新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

SDCC2017 個人的期待トレーラー放出!

さて、7月20日から3日間開催されていたSDCCも終了し、今年も様々な情報がお披露目となりました。

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MLN でも紹介されるでしょうから被る情報も多くなってしまいそうではありますが、せっかくなのでマーベルだけに限らず、SDCCで個人的に熱かったトレーラーなどを貼りたいと思います。また、実はこっそり7月22日は日本でもアメコミづいている日だったのでその時のお話も致します。

 

  はじめに紹介するのはやはりNetflixでしょう!Netflixから発表された注目のトレーラーは3つ

 

Netflix①「ディフェンダーズ」

 

 

配信が迫ってきた事もあり第2弾トレーラーの公開です。インフィニティ・ウォーでも登場するであろう4人ということもあり注目です!

 

Netflix②「ストレンジャー・シングス シーズン2」

 

Netflixオリジナルの火付け役といっても差し支えないほど大成功を収めたクトゥルフ×80'sなSFスリラードラマのシーズン2、そのトレーラーが遂に公開されました!配信はハロウィンということもありマイケル・ジャクソンの「スリラー」と共に展開する本トレーラーでは前作のラストを受けてウィルがなんどもあちら側に引っ張られています、今作はどんな展開を見せてくれるのでしょうか!!

 

Netflix③「デスノート

 

言わずと知れた日本の名作漫画「デスノート」がNetflixオリジナル映画になって帰ってきます。日本の映画版も成功したデスノートNetflixが手がけることでどうなるのでしょうか!!

 

 

そしてお次はマーベルから3本、や、まぁディフェンダーズもマーベルなんすけどね

 

マーベル①「ギフテッド」

 

 

FOXが展開するX系列のドラマ「ギフテッド」、マグニートーの娘ポラリスや近距離移動能力をもつブリンクなどが登場し「突如迫害されているミュータントに目覚めてしまった」ミュータントの姿を描きます。

 

マーベル② 「インヒューマンズ」

 

こちらもドラマです。インヒューマンズはその昔クリー星人により改造された人類"インヒューマン"をメインに描かれるシリーズです。

 

マーベル③「ソー:バトルロイヤル」

 

 

いつの間にかダサい邦題をつけられてしまった「ソー:ラグナロク」の第2弾トレーラーが公開されました。ハルクは決闘のみならず活躍の場面が多そうですしロキも楽しそうで何よりですね。

 

そしてDCからは一本、もちろん「ジャスティス・リーグ」!アメリカでワンダーウーマンが大成功していることもあり期待度も高まります!

 

 

そして7月22日、日本は軽いアメコミデーでした。というのもDlifeにおいて「スパイダーマン」の新アニメシリーズと「マーベル フューチャー・アベンジャーズ」が放送され、NHKでは「リフレクション」が放送されたのです。

スパイダーマンの新アニメシリーズは最新作ということもありホライゾン・ラボネタやマックス・モデルの登場など新しめの情報が盛りだくさん!ベンおじさんの亡くなるくだりを排して初のヒーローデビューから描いたのも良い判断です。

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そして「マーベル フューチャー・アベンジャーズ

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ディスク・ウォーズに比べちょっとだけ大人向け?になったフューチャー・アベンジャーズ。といってもコロコロコミックでコミカライズしているだけあって子供向けアニメですけどね。今作はシークレット・エンパイアとまではいかないものの、ヒドラアベンジャーズ=悪として育てられた改造人間の少年少女とアベンジャーズ共闘を描きます。BGMが映画のアレンジというのが痺れますね!!

 

  そして「リフレクション」!な、なんとスタン・リーが原作を務めたという完全新作ヒーローアニメです。どことなくサイクロップスなヒーローエクスオンとアイ・ガイの戦いを描きます!まだまだ1話で分からないことが多く、また、動きももっさりですが、見ているとSAGAやYを読んでいる時のような感覚に陥りますよ!これは期待大!

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 下の画像はサイクロップスさん。ね?似てるでしょ? 

