新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

大好きな僕のお姉さんは殺人鬼でした

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「ザ・ベビーシッター」(原題 The Babysitter) 主演サマラ・ヴィーヴィング

 

 中学生のコールはとても弱虫でとてもひ弱。学校でもいじめられています。そんなコールの家にはにはビーという名前のベビーシッターが度々訪れます。学校のみんなはベビーシッターがいると知ったらバカにするけれど、ビーの姿を見ると黙ります。なぜならビーは超セクシーで超クール、しかもコールのオタク話を聞いてくれるばかりか、ビー自身も豊富な知識でオタク話に乗っかり一緒に楽しんでくれる、まさに完璧なベビーシッターだったのです。  ある日、コールは隣に住む友人から、"ベビーシッターは大概子どもが寝たあと男を連れ込んでいる"という話を聞かされます。コールはビーが夜何をしているかしようと、こっそり寝たふりをする事にしました。コールがこっそり見たもの、それは…若者が集まってただお酒を飲んでいるだけでした。安堵しつつもお兄さんやお姉さん方をこっそり観察するコール、しかし、突如ビーは、若者の1人サミュエルの頭にナイフを突き立てました。

  残った若者たちはサミュエルから吹き出す血を集め、なにやら儀式を始めました。そう、ビーは悪魔崇拝者だったのです。ビーがコールに優しかったのは、儀式にコールの血が必要だからでした。コールはこっそり警察に電話、しかしビー達にバレてしまい、警察は殺され、コールは追われるハメに…決死の戦いが幕を開けます!

 

  最新のNetflixオリジナル作品「ザ・ベビーシッター」です。Netflixオリジナルの定番である映すものは映しちゃうグログロのホラーコメディ映画です。  

  ホラーでコメディな作品だけあって今作には不気味な雰囲気は皆無です。もちろん、ビーの悪魔崇拝がコールにバレてしまい、コールの命が狙われるようになってからはコメディシーンは減りますが、それでも暗くはならず、非常に観やすいです。

  今作で描かれるのはコールが大人への一歩を踏み出す物語。物語冒頭ではいじめられても言い返せず、ビビって車の運転の練習もできないようなコールですが、ストーリーが進むにつれ、だんだんと男らしい頼り甲斐のある人物に成長してゆきます。今作ではこの成長が分かりやすいのがいいですね。しかもこの成長、敵の手から逃れるうちにだんだん成長を遂げるだけではないんです。むしろ敵から助けられちゃうんです。どういうことかというと、いじめっ子に無理やり立ち向かわせてくれるんです、それはさながら弟の成長を見守る兄、あえて手出しはせず、負けても立ち向かった事を褒めてくれます。まぁ、そのくだりが終わったら殺し合いに戻るんですけど。

  今作ではコールが映画好きという事もあり、映画の王道展開をハズしてくる面白さがあります。上述した敵から助けてくれることもそうですが、その他にもこっそり持っていたポケットナイフでロープを切ろうとしているのがバレバレだったり、嘘の情報を与えようと画策しても筒抜けだったり…主人公補正への打ち消しが激しいのです。しかしそれでもコールはひとつづつ乗り越えてゆきます。

 

  敵の倒し方もめちゃくちゃ派手でぶっ飛んでて見応え充分、グロいのが平気ならオススメです!