新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

アンという名の少女 シーズン2 第3話感想

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2-3「本当のものを見るのは心の目」

 

 

  ー紙を2枚お借りしました

  その手紙とともにネイトのカバンから紙を1枚抜き取るアン。そしてギルバートに手紙を書くため、ダイアナの家族…前回、ネイトの儲け話に乗っかったバリー氏一家の旅に同行してアンは旅に出る。

  

  旅の同行を認めたマシューとマリラ、この2人は結局土壌検査に乗らなかった。確かに金が出るかもしれないが、やめておいた。もし金があるなら、いつかアンがこの農場を継いだ時、もしそれを望むのなら、掘ればいい。

  

  一方ネイトは、自室の紙が無くなった事に気がついていた。しかし、それを詮索する前に、ダンロップが部屋にやってくる。

「俺は…アヴォンリーに残ろうと思う。」

バリー氏からの土壌検査代の儲けが入ったら縁を切り、この地に留まりたいという申し出だった。ダンロップにとって、それほどまでにアヴォンリーが気に入ったのだ。

 

 ダンロップが部屋を出た後、ネイトはアンの部屋を捜索し始めた。すると、ベッドの下にくしゃくしゃに丸められた紙があった。アンは当初、これに"お借りしました"のメッセージを書こうと思っていたのだが、インクが散ってしまい、別の紙に書いたのだ。丸められた紙には…ニューヨークの偽造印が押されていた。

 

 どうにもモヤモヤするし、イラつくネイト。マリラからウィスキーボトルを非難する目で渡されたのもムカつく…ネイトは1人納屋に入り、ジェリーに絡む。カトリックで酒を飲めない彼に無理矢理酒を飲ませようとする。ジェリーは怯えつつも、頑なに拒否した。

  解放されたジェリーは自分の遣る瀬無さに涙した。もし、あの時、お金を取られていなければ、あんな下宿人を迎え入れる必要も無かったのに…そんなジェリーをマシューが優しくおだてる。この時、既にネイトを怪しんでいたのはジェリーだけではなかった。マリラだ。彼女は、アンの部屋から出てくるネイトを見ていたのだ。

 

 一方、ダイアナの叔母の家についた一行。彼女の叔母は金の採掘事業に不安を抱えていた。どうも10年前にもこの島で似たような出来事があったらしい。叔母の話に、ダイアナとアンは不安を覚える。2人は10年前の記事を調べる事にした。

  残念ながら、町には新聞のアーカイブは残っていなかった。しかし、担当記者がマルコム・フロストという人物であるということを突き止める。

  2人はマルコムのいるパブにやってきた。マルコムは当時のことを話すつもりは全くなかったが、アンの必死の説得により当時の調査ノートを見せてもらうことができた。

「なんて綺麗な字。ネイトみたい…きっと考えがしっかりしているのね…私には顕微鏡で見ても何も見えなかった」

  その言葉に、マルコムは違和感を覚える。金があるなら、輝いているはずだ。アンの見る目の問題じゃないはずだ。マルコムはアヴォンリーが10年前の悲劇に見舞われるだろうと2人に伝える。その学者(ネイト)の雇い主は?1トンあたりの土からどれだけの金が含まれていた?ネイトはどれも語らなかった。

「いいか、この土地の金はな、1トンからたったの40セントしか取れないのだ」

 

  ついにアンの頭の中で色々なものが繋がり始めた。ネイトは決してアンを調査に連れて行かなかった。ネイトの本には金の章だけ何度も読んだ後があった。バリー氏はネイトの紙で書いたギルバートへの手紙を金の証明書と見間違えた。そしてあの日見たもの…あれは、ニューヨークのあの印は…偽造か…。ということは、ダンロップもか…

  すぐにバリー氏に真実を伝えようとするアン。マルコムはそのアンを制し、調査ノートの空いているページに考えをまとめるように促す。

 

  パブを出たところに、バリー夫人と出会った。必死に真実を伝える2人、まだノートは書いていない。バリー夫人もパブにいた男の話なんて、と聞く耳を持たない。バリー夫人はアンに帰宅するまで口を聞くことを禁じる。

 

  一方、グリーンゲイブルズでも、マリラ、マシュー2人の下宿人への態度が固くなっていった。怪しい事に加え、生活が安定してきたこともあり、2人は下宿人を追い出そうと決意していたのだ。

 ダンロップは既に近隣に土地を見つけていた。足を洗い、気に入った土地で暮らす事に浮き足立っていた。そんな下宿人2人に、マシューとマリラは2日で出ていってもらうと告げた。

 

  家に戻ってくるなり、バリー夫人はマリラにアンの度が過ぎてた行動を怒った。その横ではバリー氏が調査費用の1700ドルをネイトに渡している。どうにもできないのだろうか。ネイトが去って行く。

  部屋に入ると、ダンロップがアンのお気に入りのパイを焼いて待っていた。冒険のお話を聞かせておくれ、と。しかしアンにとっては彼もまた、共犯者だ。思わず恐怖で身体が強張る。その態度で、ダンロップもアンが真実にたどり着いたと気付いてしまった。早速ネイトに報告する。

  アンもまた、マリラに町でのことを話していた。そこにネイトとダンロップがやってくる。2人はアンとマリラを縛り上げ、逃亡した。

  納屋で掃除をしていたマシューとジェリーは事態に気づいていなかった。

  背中合わせに縛られながらも、なんとか立ち上がるアンとマリラ。必死に外に出て、夕食の合図に使っている鐘を鳴らす。

  音の不規則性に気づいたマシューが駆けつける。しかし既に部屋の中には誰もいなかった。マシューの銃も盗まれている。マシューは急いで馬を走らせた。

 

  偶然にも、その日ジェリーは早く仕事を上がっいた。急ぎ足で帰路につくジェリー。と、その時、逃亡している2人に出会う。そこでやっと、ジェリーは2人があの時の犯人だと思い出した。ジェリーを殴り倒すネイト。

「行くぞ」

そういって走り出すネイトの背中に…ダンロップが銃を向けた。

「もう嫌だ」

ダンロップは心からこの土地に居たかった。だがもう皆から嫌われただろう。皆に好かれていたのに…

 しかし、銃に弾は入っていなかった。ネイトはダンロップを押し、調査の偽造の為に作った穴へと落とす。

 

  マシューと調査隊が穴の近くにやってきた。マシューがジェリーを助け起す。ダンロップも引き上げられる。ダンロップは必死で自分も被害者だと訴えた。もちろん人々は聞く耳を持たない。金は全て、ネイトに持ち去られた。

 

  1人、未だに金騒動が嘘だったと知らない人物がいた。アンの手紙を受け取ったギルバートだ。

 

 

  とりあえず金騒動編一件落着です。とはいえ、アヴォンリーの町は大きな被害を被りました。嘘が判明した後のバリー一家は次回でしょう。今回は登場しませんでした。この解決したけれど傷がついてしまったというのが、アンの無力感を上手く表していて素晴らしいですね。アンをただの子どもと見ている人と、しっかりと考えて行動していると分かっている人の対比が上手く描かれていました。

  そしてギルバートが合流の兆し。でも金は嘘でしたから、結局帰ってきても好転はしないんですよね〜。

 

  追記。気づかずに2話をすっ飛ばして見ていましたので、一度2話を投稿した後にこの記事を再投稿しています。