【アメコミ感想】ケーブル&デッドプール:青の洗礼
あらすじ
それは、デッドプールにかかってきた一本の電話から始まった。
電話の主はワンワールド教会。愛と融和を唱える宗教団体が、お喋りな傭兵に何の用があるのか?
一本の電話をきっかけに、未来戦士ケーブルを巻き込んだ全地球規模の大事件が巻き起こる!
マーベルユニバース屈指の迷コンビ、ケーブル&デッドプールが主役を務める注目作、ついに邦訳!
本誌紹介文より引用
概要
映画公開をきっかけに大幅値下げがされたケーブル&デッドプールの一作目「ケーブル&デッドプール:青の洗礼」です。
今作で描かれるのは、ファサードを巡る争い。
ザワークラウト、T-5、ゴーゴーという3人組が盗み出だしたファサードと呼ばれるウィルスは、顔を自在に変えられるようになる効果を持っていました。それを求めたワンワールド教会はデッドプールにファサードを盗む事を依頼、一方でケーブルはファサードの危険性からその破壊を目論みます。
名コンビの始まり
正直、この時点ではケーブルとデッドプールは完全に敵同士…というか目的の相違により対立しています。そんな状態からいかに奇妙すぎる絆に結びつけられるのか。ライターの腕が光ります。
また、一応2人の状態を話すと、単独じゃないデッドプールはそこそこ大人しめ。少なくとも脳内の2人の四角枠は登場しません。そして癌である事を押されており、ワンワールドに協力するきっかけになったり、ケーブルのテクノ・オーガニック・ウィルスの症状を自身の癌と重ねているシーンなども登場します。
そしてケーブルはというと、テクノ・オーガニック・ウィルスが取り除かれており(矛盾はしてないですよ。時間軸の違いです)、サイオニクスをウィルスの制御に割く必要が無くなった状態でスタートします。結果、えっぐいパワーを使いまくりです。海を越えてテレパスしたり、町の住人全ての思考を読み取ったりします。サマーズやばい。
そんな2人が争うのだからまぁすごいってもんなんです。
1200円で購入でき、満足できる作品である今作、「デッドプール2」を観てコミックスに興味を持った方、ぜひ買ってみてはいかがでしょうか!
ケーブル&デッドプール:青の洗礼 【限定生産・普及版】 (MARVEL)
- 作者: ファビアン・ニシーザ,ロブ・ライフェルド,マーク・ブルックス,シェーン・ロー,パトリック・ジルシャー,小池顕久
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2018/05/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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