 

ミルドレッドの魔女学校 第2話感想

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第2話「猫のトラ」

 

  仮入学ながらミルドレッドの魔女生活が始まりました。携帯が禁止だったり、なんと学年代表となったモード(成績が1番マシだった)と別の寮になってしまうなど上手くいかないこともある中、ミルドレッド達新入生には使い魔の仔猫が与えられる事になります。順番に使い魔を選んでゆきます。仮入学のミルドレッドは最後の1人でした。そこに居たのはトラ猫、みんな黒猫なのに自分だけトラ猫ということに落ち込みながらも、ミルドレッドはトラと名付け、可愛がることにします。一方エセルは魔女学校一の秀才の姉エスメラルダにライバル心を燃やし、妹と仲良くしたいエスメラルダとは上手くいっていない様子です。

 

  最初の授業が始まりました。はじめに習うのは使い魔との箒での飛行です。しかしトラが箒に乗ることを嫌がることもありミルドレッドは上手くいかず、玉突き事故を起こしてしまいます。ミルドレッドは週末の実技テストのため練習をすることにします。ミルドレッドはトラにヤミグロ(モードの猫)が綺麗に箒に乗っているのを見せてなんとか箒に乗せようとしますが上手くいきません。

 そんな時、ミルドレッドのへやになんとエセルが入ってきました。「入学して1週間で退学者を出したくない」そう言ってエセルはミルドレッドの箒にイワシの油を塗りました。魔女の知恵だそうです。

 

  翌朝、テストが始まりました。ミルドレッドは上手く飛ぶことができ、ギリギリ合格できました。次はモードの番、しかしモードの飛行中ヤミグロが暴れ、モードは落下してしまいます。怪しんだハードブルーム、彼女が解呪の魔法をかけると、ヤミグロがトラに、トラがヤミグロに変わりました。ミルドレッドが犯人と疑われ、インチキをした事に失望したカックル先生はミルドレッドに退学を言い渡します。

 

  夜、ミルドレッドは荷物をまとめています。最後にモードのところへ行き「魔女になるよりモードと友だちでいたい」と伝えました。見た目を変える呪文の難易度が高いこともあり犯人がミルドレッドじゃないと信じていたモード、彼女はエセルを疑います。そしてモードとミルドレッドはエセルの部屋に忍び込んで証拠を見つけ出す事にします。ミルドレッドはイワシの油が怪しいと睨みました。イワシの缶詰をモードの部屋に持ち帰りモードと一緒に油を舐めます。するとどうでしょう、ミルドレッドとモードが入れ替わりました。その時、タイミング悪くハードブルームがやってきました。

 

「ミルドレッド!貴方は外出禁止のはずでは?」

 

 ハードブルームはそう言ってミルドレッドの姿のモードをミルドレッドの部屋へ瞬間移動、さらに朝まで束縛魔法をかけてしまいます。

 

  一方トラはエセルの部屋で見つけたメモ帳をカックルの元へ届けていました。

 

 翌朝、ミルドレッド(モード)の元へやってくるハードブルーム。ミルドレッド(モード)を学校なら追い出そうとします。そこに現れたカックルがメモ帳を見てミルドレッド(モード)を助けてくれます。そしてカックルとハードブルームはメモ帳の筆記がエセルのものだと断定しました。

 

  校長室に呼び出されたエセル、ミルドレッド、モード。エスメラルダもやってきます。エセルは正直に罪を認め「ミルドレッドのためにやった」と証言しました。エスメラルダとミルドレッドの弁明によりエセルの退学は無しにされ、ミルドレッドの退学も取り消されました。

 

  改めて飛行テストを受ける事になったミルドレッド、彼女の姿をみて先生口々に呟きます。

 

「優雅…ではないわね」「でも確かに猫と飛んでる…」「ハードブルーム先生、認めましょう、ミルドレッドは賢いわ…」

 

唖然とする先生達の視線の先にはリュックを背負って大空を舞うミルドレッドとリュックから頭を出すトラの姿がありました。

 

  ミルドレッドの魔女学校第2話、ついに始まりました魔女としての生活。いきなりちょっかいをかけてくるエセル、彼女の「ミルドレッドのため」と言うのは真実かそれとも…

  そして箒の飛行訓練開始です。下に落ちてる箒に「飛べ!」と言うシーンはどうしてもポッター感が出てしまいますね。ついでに前回敵だったアガサが絵画に閉じ込められているのですが、それもまたポッター感でした。

  これから先魔法界のアイテムも次々出てくるのでしょう!楽しみですねぇ!お菓子早く!

