新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

はぐれ者同士だから、生まれる絆がある

 

 本日1月7日は七草粥を食べる日。江戸時代から始まったとされる七草粥の文化は、春の七草が早春に芽吹くことから邪気を払うと信じられ、無病息災を祈って食べられてきました。また、年末年始の豪華で濃い味の食べ物で疲れた胃を整える効果もあります。

 しかし、年末年始に疲れるのは胃だけではありません。度重なるイベントの数々に休み明けの仕事の数々。心だって疲れていきます。ということで、本日は七草粥のようにほっこり温まるヨーロッパのアニメーション作品です。

 

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「くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ」(原題 Ernest et Célestine) 主演 フォレスト・ウィテカー(声での出演)

 

  ちょっと乱暴なクマアーネストとネズミの少女セレスティーヌ、2人はちょっとしたきっかけで出会い、共に過ごすようになります。クマとネズミが対立するこの世界で、2人の絆はネズミの世界を、クマの世界をどう変えていくのでしょうか?

 

  原作はベルギー生まれの絵本作家ガブリエル・バンサンの「アーネストとセレスティーヌ」という絵本作品です。誕生以来35年以上愛されるこの作品の暖かな水彩画の雰囲気をそのまま映画かしたのがこの作品です。

 

  とにかく雰囲気が良い

この映画の一番の魅力は絵本から飛び出したといっても過言ではないその作風。キャラクター、街並み、背景…どれを取っても魅力的で、キラキラ輝いて、暖かいです。特に街並みはとても見応えたっぷりです。地上のクマの世界はまさに人間の世界のような造りの街並みである一方、地下のネズミの世界はファンタジックなヨーロッパ風の街並みとなっております。さらに町の奥ではモブのキャラクターが動き回り、息づいているため、街に活気があります。それにアーネストとセレスティーヌが可愛くてしょうがない!ちょっと乱暴なアーネストもちょっとオマセで口達者なセレスティーヌも映画が進むにつれどんどん好きになっていきます。

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物語もしっかりしているため、ただ雰囲気を味わうだけの映画ではないのも良いです。ゆったり見ることが出来ながらも退屈にはならない素晴らしいバランスを保っています。

 

  正直、原作の絵本に興味を持ってしまうほど、予想以上に良い作品だった「くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ」1時間20分程度の短めの作品ながら、優しさや愛に満ち溢れたス素晴らしい作品でした!