【アメコミ感想】X-MEN:アンキャニィ・ジェネシス
「Marvel Unlimitedより引用」
概要
2018年1月からスタートし、隔月で販売される全4巻の通販限定シリーズ「マーベル・マイルストーンズ」。
2019年に創立80周年を迎えるということで展開されたこのシリーズはいわゆる名作と呼ばれるものとなっています。これ、何気に凄いことで、この時代に長いマーベルコミックスの歴史の重要点を読めるって凄いことなんですよ。
アメコミの特徴
アメコミはその歴史の長さから、全てのコミックスを読んだ事がある人はまぁまずいないコンテンツです。なので基本的にアメコミは知らないストーリーがあったら調べろというスタンスだったりします。日本語版コミックスには解説書が付いていますが基本的には付いていないですし、全ての知識は補完できないですからね。なのでマーベル・データベースなどでそのキャラクターの情報を調べるのです。
http://marvel.wikia.com/wiki/Marvel_Database
例えば、X-MENを読んでいてコロッサスについて気になったとします。そこで皆さんがネットでコロッサスを調べるとしましょう。そうすると出てくるのが
シベリアの農家で家族と共にひっそりと暮らしていたが、謎の島で遭難した第1世代のX-MENを助ける為プロフェッサーXに集められた。
とかそういう感じ。それが読める。
主役は第2世代
さらっと書きましたが、今作はファーストファイブのストーリーではなく、第2世代(コロッサス、ナイトクローラー、ストーム、ウルヴァリン、バンシー、サンダーバードらがX-MEN入りする回)のスタートからジーンが死ぬまで(後にフェニックスとして復活)のストーリー。まさに歴史の分岐点。もうね、なんか読んでいるだけで感動ものですよ!Wikiでしか読めないものが読める!嬉しい!もちろんストーリーの完成度も高いのですが、それよりなにより読めているという事実が嬉しい作品ですね!今となっては大量に増えているミュータントがまだ少なく、それでいて全員の特徴をうまく活かした素晴らしい作品、てかね、ナイトクローラー大活躍なんですよ。これ凄い嬉しい。
なんか最近古典アメコミばっかり読んでんな