新米の一歩目

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アンという名の少女 シーズン2 第9話 感想

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2-9「かつてのわれらは今のわれら」

 

  野菜スタンプで壁を彩る女性。彼女は突如遅刻したことに気がつき家を飛び出す。

 彼女を見た人は1人残らず驚愕した。女性なのにパンツを履き、見たこともない乗り物…原動付自転車の先駆けとなるものに跨っていたのだから無理もない。カスバート家の3人もまた、彼女を見て驚いた。アンは目をキラキラさせていたが。

  女性の名前はミュリエル・ステイシー。新任の先生だ。

 

  

 "進歩的な母の会"にそんな格好できて、しかも遅刻したのだから、親から子に与えられるミュリエルの評価は最悪なものからだった。アンを除く皆が不安に感じながらも新しい学校生活が始まる。

  コルセットも付けていなければ、突然床に輪になって座り自己紹介をしようと言う。生徒たちの顔が苦くなってゆくにつれ、アンの表情は明るくなっていった。最も、プシリーが結婚から逃げたことやギルバートが旅していたことなど、自己紹介が進むたびに口を出してしまい怒られたのだが。

 

  ミュリエルはギルバートの為に勉強を教えることを快諾してくれた。これで今までの自習以上に医者への道が近くなった。

  一方でアンには作文を提出する事を命じた。テーマは"うわさの危うさと他者への尊重"、流石のアンも余計な事をしたと自覚し、落ち込んでしまった。

  アンはその足で秘密基地へと向かった。何を書けば良いのか浮かばずにコールに当たってしまう。コールはもう本当に学校に行っていないのだ。

  

  リンド夫人はマリラと共にミュリエルの自宅へ訪れていた。リンド夫人は"女性"で"自由"な教師が許せないのだ。マリラはそれに付き合わされただけだ。アンの先生だから少し気になった点もある。リンド夫人はミュリエルを厳しく叱りつけた。

 

  アンにはもう一つ、心に引っかかっていることがあった。大切な友達の狐が罠にかけられたかもしれないのだ。その不安が募るあまり、徹夜して書き上げた作文にランプを落としてしまい、台無しにしてしまった。

  アンはなんとか仮病を使って学校を休もうとするが、仮病がバレてしまった。学校へ行きたがらないアンに、マリラが同行して事情を説明する事で説得する。

 

  ギルバートとバッシュは口論していた。そもそも、バッシュがギルバートの家に来たのは共同で農場を運営するためだ。そして軌道に乗ったら進学するという計画だった。しかし、ミュリエルの亡き旦那が飛び級で大学を入った事を聞いたギルバートは、翌年には大学に行く気になっていた。約束が違う上に農場も手伝わないギルバートに不満が募る。

 

  一応焦げた作文を持って行き、弁解したが、ミュリエルは作文をしっかり完成させるよう命じた。マリラはせっかく来たので、そのまま授業を見学する事にする。

  実体験やジャガイモ電池を通して科学の授業を進めるミュリエル。生徒もだが、思わず興味を惹かれる。アンはギルバートに対抗心ばちばちだ。そこへ、リンド夫人をはじめとした"進歩的な母の会"の面々もやってくる。

  このまま見学させていれば大成功のはずだった。しかし生徒の1人ムーディがあろうことか電球を舐めたのだ。どうやらエネルギーはチョコレートケーキにもあるという話をしたせいで、電球がチョコレート味だと思ったらしい。当然熱い電球、ムーディは思わず電球を落としてしまう。ミュリエルは動かないよう叫び、すぐに対処したが、評判は落ちてしまう。

  ムーディが自分のせいだと弁解するが、ムーディの母は彼を連れて行ってしまう。

 他の母親たちはすぐに元の授業形態に戻すよう詰め寄った。反論したのはマリラ、ギルバート、アンだ。

 

  バッシュの出した答えはメアリーに相談する事だった。メアリーは優しく話を聴いてくれた。ボグ地区よりマシだと、励ましてくれた。そしてバッシュはそのまま、メアリーの宿で夕食をご馳走されることになった。

 

  学校が終わるとビリーはすぐに狐を狩りに行った。アンは居ても立っても居られないが、今日はマリラもいるし、なんならミュリエルもいる。アンは仕方なく、見ても忘れるという条件で2人を連れて秘密基地へと足を向けた。

  ミュリエルとマリラは秘密基地周辺に散りばめられた彫像に目を奪われた。アンがお弁当を狐の餌にしていたが、そんな事より彫像が美しかった。作ったコールの事を知ったミュリエルはコールを知りたがった。彫像も美しいし、子供たちが作り上げた秘密の王国はとても美しい。

 

  ギルバートが帰ってくると、そこはもぬけの殻だった。机には一通の手紙が…

 

  同じ日の夜、ビリーら少年たち3人組が狐を探していると、彫像を発見した。そして秘密基地も。少年たちは、ずっといじめていたターゲットが拠点にしている場所を見つけてしまった。

  迷いはなかった。少年たちは彫像に猟銃を放ち、基地を踏みにじった。

 

  翌朝、ミュリエルは学校に行く前にマッケンジー牧場(コールの家)を訪れようとしていたが道すがらのアンドリュース氏(ビリーの父)にかなり先だと聞かされた。アンドリュース氏は親切にもミュリエルを送ってくれるよう言ってきた。感謝して馬車に乗るミュリエル。しかしそれをリンド夫人が目撃してしまう。

  

  コールの母はコールが学校に行っていない事を知らなかった。ミュリエルの訪問により嘘がバレてしまう。コールの母からすれば、働いて欲しいのに無理して学校に行かせていた。それなのに来ていない?コールはバレた事が分かると、逃げ出してしまった。

 

  アンはグリーン・ゲイブルズに未だ狐用のワナが仕掛けられていた事をしり、怒って出て行ってしまった。向かった先は秘密基地…だった場所になっていた。荒れ果てた基地を見て驚愕するアン。そこにコールも現れる。コールの怒りの矛先は…アンに向いた。

「そんなに先生に好かれたいのか?僕のことを話して利用したな。君は…僕の夢を壊したんだ。僕はもう農場から出られないだろう」

  しかし、その矛先はまた別の方向に向いた。基地にビリーのマフラーがあったのだ。止めようと叫ぶアンを無視して学校へ走るコール。

 

  彼は学校へ向かうなりビリーに殴りかかった。取っ組み合いになる2人。アンも追いつく。コールの一撃でビリーがよれ、教室のストーブに耳が押し付けられる。叫ぶビリー。コールはたまらず逃げ出す。

 

  

 

  新しい先生がやってきて事態が大きく変わりました。ついこの間バッシュに謝ったリンド夫人ですが、結局この人は何も変わっていないですよね、虫唾が走ります。常識を訴えていると思っていますが、結局自分が非常識ですよね。

  そしてビリー。ついに罰がくだりました…が正直こんなもんじゃ罰になりきらないと思います。コールの受けた精神的な傷はずっと残り続けるでしょうから。次にビリーの親が先生に怒らず、自業自得と思ってくれれば良いでしょうが多分先生が責められるんだろうなぁ…