新米の一歩目

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Ms.マーベル:シビル・ウォー感想

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 今月のマーベル・シビル・ウォーシリーズとして邦訳が出版された『Ms.マーベル:シビル・ウォー』を読みました。今作で主人公を務めるMs.マーベルは現行キャプテン・マーベルであるキャロル・ダンバースで「キャプテン・マーベル」としてMCU単独作品の公開や公開や「マーベルvsカプコン インフィニティ」に登場することが確定しているキャラクターです。

  隔月で言っている気がしますがシビル・ウォーのタイインって正直もうネタ無いだろって感じがしていた最近のシビル・ウォーシリーズ。サンダーボルツとかウォークライムとかね。しかし、今作はキャロルが賛成派の上部の人間として活躍していたこともあり結構シビル・ウォーをしていました。このストーリーで登場するヒーローはキャロル、ワンダーマン(賛成派)、アラクネ(賛成派のフリをしていた反対派)、シュラウド(反対派)、アラーナ(今作で登録し、研修生になる)です。ストーリーはアラクネがシュラウドを逃したことによりキャロル、ワンダーマンが2人を追いかけるというストーリーになっています。

  アラクネやシュラウドは正直な話ビッグネームのヒーローではありません。そのため、一見シビル・ウォーに大きな影響を残さなそうな組み合わせに見えます。しかし、下手すれば本編より明確に「正義」とは何か?を問いかけている作品になっています。作中、アラクネはシュラウドを逃がすため、自らが娘を連れて逃げるため、盗みを働きます。キャロルやワンダーマンを傷つけます。キャロルとワンダーマンはそんなアラクネを捕まえます。理由はもちろん登録法に反対したから。アラクネの娘のレイチェルが母を呼び、泣き叫ぶ目の前でヒーローが母と子を引き離します。作中でシュラウドがキャロルにこう言います「何が最善かは、状況によって移り変わるがな、何が正義かそうでないかは何千年経とうと決して変わらない」彼の言葉が、キャロルやワンダーマンの執行する正義が、読者の心に突き刺さります。コミックでありながら、"人の生き方"を考えさせてくれるのです。

  また、後半にはキャロルの能力を吸収したミュータントのローグが登場。未だローグに強い敵意を抱いている別アースのキャロルとアース616のキャロルが衝突します。それはアクションとして見ごたえたっぷりです!