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新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

くだらないきっかけが大惨事!

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 「ピザボーイ 史上最凶のご注文」(原題 30 Minutes or Less)主演ジェシー・アイゼンバーグ

 

  どうしようもないバカ息子ドウェインとその親友のトラヴィス。ドウェインは仕事をしていない自分に辛く当たる父親が大嫌い、さらに父には100万ドルの資産があることから父の殺害を決意、殺し屋を雇うために10万ドルを稼ごうと思い立ちます。ドウェインとトラヴィスはピザの宅配をオーダー、届けに来たピザ屋の青年ニックを捕まえ、ニックに爆弾を取り付けこう言います「銀行強盗をして10万ドル奪ってこい」。はたして、ニックは無事爆弾を解除できるのでしょうか!

 

  以前も書いた気がしますが(フライペーパーだったかな?)ハングオーバーのタイトルに引っ張られまくりな邦題である今作、原題全然違いますよね笑 あらすじがあたかもドウェインが主人公であるような書き方をしましたが主人公はあくまでニックで、ニックが爆弾を付けられ、インド人の友人チェットと銀行強盗をする様が面白かしく描かれます。

 

 この作品の面白さはなんといってもプロがいないということろ。銀行強盗をするハメになったピザ配達員のニックはもちろん、ニックに協力する友人チェットは小学校教師で、2人が犯罪に手を染めたことがないのは明白です。しかしそれだけではありません。ドウェインとトラヴィスだって犯罪経験はないのです。殺し屋を雇うためのお金が必要になった時だって、「犯罪したくねーし、誰かにやらせちゃえばいいじゃん!」なんていう傍迷惑な思いつきですし、ニックに取り付けた爆弾を作れたのだって、普段2人が遊びでスイカを爆破していた延長でしかありません。しかし、このプロがいないという状況が面白い。とりあえず犯罪計画や手段は映画が頼り、頼るどころか「あの映画では簡単そうだし行けそう!」みたいなお気楽なノリ。だからいざ銀行強盗をする時はクールさのカケラも、スマートさもありません。銀行にいた人に分け前をあげようとして、その人が袋を開けたらペイントが飛び出して「サマンサ(銀行員)!信じてたのに!」だなんて言っちゃうマヌケさが笑いを誘うのです。

 

  そして後半になるとドウェイン達、ニック達、殺し屋の関係性がごちゃついてくるのも面白いですし、ニックの機転が利いてドウェイン達を出し抜く爽快感もあります。ドウェイン達がマヌケすぎて「ニックのハッタリがバレるかも…」なんて思うことは一切ありません。

 

  「ゾンビランド」の監督の作品らしいので、そちらを見た人は是非見てみてはいかがでしょう、僕は「ゾンビランド」を見ていないのですが、そのうち見たいですね。