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新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

世界の最底辺で。

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「Bottom of the World 」(邦題なし) 主演 ジェナ・マローン

 

   新生活を始めるためロサンゼルスへ向かう男女アレックスとスカーレット。2人は途中立ち寄った寂れた町のホテル「エル・ランチョ」で宿泊をします。しかしその夜から奇妙なことが起き始めます。テレビに映る怪しい神父、口裂け女のような傷痕のある覆面の男、そしてしまいにはスカーレットがいなくなってしまいます…

 

  夢と現実が複雑に絡み合ってゆく作風の本作。Netflixの紹介文を全く展開やストーリーが予想出来ないのですが、まず始めの10分で心をグッと掴まれました。というのも、始めの10分、冒頭も冒頭のシーンでスカーレットが"自分が生きていた中でしてきた一番悪いこと"の内容がなかなかにエグかったのです。オチのゾクッとする感じも素晴らしいです。

  物語は前半後半で大きく異なります。前半はスリラー的な要素がすごく強いです、特にテレビの神父がめちゃ不気味です。一方で後半はどんどんと精神が崩壊し、堕ちてゆくアレックスが描かれます。作品の雰囲気も大きく変わり、アレックスと同様視聴者も混乱の渦に巻き込まれます。また、映画ラストではいわゆる"衝撃の事実"ってやつが明かされるのですが、それが明かされてもなおスッキリしない異物感が残ります。しかし、そのスッキリしない感じがまた良いです。正直、"衝撃の事実"ってヤツも全然清算されて無いんですよ。名言されるわけではないですしね。ですが先ほども申し上げた通り スッキリしないのがこの映画"らしい"んじゃないかな?って感じます。スッキリしない事だらけなので、雰囲気で勝負してるんですかね、伏線も明確に伏線かどうかが別れていないです。

  一方二番目くらいの衝撃ポジションの覆面の正体は途中なんとなく分かってしまって残念でした。別に隠し方が下手とかじゃなくてなんか気づいちゃっただけなので完全に僕の責任なのですが…ちょっと悔しい。ちなみにこのオチ分かっちゃった事件が起きたのは僕の中で2回目だったりします。基本的にオチを当てようとはしていないので、ふと気づく事がない限り起きないんですよ。なお1回目は 「シックス・センス」のブルース・ウィリス(キャラクター名忘れた)の正体です。今作と違って彼の正体こそ最大の見どころなので当時はヘコみました笑