新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

世界を変える芸術

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 「サウンド・オブ・ノイズ」(原題 SOUND OF NOISE)  主演 ベングト・ニルソン

 

  音楽一家に生まれたアマデウスは音楽の才に恵まれた両親や弟とは異なり音痴で生まれてきました。その後アマデウスは音楽とは異なる警察の道へ。さらに性格も音楽嫌いになってゆきました。

  そんなある時、町に6人とドラマーから成り立つ謎の集団が現れました。6人の集団は「町と6人のドラマーのための音楽」という計画で新たな芸術を生み出すために色々な場所で色々な道具を使って音楽を奏でる音楽テロリストでした。第1楽章は「ドクタードクター ケツにガスを入れてくれ」入院中の有名人が手術室に入れられ、彼の身体と手術室の機材で音楽を奏でました。その演奏は患者の命を落としかねないものでした。

  一方でアマデウスの身体にも異変が、一部の音が聞こえなくなりつつあるのでした。その音とは音楽テロリストが使った楽器。アマデウスに何故そんな異変が起きているのか、そして、アマデウスは犯人逮捕できるのでしょうか…

 

  「ドクタードクター ケツにガスを入れてくれ」「マネーをハニーに」「音楽なんてクソ喰らえ」「エレクトリック・ラブ」からなる演奏を奏でる「町と6人のドラマーのための音楽」とアマデウスの戦いを描いた本作。音楽テロリストと名乗っているものの、アマデウスと彼らの間にそこまで敵対心は無いです。まぁ、テロリスト達も人や物を破壊したいのではなく芸術を作り上げたいって思いでやってますしね。

  今作で素晴らしいところ、それは音楽…も十分に素晴らしいのですがアマデウスの"音楽嫌い"という設定!まず、この設定は最後の最後まで覆りませんでした。"静寂の世界で生きたい"というアマデウスの思いはブレないのです。作品を観ていると、アマデウスは途中「作曲をしたい」と言い出すなどの場面があり、「これはもしかしてアマデウスが音楽を愛するようになるのかな?」なんて思っちゃうのですが、それすらも実はアマデウスの願望の為の行動だったりします。つか、この作品アマデウスの一人勝ちなんですよね、オチはそう落とすかぁという変化球でした。

  2連続刑事物でしたがこちらは刑事刑事してなくて(刑事刑事…?)面白かったです!