新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

それは、もしかしたら僕たちの中にも

  なんと本日でブログ開設1年目だそうで。これまで見てくれていた皆さん、本当にありがとうございます!これからもよろしくお願いします!このブログを見て映画を見るきっかけになってくれれば嬉しいです!

さて、一周年記念はまさかのNetflix無関係な一本。BTTFにしようかとも思ったのですが地上波初放送ということでリアルタイム視聴しました。

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 「インサイド・ヘッド」(原題 INSIDE OUT) 主演エイミー・ポーラ(声での出演)

 

  ミネソタに住む元気な女の子ライリー。彼女の頭の中には感情を司る司令部があります。みんなのまとめ役ヨロコビ、ライリーの防衛本能や身の危険を守るビビリ、ライリーの心を守るため不満を表すムカムカと怒りを表すイカリ、そしてライリーにネガティヴな感情を表現するカナシミで成り立つ司令部。カナシミだけはライリーを落ち込ませる為、感情を制御する機会がないですがそれでも5人はライリーを幸せに導いていました。その中でも特にライリーの性格のベースとなっているのはライリーの"特別な思い出"から成る島の数々です。

  しかしある日、完璧だったライリーの人生が崩壊し始めるある出来事が起きます。それはライリーの引越し。思っていたより汚い新居や届かない引越し荷物など、どんどん気落ちするライリー。一方でライリーの頭の中でも問題が発生しています。カナシミが思い出に触ると思い出が悲しいもの変質することが判明したのです。さらに"特別な思い出"の1つが悲しみに染められ、他の"特別な思い出"もまた司令部から飛び出してしまいました。"特別な思い出"と共に飛び出してしまったヨロコビとカナシミは司令部へ戻ろうと目指します…

 

  人間の脳内をキャラクター化したピクサー映画「インサイド・ヘッド」。メインの登場人物の5つの感情以外にも記憶を消すヤツがいたり、夢を見させるヤツがいたり、子供のころ空想していたイマジナリーフレンドがいたりと様々な役割の脳内キャラクターが登場します。面白かったのは記憶消し係が気に入ったCMソングを定期的に司令部に送っていることでライリーが何でもない時にその曲を思い出すという設定。お前のせいだったのか。

  物語のテーマとしては「良い思い出だけに目を向けてないで悲しみを覚える事も必要だよね」というもの。人間悲しみの感情を押さえ込んで笑顔の仮面を貼り付け続けてたら崩壊しますよ、そりゃ。しかしどちらかというともう1つのテーマ「相手を知る」が心にグッときました。物語の冒頭、ヨロコビはリーダーでありながら、他の感情一人一人の特性や性格を理解せず、"ヨロコビを形作る存在"として捉えています。しかしそれだったらヨロコビ以外はロボットでも良いわけですよね。そんなヨロコビがだんだんと正反対のカナシミを理解し、認めるっていうのは現実のリーダーの考え方にも必要なもの…というか一人一人みんなに必要なもののように思えました。大人になった今だからより思えるんですかね。そして最後のシーンで改造された司令部がまた上手い。よく考えたらパパママの司令部のシーンとライリーの司令部ではココが明確に違いましたね。伏線のうまさに感動です。

  あ、あとライリー以外の登場人物の脳内もなかなかに面白かったです。思春期の男の子の脳内好き。