【アメコミ感想】ホークアイ:L.A.ウーマン
あらすじ
冷笑と諦念が、善意と良識のある人々を蝕もうとする壊れた街で、頼りになるのは女ホークアイただ一人!
ニューヨーク……人生……そしてクリント・バートンから逃げるために、ロサンゼルスに向かうケイト・ビショップ。だがトラブルからは逃れられなかった。というのも彼女とマダム・マスクは同じ人種ーつまりどちらもプールサイドでくつろぐ、金持ちのセレブだったのだ!
心を病んで隠遁生活を送る、1960年代のカルト・ミュージシャンの失われた名作を取り戻すために奔走するケイト。だがその一方で、マダム・マスクがケイトを見つけ出し、彼女にふたたび命の危険が迫る!
本書紹介文より引用
概要
アメコミ感想「ホークアイ:L.A.ウーマン」です。実は、今作はホークアイシリーズの3冊目で1巻2巻は約1年前に感想を乗っけていました。
何故3巻を買わずに1年も経ったのか覚えておりませんが、まぁなんかあったんでしょう。ちなみに、今回もこれを買うつもりはなくて、1月に発売されたフラッシュの新刊を買いに本屋さんに行ったら無かったので買っただけだったりします。
しかしずっとサボっていたからといって、今作がつまらない訳ではなく、メインやビッグイベントと絡まないだけなのでご安心ください。
主役は女ホークアイ!
さて、今作は3冊目ということもあり、前作「リトル・ヒッツ」の終盤で女ホークアイことケイト・ビショップがクリントの元を離れ、L.A.で新生活を始めたところからスタートします。リーフで販売されていた頃はクリントとケイトのストーリーを1話ごと互い違いに販売していたそうですが、単行本化にあたり3巻をケイト編、4巻をクリント編として販売されました。なのでこの本にはほとんどクリントの出番はありません。
しかしホークアイのヒーロー過ぎない日常を描いていることには変わりなく、今作でも普通の現代っ子としてのケイトもたっぷり描かれています。図書館のパソコンで音楽を違法ダウンロードしようとして摘み出されるとか若者ヒーローっぽくていいかんじですね。また、前作までのおしゃれでアーティスティックな絵も健在なので、眺めているだけでも楽しむことができます。
- 作者: マット・フラクション,アニー・ウー,ハビエル・プリード,中沢俊介
- 出版社/メーカー: 小学館集英社プロダクション
- 発売日: 2015/11/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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