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新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

不可能と闘った男の100メートル

Netflix 映画レビュー

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「100 METROS」(原題 100 METROS) 主演ダニ・ロビラ

 

  スペイン人のラモンの人生は順風満帆。仕事先では鬼才と謳われ、家には愛すべき妻と息子、妻のお腹の中には新しい生命も宿っています。最近、ワガママで気難しい義父が一緒に住み始めたという不満こそあるものの、文句のない毎日でした。しかしある日、ラモンの人生は大きく動き始めます。動けない…彼に最初の違和感が訪れます。すぐさま病院に向かうラモン。彼に下された診断は多発性硬化症という病でした。病により仕事を奪われ、人生に絶望するラモン。しかし彼はある時トライアスロンのレースに参戦することを決意します。100メートルすら歩けなくなる病と闘いながら、ラモンは仲の悪い義父と共にトレーニングを始めます。

 

  病に苦しみながらも挑戦し続ける男を描いた実話を基に作られた今作。義父との男同士の絆や妻との愛、挑戦するという姿勢に感動を覚える一方で闘病生活の困難もしっかりと表現されており、素晴らしい作品です。

 そもそも、多発性硬化症とは一体どんな病なのかと言いますと、本来神経の周りを覆っている組織が崩壊することで、神経が剥き出しになってしまうというもの。具体的な症例は「動けなくなる」「目が見えなくなる」「触覚が失われる」など様々です。発症もいつ、どれくらいの頻度で起きるか分からず、そして原因や治療法も確立されていない難病です。この説明をすると如何にラモンの挑戦が困難なものかがよく分かると思います。

 

  しかし病がなんだとか、そういうのより言いたいことが、それは…是非、見てください。本当に、めちゃくちゃ泣けます。めちゃくちゃ感動出来ます。挑戦する勇気を感じられます。こんなの心震えるに決まっています。

  もうね、説明不要です。これこれこうだから感動出来るとかあんまり言いたくないです。是非感じて欲しい。この記事や他のレビューで満足しないで是非見て欲しいです、そう思えるほど素晴らしい作品でした。これが実話というのも素敵ですよね、人間の無限の可能性を感じることが出来ます。