「インフィニティⅠ」感想

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 世界の崩壊を招く多重宇宙の衝突「インカージョン」。生命の創造。司る超宇宙的存在「ビルダーズ」の到来。桁外れの能力を秘めた新たなる超人「スターブランドとナイトマスク」の誕生。地球を揺るがす危機的状況の連続に翻弄されるアベンジャーズ。だが、彼らは知らなかった。真の危機はこれから訪れるのだという事をー。

アベンジャーズ』『ニューアベンジャーズ』から連なるジョナサン・ヒックマン入魂のクロスオーバー大作、ここにスタート!

コミックス帯より引用

 

  「アベンジャーズ:アベンジャーズ・ワールド」から始まり「ニューアベンジャーズ:エブリシング・ダイ」「アベンジャーズ:ラスト・ホワイト・イベント」と続いてきたシリーズが遂に1つのクロスオーバーイベントに集約した本誌「インフィニティ」。6月末の発売と7月末の発売を勘違いしていて読み始めが遅れましたがとりあえずパート1を読了しました。ということで感想いってみましょー

 

  難しいしあんま刺さんねーなー

 

 これがアベンジャーズ・ワールドやエブリシング・ダイ、ラスト・ホワイト・イベントを読んでいた時の僕の正直な感想でした。AvXを持ってひと段落したシビル・ウォーであったりシークレット・インベーションなどのシリーズと比べれば"内部抗争"が無い分気持ち的に読みやすかったものの、代償として展開されたのは沢山の馴染みのないキャラクターや専門用語の数々により"置いていかれている感"でした。ビルダーズや機械言語、ホワイト・イベントにブラックスワンの語る奇怪な呪文などがその最たる例でしょう。そして一冊が頭に入らないと次の一冊も頭に入らないものです。結果どんどん置いていかれるのです。

 

  そんな状態のまま読み始めたインフィニティ、本誌にはそれまでの3部作のシーンもちらほらと挿入されていました結果、全然なんの話か全くわからない状態になってしまいました。そこで、僕は一度読むのをやめました。

 

  そして本日、再び本誌に挑むことにしました。今度は前回のようには行くまい、僕はそう考え

 

アベンジャーズ:アベンジャーズ・ワールド」…つまり1からぶっ通しで読むことにしました。

 

 実は、アメコミはその性質上2回目は1回目より大幅に時間を短縮して読むことができます。というのも、アメコミはそれぞれのキャラクターの歴史が非常に深く、キャラクター数が非常に多いため、キャラクターの背景やエピソードを100%把握しているひとはまずいません。よってアメコミ内で分からない単語やエピソードに触れられた際は自分で調べるものとなっています。しかしまだまだ邦訳されたデータが少ないのがアメコミの現状。そこで、大抵の邦訳本には解説冊子が入っているのです。解説冊子は意外と細かいところまで触れられているため、それらに目を通さないといけない1回目は時間がかかるというわけなのです。

 

  話は戻って1から読み直した僕。やがてインフィニティにたどり着き、読み終わりました。そうして思ったこと、それは…

 

 

なんだこれめちゃくちゃ面白いなぁ!

 

  読んでわかりました、これはそういうものなんです。一本の大長編として捉えて読むものなのです。いや、分かってはいるつもりだったんですけど、理解したというか、感じる感想の違いに衝撃を受けすぎました。てか、他の3冊も連続して読むとめちゃくちゃ面白かったです。その完成度はすごいです。物語が集約し、敵として立ちはだかったエクス・ニヒロやアビス、驚異だったため臭い物に蓋をしている状態だったスターブランドにナイトマスクらが仲間に加わった時の熱さ!分かるというだけで1コマ1コマ、1ページ1ページが面白いのなんの!そしてやがて接近してくるビルダーズに対抗すべく地球を離れるアベンジャーズの面々、その隙を突いてきたのはそう、本誌のタイトル「インフィニティ」からも分かる奴、サノス!そしてその配下のブラック・オーダー!もう面白いわけがないです!もう次の巻が気になって仕方がないです!最高でした!

