新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

ミルドレッドの魔女学校 第7話感想

f:id:shoindy:20170729181531j:image

 

第7話「とてつもない失敗」

 

  大爆発するクラス。やらかしたのはミルドレッド、イーニッド、モードの3人、魔法薬を大爆発させてしまいます。よりによって大爆発させたこの日は保護者面談の日、普段から成績の悪いミルドレッドや普段から問題児のイーニッドはそこまで気にしていませんが、モードは失敗が親に伝わるのを恐れています。それもそのはず、モードの両親は学年代表である彼女の活躍を聞くのを楽しみにしているのです。

 

  そんなモードに甘く囁くのはまたしてもイーニッドです。

  「非公式な魔法を使えば解決できるよ、でもモードはそういうの嫌いでしょ?」

  モードはそんなイーニッドの提案に乗っかってしまいます。

  モードはイーニッドからこっそり"忘却の粉"を貰い受けます。効果抜群、でも時には予想以上に効きすぎる忘却の粉、イーニッドはよく使っているそうです。

 

   一方談話室に続々と集まり始める保護者たち、ドリル先生は有名人であるイーニッドの父親に見惚れています。ミルドレッドはそんなイーニッドの父親と自然に会話している母を見てびっくりします。

  生徒と保護者が共に移動し始める中、姿を見せないモードは自分の部屋にいました。自分がやらかした証拠の数々に忘却の粉をかけて学校中にばら撒きます。しかしハードブルームからのメッセージを見て失敗だったと落ち込みます。

  そしてやってきたモードの出番、しかしハードブルームはモードの失敗を思い出せません。他の先生はモードをべた褒めしていることもあり何か上手くいっている感じがします。

 

  一方ハードブルームの面談を待っているミルドレッド、彼女が母にカマをかけると見事に引っかかり、ますます魔女疑惑が強まってきます。そんな2人の元にやってきたモード、モードはミルドレッドの手を引き報告します。

「やらかしたことに対して何も言われなかったよ!実は忘却の粉を使ったの!」

  

  しかし様子がおかしいミルドレッド、ミルドレッドは喜ぶモードにこういいます。

「そう…良かったね、なんでそれを私に報告するの?今まで会話したことないのに」

  ミルドレッドはモードとの思い出を忘れてしまっているのでした。

 

    やっちまったと頭を抱えるモードを他所にミルドレッドの保護者面談が始まります。ミルドレッドのやらかしたことを連ねてゆくハードブルーム先生。ミルドレッドの母は困惑した様子で言います。

「何を言いたいのか分かりません…」

  「あなたは一般人ですからね、でもこれは魔法法典から考えると…」

ハードブルームがそう返したその時、ミルドレッドの母の口から驚くべき言葉の数々が。ミルドレッドの母は魔法法典をなぞってミルドレッドに問題点が無いことをツラツラと語って聞かせます。びっくりしたのはハードブルームとミルドレッド、もう口をあんぐりとあけ彼女の反論を聞くしかありません。

  そんな混沌の中姿を現したのはカックル先生です。カックルは保護者面談の時には姿を消して観察に徹しているのですが、急きょ自ら面談をすることにします。

  別室でカックルとの面談を始まります。カックル先生はいつになく厳しいです。 

 

「正直、ミルドレッドは本校に向いていないかと思います。今朝の爆発が決め手です。せめて彼女に友達が…イーニッドの様な子ではなく手本になる友達がいれば話は変わってきますが、現状、ミルドレッドが関わると全てが台無しになるわ」

 

  学校中からモードとミルドレッドが友達だったという記憶が消されたが為に放たれてしまった非情な言葉、ミルドレッドの母は再度魔法法典になぞって反論しようとしますが、忘却の影響で自らも"向いていない"と思うようになったミルドレッドがそれを制止します。

 

  一方イーニッドに助けを求めるモード、しかしイーニッドもまた、モードとの友情を忘却しています。しかし彼女にもらった忘却の粉のタグに書かれた"忘却の粉"の字がイーニッドの物であったため、モードに協力することにします。

 

  学校を辞めるため荷作りをするミルドレッドは部屋にいる母に怒りをぶつけています。

 

「元魔女なんでしょう?魔法法典を知ってるのは魔女だけよ!なんで隠してたの?魔女として育ててくれたら追い出されることもなかったのに!」

 

  最後に学校を見て回ろうとするミルドレッドをイーニッドとモードか捕まえます。お手本となる友達がいないがため退学することになった事を知り自らの失態にショックを受けるモード、ミルドレッドに抱きつこうとしますが当然、ミルドレッドに恐れられます。

  2人から離れようとするミルドレッドをがっしりと掴んで忘却の粉の事を打ち明けるモード、イーニッドが転校してくる前の事を話して信じて貰おうとしますが退学のショックを受けているミルドレッドはどこかへ去ってしまいます。

 

  一方、カックルと面談をしているのはエセルとその母親、お母さんがちゃんと来てくれたことに嬉しくてしょうがないエセルはカックルが自分を褒めてくれていることでさらに上機嫌です。しかし様子がおかしいエセルのお母さん、なんとエセルの母親は投影の魔法で学校にいるフリをしているのでした。それを知ったエセルはショックを受け、そして怒ります。翌月に控えているエスメラルダの表彰式には来るつもり満々なのに対して学校に来てくれすらしない母親の対応はエセルにとっては大きなショックです。

