ファンは食わず嫌いせずに見てほしい!「名探偵ピカチュウ」感想
「名探偵ピカチュウ」(原題 Pokémon: Detective Pikachu) 主演 ライアン・レイノルズ(声での出演)
あらすじ
ティムは警察から父の訃報を聞き、ポケモンと人間が共存し生活する町ライムシティに足を踏み入れた。遺品整理の為に父親の部屋には…なんとおっさん声のピカチュウがいた!父の失踪の真実を辿る冒険が始まる!!
概要
みなさんこんちは!最近マンガワンというアプリでポケスペを読んでいます、Shoindyです!ポケスペは今クリスタル編に入ったあたりです!初めて読んでるのですが面白いですね。丸っこいピカチュウがむっちゃかわええです。
とまぁ、ポケスペの話はここまで。今回は「名探偵ピカチュウ」です。今作はニンテンドー3DS用ソフトである同名のタイトルを元にした作品です。舞台や登場人物の名前などのほとんどはこのゲームが元になっています。完全オリジナルじゃないんですね。
魅力爆発!実写になったポケモンたち
さて、そんな今作「名探偵ピカチュウ」ですが、やはりその魅力はなんといっても、僕たちの馴染んできたあのポケモンが実写化したことでしょう。当時では考えられなかった夢のような出来事ですよね。
今作では、ピカチュウを始めとした数多くのポケモンが登場します。PVを見ると、妙にリアルで”ちょっと気持ち悪い”だとか”怖い”、”毛があって違和感”という印象を受けるかもしれませんが、実際に見ているとそんな事は全く気になりません。というか、普通に可愛いです。おすすめはフシギダネ。
主人公のピカチュウに関してのみ、おっさんが強いため違和感を感じるかもしれませんが、キャラクターがしっかり立っているため、アリだな、と納得できます。拭い切れない赤タイツの影がなんともいえないです。
世界観に注目!行ってみたくなる街ライムシティ
さて、今作の魅力が実写化されたポケモンであることはお伝えした通りですが、そのポケモンと人々を取り巻くこの”世界”そのものもまた魅力的。それはそうですよね、だって普通に今僕たちが生活しているこの世界にはポケモンは存在しなくても事足りてしまってますから。ポケモンと人が共存している世界そのものも作る必要があるというわけです。
では、ポケモンと人が共存している世界はどのような世界なのでしょうか。まず、冒頭でグンっとその世界に引き込まれます。広い世界、大空を気持ちよさそうにはばたく鳥…よく見ると…ピジョンです。
もうね、このピジョンが気持ちよさそうに空を泳いでいるのがもう素敵。なんというか、しっかり生態系があって、世界に”いる”という事が実感できます。
しかし、これはあくまでライムシティの外の話、野生のポケモンの生態系を感じられるという利点はありますが、ポケモンとの共存がテーマで成り立っているライムシティはこんなものではありません。ライムシティではポケモンはモンスターボールに入っていないため、皆が自由に生活をしています。交通整理をするカイリキーやスピーカーの代わりになっているドゴーム、バーで歌っているプリンなど、それぞれの特徴を活かしており、まさに”共存”を感じます。
また、ポケモンが普通にいる世界ならではの看板も是非注目していただきたい点。(多分)薬局の看板がジラーチデザインだったり、バーの看板がネオンで出来たヨルノズクだったりと、所謂この世界で動物モチーフの看板があるように、ライムシティは自然にポケモンモチーフが使われているのですね。それだけにライムシティをもっと見たい!という感覚になります。
まとめ
実写化ポケモンという不安と期待が入り交じっている人が多いであろう本作「名探偵ピカチュウ」。しかしその実態はポケモンへの深い愛とリスペクトが込められたものでした。ストーリーとしても難しくしすぎていないため、完全に大人向けではなく、ファミリーで楽しめるポケモンというコンテンツの根本をしっかりと残しています。さらに最後のエンドロールにはファンが歓喜する仕掛けもあり、見事な出来栄えでした!
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