Netflix最新オリジナルドラマ「ミルドレッドの魔女学校」第1話感想

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「ミルドレッドの魔女学校」(原題 The Worst Witch) 主演 ベラ・ラムジー

 

  町に住むお絵かき付きの少女ミルドレッド・バブルのアパートのベランダに同い年くらいの魔女候補の少女モード・スペルボディが突っ込んできた!魔女じゃない人には見えないはずのモードが見えるミルドレッド。彼女はメガネが壊れて試験が受けられないと落ち込むモードをカックル魔女学校まで連れて行ってあげることにします。

  一方で魔女学校にもたくさんの受験生がやってきています。それを見つめるのは優しそうな校長カックルと厳しそうな副校長ハードブルーム。2人の目を引いたのは箒の飛行も着地も完璧なエセル・ハロウ、魔女学校史上最高の生徒エスメラルダの妹です。そんな中、学校の池に突っ込むミルドレッドとモード、流されるままミルドレッドも試験を受けることになります。

 

  始めは魔女学校の見学会、魔女の常識なんて知らないミルドレッドは魔女にとっては普通の事を聞いたりしてエセルに突っかかれます。試験が始まる直前、ミルドレッドは試験を受ける事を躊躇います。モードはミルドレッドを説得しているのをエセルは聞き耳をたて、ミルドレッドが魔女の家系じゃないことを知ってしまいます。さらに大変なことに2人が話していた使い魔用猫の部屋から仔猫が1匹逃げ出してしまいます。猫を探している時に出会ったのはカックル先生そっくりの彼女の妹でジャーナリストのアガサ、2人には何か因縁がありそうです。

 

  そして試験が始まりました。試験はペーパーテスト、ミルドレッドもカックルに言われた通り'出来ることをしよう"と不安げに問題を解きはじめます。 また、校長室ではアガサがカックルにカックルの偉業を伝える記事を書きたいと交渉します。生徒には取材しないという条件でカックルの了承を得たアガサ、カックルが席を立つとアガサは不敵な笑みを浮かべます。

  試験が終わり、テストが回収されます。ミルドレッドのテストを見て静かに睨みつけるハードブルーム。

「これはなんの冗談かしら?」

ミルドレッドは"出来ることをしよう"とした結果テストに絵を描いたのでした。他の受験生に笑われるミルドレッド、思わず逃げ出しますがカックルに止められ実技試験も受けることになります。ちなみにテストの結果はエセルが100点で他の生徒は散々でした。

  実技試験は魔法薬作り、レベル1の薬を作るモードとミルドレッドに対し、エセルは姉を越えようとレベル8の薬作りに挑みます。また、試験の裏側ではアガサがハードブルームにインタビューをしています。

  魔法薬を作っている最中、ミルドレッドは"真夜中に摘んだ水草"を入れ忘れたことに気がつきます。しかし最後の水草はちょうどエセルが持って行ったところでした。ミルドレッドはエセルの水草をこっそり失敬し、薬を完成させます。しかしそのせいでエセルの魔法薬は失敗、ドラゴンになるはずがミミズになってしまいました。ミルドレッドは水草をちょろまかした事を正直に告白しました。

  ミルドレッドとエセルは校長室に呼び出されました。そこでエセルはカックルとハードブルームに"ミルドレッドが魔女の家系ではない"事をバラします。さらにミルドレッドは魔法の妨害の罪で不合格にされてしまいました。

 

  合格したモードと別れ、不合格者用の道を歩くミルドレッド。彼女の前にカックルが現れ、ミルドレッドを慰めます。しかしカックルが校内見学で"いつも持ち歩いている"と言っていたレモンドロップを持っていなかったことにミルドレッドは違和感を感じます。ミルドレッドはカックルの後をつけました。カックルはたちまちアガサに変身、学校を自分のものにするため、合格者パーティ用のスープに細工をします。ミルドレッドは危険を伝えに合格者パーティ会場に行きますが、ハードブルームに追い出されてしまいます。

