読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

古いやり方がいいんじゃないか!

f:id:shoindy:20170303211336j:image

探偵はBARにいる」主演 大泉洋 松田龍平

 

  舞台は北海道、携帯を持たない主義であるためBARの黒電話で依頼を受け付けている探偵の「俺」。そんな「俺」の元に「コンドウキョウコ」と名乗る謎の女性から10万円の入金とともに依頼が届きます。その依頼とは「1年前の2/5に加藤が何処にいたのかを弁護士に聞いてくれ」というものでした。しかし、その任務を達成した「俺」にヤクザが襲いかかり、「俺」は雪に生き埋めにされます。なんとか脱出した「俺」はヤクザへの復讐も兼ねて調査を開始、すると実業家霧島の死亡事件やビル放火事件など、いくつかの事件が絡み合い、1つの真実へと繋がります。

 

  原作は1992年から刊行されている東直己の「ススキノ探偵シリーズ」の2作目「バーにかかってきた電話」という作品である本作。公開は6年前ですが原作の時代が時代だけあって古めかしい「ハードボイルド」な作品です。また、結構成功したようで2年後には2作目、そして今年3作目の公開が待たれています。

  

  この作品の特徴はなんといっても上記の「古めかしいハードボイルド」な作品であること。映像や撮影の方法、BGMやセットが古くさい雰囲氣であることから始まり、主人公である「俺」が女に弱くて酒が好きで、デスクワークといっては賭博に勤しんで…といったキャラクター性、物語の根幹が男と女の愛憎劇であることなど、あらゆる面で「昔ながら」な作品に仕上がっています。後は変に包み隠したりせずR12指定にするでしっかり事件感を出して、血生臭い作りであるのも好ましいです。

  そして、肝心の内容ですが非常に面白い。「コンドウキョウコ」の意外な正体やヤクザとの戦闘、「俺」と「俺」の運転手である高田とのやりとり、作品全体から感じ取れる雰囲気などあらゆる面で見応えたっぷりです。僕自身、こういう「ハードボイルド」系の作品を見たことがないので懐かしさを感じたりする事は出来ないのですが、それでも見ていて本当に面白いし楽しめます。高校生くらいから上にはかなり受けがいいんじゃないですかね?これはすぐに続編が決まったというのも納得できます。それどころか、原作の「ススキノ探偵シリーズ」にすら手を出したくなります。多分2もすぐ見るんじゃないかなーなんて思ってます!