新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

これがトリプルAの仕事だ

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ヒットマンズ・ボディガード」(原題 HITMAN'S BODYGUARD) 主演 ライアン・レイノルズ

 

  優秀なボディガードであるマイケル・ブライス。どんな仕事でもスマートにこなす。今回の仕事、武器商人のクロサワ氏の警護も順調だ、あとは飛び立つだけ…しかし、飛行機が飛ぶ直前、クロサワ氏の頭部は血に染まった。何者かによる狙撃、マイケルは呆然と立ち尽くす他ない…

 

  今回舞台となるのはそんな事件から約2年後。インターポールは"殺し屋"キンケイドを移送しようとしていた。それは彼がある裁判における超重要な証人であるからだ、キンケイドは政府と取引し、妻の赦免を条件に証言することを約束したのだ。キンケイドの証言を必要とする裁判、それはベラルーシの前大統領で最も残忍な独裁者のドゥコビッチの裁判だった。ドゥコビッチの弁護士団による弁護により、彼の被害者の言葉は次々と"でまかせである"とされてきたのだった。インターポールはドゥコビッチ裁判の証言にキンケイドを立たせるため、キンケイドの移送を開始する。しかし道中襲撃にあってしまい、インターポールのアメリアとキンケイドを残して全滅してしまう。

  インターポールにはスパイがいるため、応援は呼べない。アメリアが苦し紛れに撮った手段、それは未だに…しかし依頼人のランクを落としてボディガードを続けていたマイケルに依頼をする事だった。クロサワの一件を当時恋人だったアメリアが原因と考えているマイケル、脅され仕方がなく彼女の元に向かうとそこにいたのは永遠のライバルキンケイド。2人は何度も依頼人の命を巡って戦ってきた仲だったのだ。一流に戻るため、仕方なしにキンケイドのボディガードを受け入れたマイケル。性格もやり方も、生き方も真反対の2人の旅が始まる。

 

  Netflixオリジナル映画です。Netflixオリジナルで済ませてしまうのは勿体無い…いえ、オリジナルだからこその優越感を感じるほどの面白さが溢れている作品です!

  今作の見どころは明るい殺伐さにあります。殺し屋キンケイドとボディガードマイケル、サミュエル・L・ジャクソンライアン・レイノルズのダブル主人公で展開される今作。そもそも2人が仲良くない上、キンケイドはドゥコビッチ側の手下から常に狙われています。少しでも油断したら敵がワラワラ出てきます。そんな命がけのシチュエーション、超危険なシチュエーションでありながらこの映画は全く暗くありません。むしろ明るい。

  と言うのも、キンケイドは超おおらかで楽観的、明るい性格なんです。敵から撃たれまくって大ピンチでも大爆笑しちゃうようなキャラクターなんです。キンケイドは悪いことがあってもそれが人生、嫌なことはジュースにして飲んじまおうって考え方なのでピンチなんて全く気にしないんですね。それも楽しんでしまうんです。

  一方でマイケル、彼は超安全第一な男。彼のモットーが"退屈が1番(安全すぎて依頼人が退屈する)"  なところからもそれは伺えます。マイケルの計画は常に完璧、なんとボディガードでありながらその完璧さからか自分は撃たれたことが無いほどなんです。

  そんな2人が一緒の空間にいるんだからまぁー面白い。話は噛み合わないわ戦い方は噛み合わないわでもうめちゃくちゃなんです。しかし!それでも色々な話をしているうちにお互いの性格を知り過去を知り…やがて2人の間に奇妙な友情が芽生え始めるんです。熱い友情じゃないし、相手がどうなっても知ったこっちゃない、でもそこにあるのは確かに友情なんです。唯の商売敵から少し、成長するんです。しかしそれをちょびっとも態度に出さないのがまた2人らしくていいんですね。僕はキンケイドが花を買って時計塔に行くくだりがすごく素敵で好きでした。

  さらに2人のくだらないような会話もちゃんと意味を持ってくるのが良い!最後まで笑いながら極上のアクションを楽しめる作品です!!