新米の一歩目

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バック・トゥ・ザ・フューチャー アントールド・テイルズ 感想

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  先月あたりに発売された「バック・トゥ・ザ・フューチャー(以下BTTF)アントールド・テイルズ」を購入し、読みました。

 

  本作はタイトルからもお分かりの通り「アントールド・テイルズ」つまり作中語られなかったストーリーを描いた物となっております。さらに言えば、今作の原題は"Back to the Future Untold  Tales and Alternate Timelines"であるため、作中語られなかった部分の他に、別タイムライン、パラレルワールド、いわゆる"What If?"も兼ねた作品に仕上がっています。

 

  正直、Ⅰ.Ⅱ.Ⅲでカンペキな仕上がりを見せているBTTF。それの外伝作品なんて蛇足でしか無いんじゃないの?と思ってしまう本作。語られるのはマーティとドクの邂逅やマーティとジェニファーが結ばれるまでのストーリー、Ⅰの終了からⅡの始まりまでの間、ドクが2015年で何をしていたのかやカルバン・マーティ・クラインが1985年に帰った後の1955年のジョージとロレインのストーリーなどです。

 

  では、実際これらの物語は蛇足なのでしょうか?それが実は全くそんなことはありません。確かに、今作で語られるストーリーは必要ない話かと言われれば必要ない話ではあります。しかし、必要ないからテキトーに作られているのではなく、必要ないストーリーだからこそ、映画に登場する魅力的なキャラクター達や設定、ルールをしっかりと検証しその上で無理のないものに仕上げているのです。まあつまり作り手側もBTTFのファンってことも伝わってくるのですよ。BTTFへの愛が伝わってくるので、ファンでも納得の一冊になっています。また、コミックスのラストには他のアメコミよろしくヴァリアントカバー集も用意されていますよ、個人的にはこれが好き

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 シリアルパッケージ風ヴァリアントカバー。イナズママシュマロ入りでオマケはスポーツ年鑑。是非発売しよう。

 

  ということで、とてもヘヴィな一冊でした!