新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

X-MEN:スキズム 感想

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                         「Marvel.comより引用」

  今月のマーベル・マスト・リードシリーズはX-MEN:スキズムです。

 

 

概要

 X-MEN版シビル・ウォーといっても過言ではない今作。セカンド・カミングとAvXの間の話であり、今作を機にX-MENウルヴァリン率いる「ジーン・グレイ学園」とサイクロップス率いる「ユートピア」に完全に別れる事になります。

 

発端

  物語の発端はキッド・オメガというミュータントのテロと第8代インナーサークルという幼い子どものヴィランチームです。キッド・オメガが世界の要人の会合の場で強力なテレキネシスを使い要人達の心の闇を暴露させた事で、世界中がセンチネルを動かし始めます。しかしセンチネル達は長年埃被っていた事もあり暴走。ユートピアのミュータント達は人間が自分たち殺そうと取り出した兵器から人間を守るため、センチネルの破壊に勤しみます。

  そんな時に開館したミュータント歴史博物館。オープン初日には取材陣も集まっていたため、ミュータント達は中でも強力なミュータントのエマ、マグニートーアイスマン、コロッサス、ネイモアらを平和大使として開館日に来館させます。そこに襲撃してきたのが第8代インナーサークルが率いるヘルファイア・クラブ。彼らは子どもながら正確にミュータントの弱点を突いた攻撃でミュータントらを制圧します。さらに、超巨大なセンチネルをユートピアに向けて発進させます。

  平和大使はやられ、他のミュータント達も世界各地のセンチネルの対処に当たっていたため、ほぼ無防備のユートピアサイクロップスユートピアに残っていた新米ミュータント達と共に向かってくるセンチネルを倒そうとします。それに反対したのはウルヴァリン。彼は常に子どもたちに戦闘をさせる事に反対であったためでした。対立するサイクロップスウルヴァリン、そして2人は戦闘にもつれ込みます…

 

思想がぶつかり合う

   ミュータントである以上、子どもでも戦うべきと考えるサイクロップスとミュータントでも子どもは子どもらしくあるべきというある意味理想的すぎる考えをもつウルヴァリンが決定的に対立する今作。今までもこの考え方の違いは何度も描かれていましたが、今作をきっかけに2人は完全に分裂していまいます。

 

これがサイクロップスの実力だ!

  しかしそんな仲違いの作品でありながら、その2人の魅力がたっぷり詰まっているのが本作の身どころ。もちろん、2人の戦いも熱いのですが

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                         「Marvel Unlimitedより引用」

それだけでなくサイクロップスの巨大オプティック・ブラストなど読んでて思わず「おおっ」と唸ってしまうアツさがありました。目からビームの本領発揮です。

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                     「Marvel Unlimitedより引用」

 

まとめ

 それにしても、やっぱXは面白いんですよねー!本当はもっと読みたいのですが、邦訳はアベンジャーズ周りが優秀な一方Xは少なく、インヒューマンズに至っては…なのでなかなか読むことができないのです。アンリミはありますけど何処から手を出すか分からず辞めちゃったりね。はあ、もっと読みたい…

 

やっと俺ちゃんの出番だな!刮目しろよ極上エンターテイメント!

 

デッドプール」 (原題 DeadPool) 主演 ライアン・レイノルズ

 

 

あらすじ

  傭兵として日々を過ごしていたウェイド。ヴァネッサという最愛の女性と結婚し、幸せが手に入った直後、彼の体を癌が蝕み始める。そんな彼の元に訪れたのは怪しげなエージェント。ウェイドはそのエージェントの口車に乗り癌の治療を受けることに。実験を乗り越えたウェイドは無事に癌を克服…どころか不死身になったものの代償で全身はグズグズのボロボロ。恋人に会うこともままならないような見た目になってしまう。ウェイドは復讐を決意する。こうして彼は姿も名前も変えたのだ。「デッドプール」に…

 

 

デッドプールって?

