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新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

スマン ありゃ嘘だった

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「エイプリルフールズ」主演 戸田恵梨香 松坂桃李

 

   あるエイプリルフールの日、色々な人が色々な理由から色々な嘘をついた。その嘘が絡み合った時、奇跡が起きます。

 

  アイアン・フィストを残り1話残してあえて焦らします(自分を)。なんてったって本日はエイプリルフールですから。エイプリルフールといえば嘘をついても許される日のこと。はっきりとした起源は分かっていないそうですが、フランスのシャルル9世が設定した「1月1日は新年」という新しい暦に反発した人が4月1日に「嘘の新年」を祝ったとかなんとかっていうのが有力説らしいです。近年では、個人間の嘘の付き合いの文化も生きているものの、どちらかというと企業が考えたウソを楽しむのがメインになっているような気がします。まぁ、個人のウソなんて知れてますしね、企業の気合いが入った嘘の方が楽しいってもんです。

 

  そんなエイプリルフールにぴったりの映画が本作「エイプリルフールズ」なんと公開日も4月1日だそうです。そしてこのタイトルとあればこの作品をエイプリルフールにぴったりの映画と言わずしてどれを言うのかってもんです。この映画は、いくつかのエピソードがごちゃ混ぜになって展開されます。勝手に命名させていただきますと「女好きドクター編」「スペースノイド仲間を呼ぶ編」「宮内庁の大物編」「ヤクザ、少女を攫う編」「刑事と怪しい霊媒師編」ですかね。タイトルからも分かる通りこれらのストーリーは一見全然関係ないです。だから正直な話、最初は超つまんないです。だって感情移入する前に別のストーリー入っちゃうし、ストーリーも頭に入りづらいし。ですが、それらのストーリーはある時を境にカチッと噛み合い始めます。そこからはめちゃくちゃ面白い!つまんないパートで描かれた伏線がガンガン回収されてゆく気持ちよさが半端ないです。しかもタイトルの通りみんな嘘つきってのがまた面白い。先程申し上げた歯車の噛み合いも嘘がバレ始めるのをキッカケに動き出すのです。伏線も「世間は狭いねぇ」っていうアレが多くて、「素晴らしき哉、人生!」ほどではないものの、一人一人の人生に意味があって、一人一人の人生が別の人生に影響を与えているというのが感じられてとても素敵です。

   タイトルやポスターからもっとおバカ系の映画に見えてしまいますが、どちらかというと笑いと人情の詰まった邦画お得意の作品に仕上がっており、笑ってしまいながらも心が温かくなりますよ!