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新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

ただ流されていたけれど、愛を見つけた

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「浮き草たち」(原題 TRAMPS) 主演 カラム・ターナー

 

  ダニーは刑務所に入ってしまった兄の代理として、エリーは故郷に帰るお金が欲しくて、それぞれがそれぞれの理由で請け負うことになった怪しい運び屋の仕事。しかしダニーのミスによりスーツケースを渡す相手を間違えてしまいます。否応なしにスーツケースを取り戻すことになってしまった2人。しかし共に行動するうちに互いに惹かれあいます…

 

   とにかくベタなラブロマンスの本作。無害で純朴そうな見た目のダニーとサバサバ系美女のエリーの組み合わせがとても素敵です。

  本作の素晴らしいところは自然体であること。怪しい取引というシチュエーションを除いては本当に自然です。ダニーにもエリーにも特筆するような特技だとか特徴はありませんし、物語の展開にも無理があったり、逆に超奇跡的な事が起きることもありません。そして同時に2人が恋に落ちるような明確な出来事も起きないのです。気づいたらなんか良い感じになっていた、みたいな。エリーは最初ツンツンしてたんですけどね、当然っちゃ当然ですけど。しかし自然な流れがあるからといって物語に張りが無いかと言われればそんなことはないです、例えば、スーツケースを渡してしまった相手の家に進入する時はハラハラします。そしてエリーの境遇も物語に上手く張りを作っています。というのも、実はエリーは雇い主から"ミスを犯したダニーを連れて来ればダニーの(正確にはダニーの兄であるダレンの)報酬をそのままエリーにやる"と言われているのです。しかしダニーに惹かれてしまったエリー、彼女はどう選択するのか…なんて状況にあるわけです。この展開もベタなんですけどやっぱり見甲斐があります。今作の場合途中でダニーにバレてしまうんですよね。それも良い。

 

  純粋なラブロマンスモノって意外と少ないですよね。やっぱり時代というかなんというか、普通だと視聴者を獲得できないんでしょうか?でもたまにこうやって純粋なのをみるとほっこり気持ち良かったりします。