  「マーベルvsカプコン3」で必殺技ゲージと体力ゲージをぶんぶん振り回し、昇竜拳をぶっ放し、こっちに向かって話しかけてくるその姿で数多の日本人の心をがっちりと掴んだデッドプールヴィレヴァンのアメコミコーナーなども彼のグッズでいっぱいです。そんな国内国外問わず大人気な彼ですがそのキャラクター性からなかなか実写化は実現しませんでした。話はずっと出ていたんですけどね。しかしある時作られたデモムービーが流出、それがきっかけに今作は見事誕生しました。

 

楽しめ、これがデッドプールだ!

  緑コスチュームで失敗し、口を塞いで失敗したライアン・レイノルズが帰って来た。次に提げて来たのは原作そっくりな見た目になったデッドプール。そして内容も非常にデッドプール"らしさ"で溢れかえってます。つまりはガンガンこっちに話しかけてきて、ガンガンパロディをブチ込みまくってくるって事です!こんな自由なのを見ていてつまらない訳がない!この作品はマーベルに興味を持ってもらうきっかけになる一本です。他のアメコミムービーとは恐ろしいほど毛色が違いますがだからこそきっかけになると思うのです!そして一方で、ある程度アメコミに触れてからもまた楽しめる!これが凄い。ただただ笑って見ていたこの作品の数々の小ネタに気づけ、そしてニヤッと出来るでしょう!

  続編の公開も決定し、その続編には(エンディング後にも言ってますが)ケーブルの参戦も決定。続編のトレーラーでいきなりスーパーマンのパロディやスタン・リーが登場し、これからの期待度もマックスな作品です。

 

 

 

人もブロックも、一人では生きられない

レゴバットマン ザ・ムービー(吹替版)

 「レゴバットマンザ・ムービー」(原題 The Lego batman movie) 主演 ウィル・アーネット

 

 

あらすじ

  今日もゴッサムシティを守る孤高のヒーローバットマン。しかし、ゴッサムの街の人から称えられるような存在の彼も、屋敷に帰ってブルース・ウェインになると孤独な寂しい独り身、 そんなある日、ひょんな事から養子になったのは騒がしい少年ディック・グレイソン。ジョーカーが凶悪犯を収監しているファントムゾーンから今までにない悪者たちを引き連れてやってくる中、ゴッサムの平和を守り、ディックと家族になれるのか…

 

概要

 タイトルの通りレゴなバットマンが大活躍する本作。内容も"レゴである"ということをしっかりばっちり活かした作りになっています。レゴの映画っていうとどうしても"子どもっぽい""実写ほど面白くは無さそう"といった印象を受けがちかもしれません。しかしみなさん!レゴをナメちゃあいけません!僕も昔は同じ気持ちでした。そんな印象が変わったのはレゴアベンジャーズのゲームを買ってからです。レゴの作品って…元の作品への愛がすごいんです!だからストーリーは子どもっぽいのにネタはファン向け!そう!ある意味究極の"誰でも楽しめる"系作品なんです!さらに、さらにですよ、今回の作品愛はバットマンだけじゃあ無いんです!

 

ネタがたっぷり!笑いもたっぷり!

  まぁまずバットマン、彼に関するネタと言えばゲーム版レゴバットマンでもお馴染みのあれ

 

そう!アダム・ウェストバットマンです!「ナナナナナナナナバッマーン♪」で有名な事もありしょっちゅうネタにされますししょっちゅう歌います。今回はバットマンvスーパーマンからアダム・ウェスト版までの全てのポスターをパロってもいる気合の入りっぷりです。あ、アダム版はまさかの実写が流れました。めっちゃ陽気に踊ってた。

  そしてバットマンだけじゃないってのはどういう事なのか?それはジョーカーの引き連れてきた悪役にあります。それは豪華すぎる面々、ベイン?違います。リドラー?いいえ。もしやJLAのメンバー?そんなもんじゃないです。今回の悪役達は…

サウロンの目にヴォルデモート、グレムリン… 

そう!ワーナーがやってくれたんです!そのほかにもドラキュラやらゴジラっぽいやつやらと大騒ぎなわけです!こんなお祭り騒ぎ、面白くないわけがない!