  池のほとりで落ち込むミルドレッド、ふと、池のほとりに住むカエルの指し示す方向に、実技試験で作った浮遊薬の材料となる植物があることに気がつきます。カエルに指示を仰ぎながら浮遊薬を作るミルドレッド、やがて彼女は空高く飛び上がります。

 

  一方会場でも食事が始まります。最初の一口目は校長であるカックル、彼女が口をつける直前、会場にミルドレッドが突っ込みます。やがてアガサも姿を現し自らの罪を認めます。事実、味見をしたドリル先生は服従の呪文にかけられました。アガサの次の一手は決闘でした、負けた方が魔力を全て奪われる決闘、魔法の球が飛び交います。アガサはミルドレッドを人質にとり、カックルをカタツムリに変えてしまいます。

  魔法法典に従い誰も勝者のアガサに口出しできなくなる学校関係者たち。しかしハードブルームの目配せで不合格となったミルドレッドがスープの鍋をアガサにぶちまけます。アガサは服従の魔法にかかりミルドレッドに服従を誓います。そしてミルドレッドの指示によりアガサは負けを認めます。

 

  ミルドレッドは母と学校の許可をもらい、カックル魔女学校への仮入学が認められます。ミルドレッドの不思議に満ちた学園生活の始まりです!!

 

   Netflixオリジナルドラマ最新作のドラマ「ハリーポッター(違う)」実は原作は1974年に出版されたジル・マーフィーによる児童文学という非常に歴史のある作品なのです。噂によるとハリーが出た時に「ワーストウイッチ(原作タイトル)のパクリじゃないか!と言われたとかなんとか。しかしそれも納得してしまうほど似た部分が多いのもまた事実だったりします。カックルがダンブルドア、ハードブルームがスネイプ、エセルがマルフォイでモードがロンですね。ミルドレッドが魔女だと知らずに育ってきたってのも似てますね。

  原作が児童文学というだけあってドラマは家族向け作品となっています。ワクワクする展開に不思議な魔法。ミルドレッドの表情豊かさは見ているだけで楽しくなります。

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   今の所ボス的な存在はおりませんが、ミルドレッドが魔法界に馴染んで行くとともにそういったキャラクターも出てくるのでしょうか、期待です!

 

 

  ちなみに何かドラマを見たかったため今作を選んだのですがオザークヘようこそは暗そうだからやめました笑

ノック、ノック、復讐の時間だよ

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 「ドント・ノック・トワイス」(原題 Don't Knock Twice)  主演 ケイティー・サッコフ

 

  麻薬により長年引き離されていた母娘ジェスとクロエ。母娘での再スタートを求めるジェスとは反対に、離れ離れでいる間にクロエの心は冷え切ってしまい、母を許せなくなっていました。

  ある日、クロエとそのボーイフレンドのダニーは近所の魔女屋敷の都市伝説を耳にします。ボロボロで古めかしい魔女屋敷、そこに隠された都市伝説とは

 

"屋敷のドアをノックしてはいけない。1回目のノックでそれは目覚め、2回目のノックで死から蘇る"

 

というものでした。噂を信じずノックするクロエとダニー、しかし噂はやはり噂でしか無かったのか、ノックしても何も起きませんでした。その夜、ダニーの部屋にノックの音が響きます。

 

"コン、コン"

 

覗き穴から廊下を確認するダニー、そこには誰もいません。しかし突如現れる黒い影、ダニーはそのまま何者かに飲み込まれてしまいます。

  一方、ダニーから連絡のないことに違和感を覚えるクロエにもそれはやってきます。日に日に幻覚を目にするクロエ。彼女は怯え、母に助けを求めます…

 

  とある民話の魔女をテーマにしたホラームービーです。タイトルが「ドント・ノック・トワイス」なのですが、ノックの度に出てくるというわけではなく、ノックがスイッチになりターゲットにされるというものなので主要人物がノックする機会はあまりないです。しかしながらノックの音は多めとなっています。というのも物語前半は魔女さんがクロエやダニーをビビらせるため、律儀にノックをしてくれるのです。

