新米の一歩目

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その絵は芸術なのか犯罪なのか

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「セービング・バンクシー」(原題 SAVING BANKSY) 監督コリン・デイ

 

社会風刺に満ちたグラフィティ・アーティストとして有名なバンクシーの作品を無断で売り、巨額の不当利得を享受するアートディーラーらに迫るドキュメンタリー。

Netflix紹介文より引用

 

 

  久々のドキュメンタリーです。さて、皆さんはバンクシーなる人物をご存知でしょうか?上記紹介文から、グラフィティ・アーティストで社会風刺をテーマにした作品が特徴的なのはお分かりでしょう、しかし、バンクシーを知るためにはその情報だけじゃあ少ないです。バンクシーとはイギリスのロンドンを中心に活動する服面芸術家。その正体は謎に包まれています。そんな彼のキャンバスは街の壁、壁、壁。そう、僕らが普段街で見かける落書き、ああいったものを手がけているアーティストなのです。

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バンクシーの作品の数々

  

 

  今作で描かれるのはそんなバンクシーを巡って繰り広げられる3視点での主張です。彼らの主張とは何かというと…

主張①  他のストリートアーティストの主張"作品は描かれた場所にあるべき。たとえ上から別の絵が描かれても" 

 

  主張②  バンクシーの作品を愛した者と一部のストリートアーティストの主張"バンクシーの作品を保護し、美術館等一般の人の目に触れられる場所に展示すべき。

 

  主張③  アートディーラーの主張"私がバンクシーの作品をPRしてやっているんだからバンクシーは感謝すべき。元々違法の作品なんだから本人の承諾なんて必要ない"

 

というものです。いやー主張③の汚らしさですね。しかしバンクシーの作品が違法だというのもまた事実。それ故に主張②も上手くいかなかったりします。どういうことかというと、"美術館に展示するには本人の作品である証明、署名が必要。しかし証明をする=罪を認めるということなのでバンクシーの証明は得られないのです。

 

 それにしても、バンクシーの作品、すごいですね。これが10分やそこらで描かれたというのだからびっくりです。みなさんは街の落書きに嫌悪感を抱きますか?それとも関心しますか?僕はどうにも関心してしまうのでこの作品は非常に楽しめました。日本の街の落書きもなかなかすごいですよね、絵やグラフィティの上手さもさることながらどうやってそこに描いたんだって場所にありますよね。