  そこに飛び込んで来たのはモード。ミルドレッドと友達じゃなくなった今超成績優秀者のモードはミルドレッドを助けるから退学を取り消すようにカックルを説得しますが、ミルドレッドと大して仲良くないモードの才能がミルドレッドのせいで損なわれるのはかわいそうだと断られてしまいます。

 

  そんなモードに救いの手を差し伸べたのはイーニッドのお父さんでした。

「昔私もやったよ」

  そう言って学校の救急室にある思い出しの粉の事を教えてくれました。

 救急室に残ってた思い出しの粉の残りは一回分でした。思い出しの粉に魔法をかけるモード、しかし魔法の途中でミルドレッドが飛び込んで来て

  「ママの記憶を戻して!」

と言ってしまいます。そしてその粉を吸うミルドレッドのお母さん。しかしその粉を吸っても魔女だったと白状しないミルドレッドのお母さん。

「魔女だったんでしょう?」

そう尋ねるミルドレッドに母はこう答えます。

「どんなに変な学校でも親に送る書類は同じだわ、タイムスケジュールや夕食のリスト…それに魔法法典、他の人との会話は適当に合わせてただけよ」

  ミルドレッドのお母さんはミルドレッドのために何もわからない魔法の法典をしっかりと読んでいただけでした。

 

  その光景を前にしながらも失敗し、ショックを受けるモード。ミルドレッドに許してもらっても彼女の退学は変わりません。

  「こんなひどい失敗誰もしないよ…」

落ち込むモードにイーニッドが励まします。

「私の失敗の方がもっと大きいよ」

その言葉を聞いたミルドレッドは突如叫びます

「それだ!忘却の粉でも忘れられないような失敗をすればいいんだよ!そうすれば魔法が解けるかも!」

 

 

 

  カックル先生が一年生とその保護者の前で挨拶しています。

「ママ、これから私がやる事を許してね」

  そう呟いたモード、学年の代表挨拶の為壇上に上がります。

  モードは忘却の粉の事を告白しました。そしてビーカーを取り出します。そのビーカーの中身はは朝起きた事件で使ったものと同じもの、もう一方も朝と全く同じもの…それを注いだら起きる事は当然…大爆発です。

  

  みんなの前で起きた大爆発、モードの失敗は果たして成功したのでしょうか。煙の中からハードブルームの怒りにわなないた声が聞こえます。

「モード・スペルボディ…至急校長室へ来なさい、それにイーニッドとミルドレッドも…また貴方達3人組ね」

  呼び出されながらも抱き合う3人。モードの失敗は見事に大成功です。

 

  校長室で数々の失敗を言い連ねるカックル先生、先生の前には仲良し3人組とその親達。そこでハードブルームは言い渡します。

「3人ともこの学校にいるべきではありません」

そんな言葉に懐からお金を取り出そうとするイーニッドとモードの父。

「お金じゃ解決しませんよ」

そう言われイーニッドの父は手を抜きますがモードの父は何かを取り出します。それは"忘却の粉"モードの父はカックルとハードブルームの記憶を消してしまいました。

 

  退学の危機を乗り越えた三家族、モードの親は失敗した娘を消して怒らず"挑戦した証だ"と褒めます。

  ミルドレッドの母は魔女の家系ではありませんでした。魔法が使えることに疑問を持つミルドレッドですが、その答えは自分で見つけるよう言われてしまいます。

 

  モード回です。魔女かどうかに関わらず、成績の良し悪しで子どもを叱る家庭というのはあるものです。しかし成績に厳しいにせよそうでないにせよ、それは自分の子どもを思ってこそのこと。将来いい仕事についてもらいたいから成績にとやかく言ってくる親もいれば人生は学力じゃないと考える親もいるのです。まぁ子どものいない僕がいうのもあれですが。しかし成績に口を出してくるのは自分の為だと子どもに分からせるのは中々難しい事でして、子どもはだんだん自分のために勉強するのではなく、親に喜ばれたいがため(もしくは怒られたくないため)に勉強するようになってきてしまいます。モードの親は恐らく成績に口を出すタイプでは無いと思います。しかし娘が想定外にも学年トップという称号を得たため、当然のように娘を誇りにもち、それをあまりにも表に出してしまったが故にモードはプレッシャーを感じてしまったのでした。しかしモードの両親は素晴らしく、失敗を隠そうとしたモードに対して"正直に話した事""失敗を恐れず挑戦した事"を大いに褒め称えました。ここでモードを叱っていてはモードは挑戦出来ない子どもになってしまったかもしれないですしね。

   そしてもはや可哀想になってるエセル、しかし今回はミルドレッドも虐めていないので可哀想すぎます。ジワジワとこの問題が起きているためそのうち大爆発しそうですよね。

  そんでもって忘却の粉、ミルドレッドとモードが友達じゃなくなっただけで世界線変わってね?って程のパラレルワールド感でした。まさかミルドレッドの在学がモードの存在にかかっていたとは。