  ホラールーキーで歴の浅い僕ですが今作が一味違ったなと感じたのは、主人公サイドが完全巻き込まれ型の被害者じゃないこと。というのも、なんとクロエは今作の化け物である魔女と過去に因縁があるのです。魔女との因縁って…って思ってしまいますが実はそうではありません。魔女の生まれるきっかけ…つまり魔女屋敷に住んでいた老婆と関係があるのです。しかも割とクロエも悪くね?って思ってしまう関係ですね。何となくですけどホラーなどでは主人公は理不尽な被害者というイメージがあるので主人公サイドにも原因があるってのは新鮮でした。

  そして今作でホラーと同時に描かれるのが母娘の再起の物語。冒頭であれだけツンツンしていたクロエちゃんは割とあっさりジェスに頼りきりになります。元々ジェスがクロエとの再起を望んでいたため、再起が成功しているじゃんと思いがちですが実はそうでもありません。というのもクロエはジェスの過去のせいでなかなかあと一歩が踏み出せず、ジェスもまた魔女によって幻覚を見せられたクロエの狂言を100%信じきれずにいます。その微妙な間合いがゆっくりと迫ってゆくのがなかなかに見応えがあります。

  そしてやはり何と言ってもラスト!ある意味で超超衝撃のオチなのです!この作品、サスペンス要素も混じっておりまして、犯人がすごい意外なんですが、それ以上にそのオチが強すぎてなんか色々頭から飛んで行ってしまうのです!この感情を表すと…

 

なんだこれ!どうしてくれるんだこのモヤモヤ感!この要素ホラーにいるか!?面白いけどさぁ!…そんな感じです。多分この要素がマイナスに響く人も多いんじゃないでしょうか。

その文は人を狂わせる

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「危険なプロット」(原題 Dans la maison) 主演 ファブリス・ルキーニ

 

 

  ギュスターヴ・フローベル高校で国語教師を務めるジェルマンは若者に文学の魅力を伝えたいと志していながらも、生徒の能力の低さに嘆いています。そんなある日、生徒の宿題をチェックしていると1人気になる作文を提出した生徒がいました。提出した生徒の名前はクロード・ガルシア。数学を教える体で友人ラファの家に通い、彼の家族を覗き見した姿をありありと書いた彼の作文は非常に文才に溢れており、ジェルマンは彼の文に惹かれました。しかし一方でクロードの作文はラファの家庭を中産階級と皮肉るなど、ラファの家族が見れば間違いなく不快に感じる不遜なもので、ジェルマンは彼の文章に危うさを感じます。

  やがて、クロードはラファの両親から自分たちの生活を覗き見されているのではないかと疑われるようになります。クロードは家に通える口実を得るため、ラファに高得点を取らせようとします。そこでクロードはジェルマンに数学のテストのコピーをくれるよう頼みます。クロードの作文の続きが気になってしょうがないジェルマンはテストのコピーを渡してしまいます。しかしそのおかげで、クロードは再びラファの家族の信頼を得ることに成功します。

 作文が続くにつれクロードがラファの母エステルに惹かれていることが判明します。クロードはだんだんと家族の秘密に探りを入れるようになり始めます。果たしてクロードの文章はどこまでが真実なのか…

 

  舞台劇「El chico de la última fila」を映画化した本作。クロードの書く文章を通して綴られる禁断の愛、そして彼の文章により翻弄され、狂い始める周囲の人間関係が描かれます。

  この作品の魅力はなんといっても真実とフィクションの不確定さでしょうか。クロードの書く文章を読んだジェルマンとその妻ジャンヌはその文章をどこまで信じていいのか…どこまでフィクションだと信じていいのか混乱します。作文で語られるラファのジェルマンへの仕返し(授業で恥をかいたため仕返ししようとする)などは実際に起きていることからジャンヌはほとんどが真実と考えている一方、ジェルマンは数多く「まさか、想像だよ」というセリフが差し込まれます。ジェルマンは学校関係者でクロードに作文の指導をしているというポジション的にも"想像であってほしい"という思いも強いのでしょうね。そして混乱するのはジェルマンとジャンヌだけではありません。僕たち視聴者も2人と同様にクロードの文章に翻弄されます。これは本当なのか?本当だったらヤバくないか?常にそういったドキドキ感が本作には付きまとうのです。

