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新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

逃げた先は世界の果てだった

Netflix Netflixオリジナル 映画レビュー

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「二人のトマ、旅に出る」(原題 Le Voyage Au Groenland) 主演 トマ・ブランシャール トマ・シメカ

 

  売れない俳優を続ける二人のトマはある日パリを離れ旅に出ます。行き先は片方のトマの父親が住む小さな町クロルスアック、グリーンランドな町です。二人のトマはグリーンランドでの慣れない生活に刺激を受けながらも町の人々と絆を築いてゆきます。

 

  ドキュメンタリーと映画の間のような今作。そのため、登場人物の人となりや過去よりもクロルスアックの生活に重点が置かれて描かれています。二人のトマもキャラクター名ではなく俳優のトマ・ブランシャールとトマ・シメカの事だと思うのですが、フルネームを名乗るシーンは一切ないため定かではありません、エンドロールのキャスト名はどちらも「Thomas」でした。そして2人の見た目も似ているためどっちがどっちのトマかもわからんくなってきます。トマ(青)トマ(緑)という判断基準。

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しかし一方でグリーンランドの生活は非常に丁寧に描かれています。

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こんな町 

 

歓迎会で出されるアシカの肝臓やお酒の無い文化(争いの原因となり得るため廃止された)、白夜で寝られずに苦しんだりアシカ狩りを体験したり…なんかイッテQを見ている感じです。

  また、作品自体はフランスの作品であるものの、北欧作品によく見られる静けさがあり、自然の音以外をほとんど廃止しているため、僕たちもその世界の一部となった錯覚に陥ります。そして個人的にめちゃくちゃ羨ましかったのがジョギングシーン。作中度々映し出されるトマとトマのジョギングシーンが凄いんです。というのも2人が走っているのが何にも無い大雪原!見渡す限りの白・白・白!その決して体験できない環境でのジョギングシーンは、普段ジョギングをしている身としては是非やってみたいです。ちなみに、クロルスアックにはジョギングの文化が無いらしく、トマの姿を見た町民は「あいつらはなんであんなに急いでいるんだ?」と言われていました笑

  Netflixオリジナルで描く大自然の神秘。見るだけでも心がスッキリしますよ!