新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

荒野にかける男たち、その眼光は

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 「カウボーイ&エイリアン」(原題 Cowboys and Aliens) 主演 ダニエル・クレイグ

 

  荒野である男が目覚めました。手首には謎の外れない鉄の腕輪、腹部には焼き切ったような傷痕、そして記憶はありません。彼は襲ってきた盗賊を返り討ちにして近隣の町アブソリューションへ。そこで彼の名前がジェイク・ロネガンであること、彼が指名手配犯であることが分かります。指名手配犯であったため連邦保安官に引き渡されることになるジェイク。しかし引き渡しの当日、空から謎の飛行物体が襲来、町の人々を攫って行きます。ジェイクが腕輪の力で飛行物体を撃退したのを見たドルハイドは彼や残った町の人と共に飛行物体の本拠地を目指します。

 

  ずいぶんアホっぽいタイトルであったため、軽い内容の作品だろうなぁと思って見始めた今作。軽いなんてとんでもない、結構真面目でシリアスなものでした。カウボーイが対峙する相手こそエイリアンなんてSFな存在ですが、エイリアンが求めているものの正体や未知の力を行使してくるその姿は異文化の襲撃を彷彿とさせます。モンゴル襲来的なね。それにエイリアンも自然界の動物とかを混ぜ合わせたのかな?って感じのデザインなので西部時代な雰囲気を壊してもいないです。

  そしてなにより素敵なのはその圧倒的戦力差!もうエイリアンめっちゃ強いんですよ。基本的にはジェイクの腕輪キャノン以外使い物にならないです。ジェイク以外はエイリアンをなんとか縛って動きを止めてばかばか銃撃って仕留める感じ。その戦力差がイイ!こっちが弱いのがイイんじゃ無いんです。一度この戦力差で描いた以上最後まで覆らないのが良いんです。頼りになるのは知恵ってのが熱いです。しかしそれでいて押さえるところは押さえています。ずっと描かれていたバーテンダーの銃の練習とかですね。

  そしてラストシーンも単純とは言えない哀愁漂う終わり方。ヒロインの正体の以外さもさることながらそのヒロインとジェイクの迎える結末が…というかその前にジェイクが愛していた人との結末もなかなかにエグい。原作はアメコミらしいのですが、2000年以降の"子ども向け"だけではない作風であることが感じられます。ま、読んでないんですけど。

 

  あ、あと犬がすっげー可愛いです。