 

まとめ

  そしてストーリーは王道かつホロリとくる絆の物語に仕上がっており、これまたとても素敵でした。タイトルの通り、一人で生きるってのは本人が一人で生きているつもりでも、実際は助けられてるってのがしっかり伝わってきます。本当に一人の人なんかいない。三月のライオンの「まわりに心配されているうちは独立したとはいえません」みたいなセリフを思い出します。逆に誰からも心配されなくなる事なんてあるんでしょうかね?人間永久に独立できない疑惑

 

 

 

レゴ(LEGO) バットマンムービー バットモービル 70905

レゴ(LEGO) バットマンムービー バットモービル 70905

 

 

世界最強のヒーロー達、再び

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン (字幕版)

アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」(原題 Avengers : Age Of Ultron) 主演 ロバート・ダウニー・Jr

 

 

あらすじ

  アイアンマンことトニー・スタークが世界を守る為に作り上げたプログラム"ウルトロン"。しかしウルトロンが世界平和の為にすべき事を思考し、生み出した答えは人類の滅亡でした。自分たちが生み出してしまった新たな脅威を倒すため、アベンジャーズが再び集結します。

 

概要

  自分達のミスを自分たちで処理している今作は地球最強でありながら、完璧ではないヒーロー像が描かれています。なので、チョロい神ことロキさんと戦った1と比べて、チームとしての能力が格段に進歩している上、始めっから仲間というアドバンテージがある一方、それぞれがそれぞれの主張をぶつけ合うシーンがよく見られます。また、コミックスを読んでいない人が抱いていたであろう「かっこいいヒーローのアイアンマン」というイメージが、「あれ?スタークって勝手に色々やからしてるし割と黒くね?」という印象に変わる作品でもあるのでしょうか。ちなみに、コミックスを読んでる人からすればむしろこっちのスタークが通常営業です。

 

宿敵ウルトロン!

  今作のヴィランであるウルトロンは、コミックスでは初代アントマンことハンク・ピム博士が作ったロボットです。MCUのデザインは基本的に素晴らしいですが、ウルトロンに関してはコミックスの方がかっこいいですね。

 

ピム博士は精神的に問題があり妻のワスプにDVなどを振るってしまう人物、なんなら一時期は人格が変わっていました。そんなピム博士の人格データを移したからなのか敵として君臨してしまったのがコミックスのウルトロンです。ちなみにMCUにおけるピム博士はこの頃後のラングを探しているかラングのトレーニングをしているかって感じですかね?どっちにしろスターク嫌いのおじいちゃんやってます。

 

新キャラクター

  デザインといえばスーパーややこしいクイックシルバーダブりが発生したのも今作。結局スカーレット・ウィッチはMCUに、クイックシルバーX-MENにという割り振りで落ち着いたみたいですけどね。まぁエヴァン・ピーターズのクイックシルバーが最高過ぎたので正しい判断なのでしょう。アベンジャーズクイックシルバーも正にヒロイズムという言葉にぴったりな最後を迎えられていますし良かったかと思います。今復活してもJLAの実写化も控えていることから高速キャラ渋滞しますしね。

 

  XとカールスJrのコラボCM大好きでした。この頃日本には来ていなかったのでYouTubeで見てましたけど。

 

   そして今作最大の見どころはやはり何と言っても現在のMCUの基礎が詰まっていることでしょうか。ソコヴィアの事件はジモの誕生に繋がりますし、以降活躍するスカーット・ウィッチやマインド・ストーンを保持するヴィジョンの登場、アベンジャーズの顔ぶれが大きく変化し、基地の場所も変化。ソーはアスガルドへ帰ったことでラグナロクへと繋がります。

 

まとめ

  規模も格好良さも格段にアップグレートしたアベンジャーズ!やっぱり面白いです。そういえばホークアイがかっこよくなり始めるのもこの辺りから。

 

 

 

アベンジャーズ・プライム 感想

 

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「Marvel Unlimitedより引用」



 

  マーベル・マスト・リードの最新翻訳「アベンジャーズ・プライム」が届いたので読みました!

