新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

悪夢の聖夜に、ひとつまみの幸せを

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「エル・カミーノ クリスマス」(原題 El Camino Christmas) 主演 ジェシカ・アルバ

 

 

  40年間雪の降らない街エル・カミーノのクリスマス・イブ、そんな日にこんな街にやってきた男の名前はエリック。リッチそうな風体で物腰の柔らかい彼はマイケル・ロスという名の父親を探している。しかし捜索中に車に乗せたチャールズという男のせいで麻薬の違法所持を疑われ逮捕、酔っ払いの不良警官カールにこっぴどく痛めつけられてしまう。

  翌日、クリスマス。警官のうちの1人、常識人のビリーが前日の暴力を黙ってもらう代わりにエリックを解放するも、それを知らないカールに追い回されてしまう。なんとかカールを振り切ったものの、怒り狂ったカールは町の売店にいるエリックに射撃、なし崩し的にエリックが犯人の立てこもり事件扱いにされてしまう。酒店の中には店長のヴィンセンテ、従業員のケイトとその息子で言葉を話さないセス、偶然立ち寄って居たチャールズがいた。外には何人もの警察と事件を嗅ぎつけた妊婦のリポーターベス…果たして、エリックの命運は。

 

  久々の映画感想!久々のNetflixオリジナル映画!久々のハッピーホリデータグ!うおおおお!

 ということでNetflixオリジナル映画「エル・カミーノ クリスマス」です。運が悪すぎたために立てこもり犯に仕立て上げられたエリックと偶然その場に居合わせた人々の様々な事情が絡み合って一つの物語を作り上げています。正直、クリスマス関係ないだろっていうシチュエーションな本作、途中まではクリスマス映画って事を本当に忘れてしまう程ですね。その為なのか随所に

  「クリスマスだから」

みたいな台詞があったり、クリスマスソングを口ずさんでいるシーンがあります。

  しかしやはりクリスマス映画、最後は罪滅ぼしというか、ある人物が満足できるような展開にシフトしてゆきます。みんながみんな幸せのハッピーエンドじゃないのはちょっと他のクリスマス映画とは違っていますよね。ほろ苦さが前面に押し出されています。しかしこのある人物が報われる…というか赦されるシーンというのがまた良くて、満足そうな表情やセリフなど、凄くスッキリするんですよ。これがまたね、切なさも混じって本当に素晴らしい。

  物語の展開としては結構予想通りで王道的な部分が多いですね、セスの喋れない問題とかエリックの父親とかですかね。見ていたらすぐにどういう展開かは分かると思いますよ。でもそれ故にシンプルで見やすいですし、クリスマスアレンジも上手く活かせています。

 

  去年ハッピーホリデーシリーズとしてクリスマス映画を大量更新&渾身の「素晴らしき哉、人生!」を紹介してしまったため、今年はクリスマス映画だらけという事は出来ませんが、今作のようにNetflixオリジナル作品もありますし、去年触れられなかったクリスマス映画もありますので、出来るだけ多目にクリスマス映画を紹介できたらなぁとは思っております。