新米の一歩目

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テープの先に待つものは。Netflixオリジナルドラマ「13の理由」シーズン2感想

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「13の理由」(原題 13 reasons why)  主演 ディラン・ミネット

 

 2-1「1枚目の写真」

 

 ベイカー夫妻とリバティ高校の裁判が始まった。ハンナ・ベイカーが亡くなってから5ヶ月後の事だった。

  クレイも、他の生徒達も裁判は無いと思っていた。ベイカー夫妻は和解を選んだのだと、そう思っていた。しかし、弁護士の母に告げられたのだ。"ベイカー夫妻は示談を選ばなかった"と。

 

  裁判がきっかけで、アレックスとジェシカが再び学校に通い始める事になった。皆の目が痛い。ジェシカが休学している間に、彼女に関するあらゆる事実はどんどん捻じ曲がり、広がっていた。ジェシカにとって学校は、最早全くの別の世界だった。

  ジャスティンがレイプの事実を打ち明けた後、彼は去り、ジェシカは休学した。その間にブライスが「合意の上だった」と発言したらしい。ブライスの保身の行動が、事実を歪めたのだ。

 

  クレイは学校を休み、裁判を拝聴していた。初日の証言者はタイラーだ。ハンナの写真を撮り、ハンナに執着していた学生だ。

「ハンナはアナタに写真を撮られて喜んでいた。そうでしょう?」

弁護士が尋ね、写真を取り出す。それはいじめが起きる前の写真だった。あの写真が出回る前の、転校してきたばかりの頃のハンナの写真だ。弁護士はそこから

"ハンナは写真を撮られて喜んでいたのに、なぜイジメに?"

と繋げる気のようだ。しかしいじめの原因になった写真と、転校してきたばかりの頃の写真は全くの別物だ。

  しかしそこで新たな事実が明かされる。タイラーはハンナが自室で、自らのセクシーな写真を誰かに送っていたと言うのだ。だから思わず写真を撮ったと。クレイはタイラーの"嘘"に耐えきれず裁判所を後にする。

 

   学校へ来たクレイはアレックスと出会う。

「僕の遺書に"止めなれなかった"って書いているんだ、何をだろう?」

  自殺未遂をしたアレックスに声をかけるものはおらず、心を殺すようになっていたクレイだけが話しかけて来てくれたから聞けた事だった。しかしクレイにも思い当たる節は無い。

  クレイがクラスを後にし、ロッカーを開けると写真が落ちて来た。ハンナの写真だ。裏には

 

"ハンナだけじゃない"

 

そう書かれている。なんだ、これは。

焦るクレイの元にトニーがやってきた。最後の最後までハンナの味方だった唯一の存在。トニーは裁判に呼ばれていた。ベイカー夫妻が呼んだのなら分かる、夫妻はトニーが味方だと知っているからだ。しかしトニーを呼んだのは学校側だった。何故だ?

 

 タイラーはアレックスの見舞いに通うようになっていた。もっとも、学校に通うようになったから不要な気もするが。アレックスは自殺未遂の影響でテープなどの記憶を失ったとタイラーに言う。

  

  「何故あんな嘘をついた?」

  クレイはタイラーを問い詰めた。

「脅しなんて怖くないぞ、暗室もだ」

タイラーは誰かしらに暗室で脅されているようだ。しかしそれより、タイラーは嘘をついていないのか…?

 

  待望のNetflixオリジナルドラマ「13の理由」シーズン2が配信開始となりました。シーズン2は公開前からかなり力を入れており、普通のウェブサイト、youtube、果てはなんと映画館でもその予告を目にしました。個人的にはまたあの重いストーリーを見るのか…という軽い気落ち半分、この先のストーリーへの期待半分というところでしょうか。面白いんですけどね、重いんですよね。

 

  さて、シーズン2ではハンナの裁判を中心に物語が進行します。裁判の開始と共にクレイの目には再びハンナの影が見えるようになり、幻覚どころかハンナが話しかけてくる幻聴までもが聞こえてくるようになります。さらに隠れていた被害者の存在が仄めかされ、見逃せない展開になっていますね。

 

  正直シーズン1の忘れている部分も結構あり、クレイがいきなりスカイといちゃついててびっくりもしました。しかし見ているうちに徐々に思いだしていき、スロースタートでありながら着実と「13の理由」の世界に引き込まれました。