 

 

概要

  今、マーベルの邦訳本を買おうと思ったら十中八九の人がスタート地点にする「ニュー・アベンジャーズ:ブレイクアウト」。ブレイクアウトから始まる物語は「シージ」を持って完結します。しかし、それまでにアベンジャーズ…ひいてはマーベル・ユニバースの面々には様々な試練が立ち塞がります。ミュータントの総人口が減少したり、シビル・ウォーの果てにキャプテン・アメリカが死亡したり、スクラルの静かなる侵攻「シークレット・インベージョン」の果てに始まったダーク・アベンジャーズの台頭…それはまさしくヒーローたちにとっては暗黒の時代でした。そして実は、これらのストーリーでアベンジャーズの大黒柱である3人キャプテン・アメリカ、アイアンマン、ソーが共に手を取り合ったのは最後の最後、シージの時のみでした。それほどまでにニュー・アベンジャーズのシリーズはヒーローたちが物理的、心理的にバラバラな作品だったのです。そしてシージで遂に手を取り合った3人は、ダーク・アベンジャーズのリーダーであるアイアン・パトリオットことノーマン・オズボーンを倒し、アスガルドの落下の犠牲と共に世界に平和を取り戻しました。

 

長きにわたった決裂の終焉

  今作で描かれるのはそんなシージの終結キャプテン・アメリカがヒーローチームを再編成するまでの間の出来事。コミックスとしての「シージ」では終結の次のページから直ぐにチームの再編成、ヒーローの和解が描かれていますが実はそう簡単じゃなかったっていう部分の出来事です。簡単に言えば

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                     「Marvel Unlimitedより引用」

 これが

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                        「Marvel Unlimitedより引用」

こうなって

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                        「Marvel Unlimitedより引用」

こうなるまでのストーリー。

 

   ストーリーとしてはオクラホマで浮いてたアスガルドが落下、瓦礫の撤去中にヨトゥンヘイムにぶっ飛ばされた3人がそれぞれ仲間の元に集まり、黄泉の剣「エターナル・ソード」を手にした死の女神ヘラと戦うというもの。なので本当にヒーローはこの3人だけです。さらに言ってしまえばキャップはこの時点で「キャプテン・アメリカ」ではなく「スティーブ・ロジャース」ですし、アイアンマンはシージ直後のため古いアーマーかつぶっ飛ばされた直後に機能停止、リパルサーレイが撃てる程度の機能しかありません。なので2人ともそこらの剣とか盾で戦います。だから本作は本当にヒーローの物語というよりは、スティーブと、トニーと、ソーの物語なのです。でもやっぱりこの3人がいると何かいいんですよね。グッとくるというか。

 

また後半にはニューアベンジャーズから始まるシリーズに欠かせない人物セントリーの葬儀を描いたストーリーも収録しており、真に「マーベル・ナウ!」へ入る準備が出来たと感じる事が出来る構成になっているのも嬉しいです。

正義の盾を手に

キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー (字幕版)

 「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」(原題 Captain America The Winter Soldier) 主演 クリス・エヴァンス

 

 

あらすじ

  ニューヨークの戦いから2年後。突如としてキャプテン・アメリカを容疑者として追い回し始めるS.H.I.E.L.D.。原因はS.H.I.E.L.D.に長年潜み続けてきた悪の組織ヒドラが動き出したからだった。追手にはウィンター・ソルジャーこと戦時中共に活動した親友バッキーが。キャプテン・アメリカの新たな戦いが…はじまる。

 

魅力全開。これがキャプテン・アメリカだ!

