新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

親子の愛に、時間とサイズは関係ない

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アントマン&ワスプ」(原題 ANT-MAN AND THE WASP) 主演 ポール・ラッド

 

  それは、あるタイタン人が銀河中の生命体の半分を消し去る少し前の事だったー

  シビル・ウォーの後、ヒーロー達の一部は犯罪者となった。犯罪者達の何人かは、そのまま反旗を翻し続ける道を選び、何人かは国と取引をし、自宅軟禁される道を選んだ。

  そして、アントマンとしてキャプテン・アメリカと共に戦った男スコット・ラングもまた、自宅軟禁を選んだ1人だ。ハンクやホープに黙ってシビル・ウォーに参加した結果、2人とは長らく連絡を取っていなかった。スコットが犯罪者となった事で、スーツを作ったハンクらもまた、犯罪者として追われる身になっていたのだ。スコットにとっては、ただ謝る事しか出来ない。

  しかし、再び3人の自体が動き出す。それは軟禁が終了する3日前の事だった。風呂に入っていたスコットは突如、かつて入り、生還した量子世界の夢を見る。そして、その夢にはその昔量子世界に入り、戻ってくることのなかった女性、ホープの母ジャネット・ヴァン・ダインが出てきた。

  その事をすぐに連絡するスコット。どうやら、スコットの生還以来ハンクとホープは量子世界に入りジャネットを救う研究をしており、スコットが夢を見たのは量子トンネルを開いた直後の事だったようだ。量子世界に足を踏み入れた2人に奇妙な繋がりが生まれていたのだ。

  スコットを介してジャネットを救おうとする2人。しかし、そこに2つの思惑が介入する。1つは闇市場の重鎮バーチ。彼は量子研究ラボを盗み取り、大金を得ようとしていた。そしてもう1つは謎の女性ゴースト。目的は不明だがバーチと同じく、ラボを欲していた。3つの思いが交錯する中、事態は混乱を極めてゆく……

 

  

  さて、MCU最新作「アントマン&ワスプ」です。久々に速攻で観に行くことが出来ずモヤモヤしておりましたが、やっと観ることができました。

  さて、あの衝撃的なインフィニティ・ウォーに続いたMCU作品として、どう繋げてゆくのかと期待の膨らんでいた今作、まぁトレーラーで何となく分かっていましたがサノスが来る前のお話でした。

 

  今作で描かれるのは…世界の危機とはほぼ無縁なストーリーでした。出てくる3つの勢力はどれも世界を転覆とか考えておらず、それぞれがそれぞれの目的があってラボの争奪戦を繰り返します。あ、さっきからラボを盗むとか争奪戦とか書いていますが、ラボの権利とかではなくマジにラボの争奪戦をしています。だってほら、これ、アントマンですよ?そりゃラボだって縮小化しますよ!。

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  まぁそんなお手軽ラボを取り合う訳ですが、上記の通り皆が自分の為に取り合っているので、明確な巨悪なる存在が存在しておりません。まぁ強いて言えばバーチはヴィランですが、スーパーヴィランとは程遠い存在、Netflix系列のヴィランよりしょっぱいです。なんなら唯一特殊能力を持っていない勢力ですからね。

  さて、そんなもんですからスーパーパワーとスーパーパワーの超ぶつかり合い!という感じではないのが今作。もちろん、縮小アクションもゴーストのフェイズアクション(実態したり透けたりできるのよ)も素晴らしいですが、メインはそこでは無いですね。時間制限がある中どうするか!?とか、FBIが家に来ちゃうからヤバイ!(自宅軟禁中に外に出てるので)といった所が大きいです。だからノリは変わっていないですが、内容は1と結構違いますね。

 

  さて、1とは大きく違うと言いましたが、色々グレードアップして帰ってきている事には間違いない今作。ルイスら3バカも相変わらず登場し、例のめっちゃ喋る奴も健在です。

 

 コメディ要素も減りはしたものの健在。自白剤のくだりとかめっちゃ笑えます。

  そしてアクション、これまたグレードアップが半端じゃないです。シビル・ウォーでお披露目した巨大化メインかと思いきや縮小に磨きがかかっていました(もちろん巨大化もするよ)。

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  やっぱり大きいのはワスプの存在。羽が生えてブラスターが撃てるってだけで見栄えが全然違います。一方のスコットはスーツの不調で小学生みたいになったりしてるしね。そしてその2人(とルイス)が繰り広げるカーチェイスがまた面白い!カーチェイスってだけで映画って結構映えますけど、この世界のカーチェイスは車が縮小しますから!自分の車を縮めて体当たりを回避したり、敵のバイクを縮小化したり、でっかくなったペッツをぶつけたり…次の動きが予想出来ないのが見ていて本当に面白いです。

  そして1番!1番グレードアップしていたのが何を隠そうスコットのキャシー愛もうこれに尽きます。100年経とうがキャシーを忘れないと豪語するスコット。まず登場シーンがキャシーと遊んでいるシーンから。しかも内容が超楽しそう。最高のパパです。そしていつの間にか身につけていた手品は軟禁されていながらもキャシーを楽しませる為。しかもめっちゃ上手い。しまいには敵に捕まっている時にキャシーからの緊急電話が!スコットは頼み込んで電話に出させてもらえます。まぁ、緊急の内容は"靴がない"なんて物ですが、この電話を脱出に活かそうとなんてしません。だってキャシーがピンチだもんね!自分が捕まってるかなんて関係ないよね!

 

 

  

  ここからネタバレ

 

 

 

 

 

 

 

  そして、今作の1番重要シーンは全て終わった最後にありました。まぁ、逃れることは出来ません。その時が来るシーンです。

  最後のシーンはスコットが再び量子世界に飛び込む所から始まります。とある事情があっての事です。しかし実寸大の世界ではハンク、ホープ、そしてジャネットがスコットをサポートしているので危険は少ないでしょう。

  量子世界に飛び込むスコット。あっさりと目的を達成し、元に戻ろうとします。しかし、カウントダウンの途中、外からの通信が途絶えます。外にいた3人は、消滅していました。

  タイタンに残されたアイアンマンがピンチと思われていましたが、スコットはさらに上を行く危険な状態で取り残されてしまいました。

 

監督曰く

・スコットはサポートがあったので元に戻るためのディスクを持ってきてはいない

・キャシーらは不明

らしいです。

 

そして、ファンの予想では

ジャネットの

「時間の渦に飲み込まれないように」

というセリフから時間を遡るのではないかと囁かれているそうです。

 

果たして真実はどんなものか、この先も目が離せません。