アンキャニィX-MEN:レボリューション感想
あらすじ
ミュータントの同胞であるスカーレット・ウィッチが引き起こした「M-デイ」により、ミュータントは絶滅寸前の状態に追いやられた。
種族の復興に奔走するサイクロップスは、禁断の力、「フェニックス・フォース」こそミュータント復活の鍵と信じ、ついにその力を手に入れる。
神にも等しい存在となった彼は、人類とミュータントの共存を目指す革命に着手するが、あまりに急進的なその行動は世の反発を招き、アベンジャーズとの対立の末、彼はフェニックスの力を失い、獄に繋がれる身となってしまう。
しかし、戦いの末に世界に散ったフェニックス・フォースは無数のミュータントを生み出していた。サイクロップスの願いは叶えられたのだ。
マグニートー、マジックら、同志の協力で脱獄を果たしたサイクロップスは、新世代のミュータント達を導くべく、新たな戦いに挑む。亡命者の汚名を着ながらに……。
『AVX』後の新たなX‐ユニバースを描く「マーベルNOW!」の注目タイトル、ここにスタート!
本書より引用
概要
「AVX:アベンジャーズ VS X-MEN アルファ & オメガ」
で脱獄したサイクロップスを始めとする新生X-MENを描いた今作。新生X-MENとは言いますがメンバーがサイクロップス、エマ・フロスト、マジック、マグニートーと危険なメンツの上そもそも脱獄犯であるためヒーローチームと明言していいのか微妙なポジションです。ちなみに他のX-MENのメンバーやミュータントの多くはウルヴァリンが学長を務めるジーン・グレイ学園におります。
物語の主軸としてはアンキャニィX-MENの面々がAVXを機に誕生した新たなミュータントを保護し、新生エグゼビア学園に迎え入れるというもの。これだけ聞くとかなり平和的ですが、マグニートーが共にいることから分かる通りかなり過激な方法でミュータントの保護を推し進めます。その行動もタイトルから分かる通り「革命」と捉えており、いろいろな意味で危険な存在となっています。
敵はアベンジャーズ?
そんな彼らであるため、対峙する敵も凶悪なヴィラン!!……という訳ではなくミュータントを迫害する市民やアベンジャーズなど、特にアベンジャーズはAVXのしこりが残っており険悪な関係のようです。
また今回からのサイクロップスやマグニートーのコスチュームにも注目、マグニートーは今までの紫ではなく白コスチューム、サイクロップスの新バイザー(バイザーでいいのか?)もイカしてます!どちらもゲームアプリ「マーベル:パズルクエスト」で登場しており馴染みはあったのですがコミックスで見られると別格の嬉しさがあります!
- 作者: ブライアン・マイケル・ベンディス,クリス・バチャロ,フレイザー・アービング,御代しおり
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2016/04/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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