  そして物語はやがて終盤に差し掛かります。こう言った作品は大抵最後、波乱の起こし主(今作のクロード)が特大の爆弾をおとし、それに関わった人間(今作のジェルマン)がそれに大ダメージを受けてやっぱり最後までやり手だったみたいな終わり方をしますよね。今作もそれは同様です。しかし最後の最後、クロードに爆弾を落とされたジェルマンは他作品とは異なる終わり方を見せます。それはある意味でクロードとジェルマンの今後が気になって仕方がない終わり方でもあります。

彼女が引き合わせたもの

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 「思い出のマーニー」 主演 高月彩良(声での出演)

 

 この世には人には見えない輪がある。そんな考えの中自分は輪の外側にいると感じて生きてきた少女佐々木杏奈、クラスメイトとも馴染めず、養母ともギクシャクして孤独を感じる彼女はある日、喘息の発作が起きてしまいます。そして喘息の療養のため、杏奈は義母の親戚の住む田舎町で一夏を過ごすことになります。

  杏奈が町にやってきたその日、彼女は海辺に建つ洋風のお屋敷に既視感を感じ、心惹かれます。洋館には誰もおらず、彼女は心に引っかかるものを感じながらもその場を後にします。依頼、彼女は金髪碧眼の少女の夢を見るようになりました。

  杏奈にとって田舎町の生活は体調を回復させるのにぴったりでした。しかしある夏祭りの夜、杏奈は町の少女と気まずくなってしまい、またも孤立します。そんな時ふと目に入ったのは海辺に揺れる小さなボート、杏奈は惹かれるままにボートに乗り、洋館を目指します。洋館に辿り着いた杏奈を待っていたのは金髪で碧眼の少女でした。「貴女とはずっと友だちになりたいと思っていたの」こうして、マーニーと名乗る少女と杏奈の秘密の関係が幕を開けました。

  マーニーの住む海辺は杏奈の来た田舎町とは大きく異なっていました。マーニーと一緒にやって来た彼女の家のパーティでは色々な国の人が入り乱れて非常に華やかです。しかしお昼に洋館に訪れると館はボロく、中には家具1つありません。そしてマーニーとの交流は杏奈の性格も明るいものに変えてゆきました。しかしそれと比例するようにマーニーと会える日も少なくなってゆきます。果たしてマーニーは何者なのか、杏奈とマーニーの関係の行く末はいかに…

 

   イギリスの児童小説「When Marnie was There」という作品を日本を代表するアニメーション会社であるジブリが映画化した本作。舞台設定はイギリスから北海道に変わり、多くの登場人物も日本人に、田舎町もぼくのなつやすみチックに変貌を遂げました。しかし実は主人公の2人杏奈とマーニーは原作通り。まぁマーニーに関しては白人として登場しているので変わるはずありませんが杏奈に関してはAnnaから杏奈に変更されているのです。上手いなぁ。しかし一方でエドワードはカズヒコになるなど多分原作とは大きく印象が変わってくるんだろうなぁと感じる部分もありました。イギリスでイギリス人が繰り広げるストーリーと日本でイギリス人と日本人が繰り広げるストーリーではかなり変わって来ますからね。

  物語は謎の少女マーニーと杏奈の交流を描いたものになっています。物語が進むにつれて杏奈はどんどん明るい子になり、そしてマーニーの秘密も明かされてゆきます。今作、杏奈役の高月彩良さんの声優術がキラリと光っています。冒頭では「対人」か「独り言」かでかなり声のトーンが変わっており、如何に対人が嫌いかがよく分かり、後半では明るい声色になり精神的な成長を感じました。

  そしてもう1つキラリと光るものといえばやはりさすがのジブリ、景色や人々の描き方が凄いのなんの!特に凄かったのが杏奈が義母の親戚である大岩家に足を踏み入れた時!なんかもう家の匂いがしそうなほど生活感に溢れているのです!ジブリ作品で生活感に溢れているシーンは数多くあるものの、匂いがしそうと思うほどなのはこれが初めてです!しかもですよ!その後に杏奈が「人の家の匂い…」って呟くんですよ。つまり故意的にこれをやってるんです。これは凄い!