントが脱走します。主人公デッカードは脱走したレプリカントを処刑する組織ブレードランナーの元メンバーだったことからレプリカント男女4人の処刑を依頼されるのです。

 

  「脱走した人造人間を処刑する物語」こう書いてしまうと恐ろしくシンプルなストーリーに見える本作ですが、シンプルなんてとんでもない。こだわりにこだわったでたろう奥深い設定の数々がストーリーをより複雑に、味わい深いものにするのです。まず1番大きいのはレプリカントが脱走した理由でしょうか。レプリカントが脱走した理由、それは自分たちの寿命を知るため。レプリカントは人造人間であるものの、数年たつと感情が芽生えるようです。なので人間はレプリカントの寿命を4年に設定しました。レプリカント達はそれを知らないため、設計者に寿命を教えてもらい、寿命を延ばしてもらうために脱走したのです。

どうですか?もうこの時点で悪はどこにあるのか全く分からなくなります。なんなら人間の方が悪に見えます。さらにデッカードはそんな哀しい運命と共に生きるレプリカントと恋に落ちます。幸せが続くことが決してない相手との恋です。癌などの病のように奇跡が起きることはありません。残酷なまでに定められた運命です。

  そして次に世界観がスゴい。上記にも書いた日本文化が混在した未来世界は、理想の未来ではないものの一目で未来とわかり、それでいて今の時代からどうやって発展したことを想定して作られたのかがしっかり考えられていることが伝わります。

  もっと暗〜くて観るもしんどい印象があったのですが、そんなことはなくとても楽しめました!!