新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

ウォークライム:シビル・ウォー 感想

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  今月のシビル・ウォーシリーズは「ウォークライム:シビル・ウォー」です。シリーズ邦訳版が刊行される毎に薄々感じ始めていた「これ、もうシビル・ウォーとの関連性薄くね?」感が最高潮に達した作品でもあります。

  というのも今作の構成は「アンダーワールド」という作品5話と「ウォークライム:シビル・ウォー」1話で成り立っており、「アンダーワールド」は一切シビル・ウォーと関わっていないのです。そして全154ページ中117ページまでがアンダーワールドという事態!もうシビル・ウォー感はほとんど感じないのです!ついでにヒーローもほとんど出ないのでいつものアメコミ感もうっすいです。

  

  さて、本編の感想ですがアンダーワールド。この作品では今作で初登場の男ジャッキー・ディオという男が主人公です。

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  画像で思いっきり名乗っているのでお分かりかと思いますがタイトルの「アンダーワールド」こそがジャッキー・ディオ。今作で描かれるのはジャッキーがアンダーワールドになるまでのストーリーです。

  ジャッキーは10年間ヴォルトという刑務所にいた男。彼が出所すると世界は一変していました。でっかいケータイを担いで連絡を取り合い腕っぷしひとつで乗り切れた時代からは大きくかけ離れ、レーザーディスクが消えDVDが流行り、マフィアは筋力強化に鋼鉄の皮膚など生身では立ち向かえない存在になっていました。そんなジャッキーがどのようにして悪の世界…裏社会「アンダーワールド」に返り咲くのかを描きます。

  今作で登場するヒーローは10年前のデビューしたてスパイダーマンと裏社会といえばのヒーローパニッシャーの2人だけ。あとはひたすら抗争に次ぐ抗争が描かれるのです。しかしそれが面白い。ヒーローが関与しない暗い世界…力と権力がモノを言う世界を見事に描いています。

 

  そしてウォークライム。アンダーワールドと繋げているだけありシビル・ウォー中のマフィアにスポットが当てられますし、アンダーワールド(ジャッキー)も出ます。しかしメインはマーベルユニバースにおけるマフィア界の重鎮…キングピンの暗躍が描かれます。

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 デアデビルの代表的なヴィランでもあるキングピンはNetflixデアデビル」でもシーズン1から登場し、デアデビルだけでなく数々のクライムファイターの前に立ちはだかってきたキングピンが刑務所の中でどのような行動を取ってきたのか、アイアンマン、キャプテン・アメリカとの繋がりはなんなのか…3-40ページという短い作品ながらに見所はたっぷりです!