  「キャプテン・アメリカ ファースト・アベンジャー」「アベンジャーズ」でパッとしなかったキャプテン・アメリカアメリカ本国やアメコミを知ってる人からすればパッとしていないなんてイメージは無いのですが日本に限れば上述した2作品はパッとしなかったといっても過言では無いでしょう。なんなら「アベンジャーズ」ではいらないやつなんて思われたかも知れません。しかしそんなキャプテン・アメリカめちゃくちゃカッコいいヒーローに押し上げたのが今作です。

正直ダサかったコスチュームは実写に即したクールなデザインになり

S.H.フィギュアーツ キャプテン・アメリカ (シビルウォー) 約150mm ABS&PVC製 塗装済み可動フィギュア

 

  戦闘もエレベーター戦のアツさや戦闘機落とし、なんなら冒頭のバトロック戦から魅了されるほどの面白さを持っています。そして「キャプテンすげー!カッコいい!」と言わざるを得なくなるのです!アイアンマンのように見た目の派手さはなかったキャプテンですが、今作で一気に見栄えが良くなりました。

 

新たな仲間、サイドキックといえば…

 

  そしてもう1人、今作から登場し、活躍の場面がどんどん増えることになるファルコンもキャップと同じく現実に即したクールなデザインを身に纏い登場し大活躍してくれます。

Marvel Comics Select Captain America 2 Falcon Action Figure

シュライヒ マーベル ファルコン フィギュア 21507

まぁコミックスは最近はこのカッコじゃ無いですが。

 このファルコンが追加されたことにより戦闘の舞台に空中が追加、キャプテンの活躍の幅が広がりました。ファルコンを呼んで掴んでもらうのいいよね。また、彼との出会いもまた良いです。右から失礼。言ってみたくなるセリフですね。

 

まとめ

  ストーリーもドラマの「エージェント・オブ・シールド」や続編の「キャプテン・アメリカ シビル・ウォー」と大きく関わる重要作でありながら単なる「繋ぎ」の回ではなく、見どころたっぷり、手に汗握る最高のエンターテイメント作品として仕上がっています。

 

 

 

アベンジャーズ:ラスト・ホワイト・イベント感想

アベンジャーズ:ラスト・ホワイト・イベント (MARVEL)

 

 

概要

以前紹介した「アベンジャーズ:アベンジャーズ・ワールド」の続編である今作。前作ラストに名前が判明したナイトマスクの存在により「ニューユニバース」との繋がりが明かされました。

 

ニューユニバースとは?

  そもそも「ニューユニバース」ってのはなんなのか?

「ニューユニバース」は1986年にマーベル25周年企画で立ち上げられたレーベルです。リアルな世界観を重視した「ニューユニバース」は「ホワイト・イベント」と呼ばれる現象をきっかけに誕生した超人類たちを主人公にした作品でした。企画はコケて黒歴史っぽいポジションにいたのですが、今作ではそんなニューユニバースからスターブランドなるキャラクターが登場します。

 

今作でも奴が登場!

  そして今作でも暗躍するエクス・ニヒロ!前作で地球に射出された創生爆弾(オリジン・ボム)の影響で"地球に"意識を宿らせようとするエクス・ニヒロ。爆弾はそれぞれ「自意識」「摂食行動」「自己修復」「意思疎通」「進化」「自己防衛」という生命体が当然持つ機能を持っておりそれぞれ意識体が誕生したり子どもが誕生したりします。アベンジャーズの面々はそんな存在にそれぞれ潜入や教育など四苦八苦します。

 

まとめ

  読んでて楽しいのはシビル・ウォー周辺のようにドロドロしていないところでしょうか?話自体はビルダーズやホワイト・イベントとややこしいですが、ヒーロー間の関係は良好なのが良いです。また、周囲にバレていないもののスパイダーマンがすでにドクオクだったり、キャロルがキャプテン・マーベルだっだりするのも近年のコミックス感があって素晴らしいです。残る「インフィニティ」の発売が楽しみです!

 

 

アベンジャーズ:ラスト・ホワイト・イベント (MARVEL)

アベンジャーズ:ラスト・ホワイト・イベント (MARVEL)