新米の一歩目

就職をきっかけに本当にやりたいことを見つけた新卒、映画の魅力を人に伝える仕事のために邁進!アメコミ、映画、海外ドラマ、ゲーム、散歩、いろいろ好き。

TL;DRで英語とマーベル!

  以前紹介したかしていないか…おそらくしていないですが。マーベル公式が配信しているTL;DRという動画が最高です!ということで久々の雑記、TL;DRの魅力をご紹介します。

 

  しかし文章でここが良い!凄い!なーんて紹介しても分かり辛いかと思いますので、とりあえず見ていただきましょう!お題は「シビル・ウォー」

 

 

 

 

  いかがでしょう!英語に自信が無くて…って一瞬で再生を辞めてしまった方はもう一度見てみてください!これ、英語が苦手でも結構分かります!絵があって、流れが分かりやすいため、マーベルの大きな事件を知りたい!でもアメコミを読む時間もないし買うのもちょっと…って方には最高にオススメです!ちなみに、現在配信されているのは「シビル・ウォー」「ソー:ラグナロク」「プラネット・ハルク」「ウィンター・ソルジャー・サーガ」「デッドプール・キルズ・マーベル・ユニバース」「Dr.ストレンジ:誓い」「インフィニティ・ガントレット」「Ms.マーベル(カマラ・カーン)」「ゴーストライダー(ロビー・レイエス)」「スパイダーバース」と2000年代、近年を代表するストーリーが盛り沢山です!

  そして、なぜこのタイミングでTL;DRを紹介したのか…もちろん意味があります!それは…第2シーズン配信開始!

  ちなみに第1弾は我らがガーディアンズ!

 

 

タイトルにも書いた通り英語の勉強にもなるので(もちろん、一回見て英語力が身につくのでは無く、ストーリーが分かるくらいには反復して聞いてくださいね)ズバリオススメです!

パパとママの話を聞かせて

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「ラブ・ダイアリーズ」(原題 definitely,maybe)主演 ライアン・レイノルズ

 

  主人公ウィルは妻との離婚間近のサラリーマンです。ある日、ウィルが小学生の娘マーヤを迎えに行くと小学校は大騒ぎ。なんの騒ぎが聞くと早すぎる性教育の授業をしてしまったのことでした。

  その夜、マーヤはウィルに両親の馴れ初めを聞きたがりました。もちろん初めは断るウィルですが、マーヤのしつこさに折れ、ベットタイムストーリーとして話すことにしました。しかしウィルは素直に話すのではなく、マーヤに推理させようと考えました。若きウィルと3人の女性との物語、ウィルはそれを仮名と脚色でごまかし、娘に語って聞かせ始めます。

 

  エミリー、サマー、エイプリルという3人の女性とウィルのラブストーリーを過去回想という形で描いた本作。ベットタイムストーリーという形式上物語の途中途中でマーヤが介入してくるのが面白いです。物語の中でマーヤが言及していますが、どんなに過去がハッピーエンドでも離婚間近というバッドエンドなシチュエーションで物語をどのように終わらせるかがストーリーの見せどころな作品です。事実、これをハッピーエンドというべきか言わざるべきか、非常に悩みどころではあります。しかしながら、物語全体の爽やかな雰囲気もあって素敵だな、と思える終わり方です。そう、この作品、すごく爽やかなんです。離婚の悲しみとかドロドロした感情をあまり見せてこないのが素晴らしい。多分…というか確実に"幼いマーヤに聞かせている"という大前提があるからそういった暗すぎる面を表に出さないようにしているんですね。素晴らしいです!

  この作品の1番の魅力、それは何と言ってもウィルとマーヤの駆け引き、関係の可愛さにあります。性教育の件もあり、少し大人び始めたマーヤ、普通の夢物語なんてもう子ども、恋愛に興味を持ち始めているからこそできる幼すぎない親子の対話がめちゃくちゃ可愛いです。推理や言動がしっかり論理立てているのも素晴らしいですね。しかし一方で、ウィルの回想で"大好きなパパ"が昔喫煙者だったことや遊びまくってた過去があったことにショックを受けたり、パパの回想を聞いて行く中で「嫌いになった登場人物がママだったらどうしよう…」と不安に覚えたりするのも可愛らしいですね。しかし、この年齢、なかなかギリギリを攻めたうまい年齢ですよね。多分マーヤがもう少し幼いとラストシーンや推理シーンは形を成さないですし、これ以上大きいとそもそも親の馴れ初めを聞きたいと思わなくなりそうですもんね。

灯を消してはならない

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「ライト/オフ」(原題 lights out) 主演 テリーサ・パーマー

 

  ダイアナという見えない友人と話す母ソフィーを持つ異父姉弟のレベッカとマーティン。レベッカは気の狂った母について行けず1人暮らししています。ある夜、マーティンの父であるポールは謎の存在に殺害されます。謎の存在は光の下では見えず、害もありませんが、光が無くなると姿を現し襲い掛かります。

  ポールの死後、マーティンは不眠が続き授業中に何度も寝てしまい、保護者を呼ばれてしまいます。しかしソフィーは来ず、代わりにレベッカが呼ばれます。レベッカはマーティンを自分の家へ連れて帰りますが、これによってレベッカは再び母と関わることになります。さらにレベッカの元にも謎の存在が襲い掛かります。

  謎の存在の正体は母の見えない友人ダイアナでした。ダイアナはソフィーが精神病院に通院していた時代に友達だった少女。特殊な皮膚の病気でした。しかし彼女は幼い頃に亡くなったハズでした。しかしダイアナは戻ってきました。ソフィーに固執し、ソフィーとの仲を邪魔する者には容赦のないダイアナ。果たしてレベッカとマーティンの命運は…

 

  原題と同タイトルのショートフィルム「lights out」を映画化した本作。

 

 

  ショートフィルムでは相手がダイアナでこそありませんがどういった存在なのかはわかるハズです。

  暗闇が訪れると現れる存在ダイアナ。本作はダイアナの戦闘力により海外ホラーの"命を脅かす恐怖"と明かりがつくと姿が消えて次にどこから現れるか分からないという日本ホラー的な"精神を脅かす恐怖"の2種類の恐怖が見事なバランスで描かれています。また、ダイアナの正体に関する資料の音声ファイルや写真の古臭い感じや、ダイアナの襲撃なんかは昔ながらのホラーを描いており安定のゾクゾク感・パニック感を味わえます。

  そしてこの作品の良い所は"ヤバイ感"これに尽きます。例えば、他のホラーで描かれる突然の襲撃、確かに怖いです。それにもしかしたら不気味なBGMが流れてきたら「あ、ヤバイかも」なんて思うかもしれないですね。しかしこの作品の場合はもっと分かりやすく「あ、ヤバイかも」が描かれます。まぁつまりは電気が切れるんです。電気が切れると登場人物が焦るのは勿論なのですが、釣られてこちらまで「ヤバイ、ヤバイって!早く明かりつけて!」って気分にさせられます。その共感性が非常に気持ちいいです!

世界を変える芸術

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 「サウンド・オブ・ノイズ」(原題 SOUND OF NOISE)  主演 ベングト・ニルソン

 

  音楽一家に生まれたアマデウスは音楽の才に恵まれた両親や弟とは異なり音痴で生まれてきました。その後アマデウスは音楽とは異なる警察の道へ。さらに性格も音楽嫌いになってゆきました。

  そんなある時、町に6人とドラマーから成り立つ謎の集団が現れました。6人の集団は「町と6人のドラマーのための音楽」という計画で新たな芸術を生み出すために色々な場所で色々な道具を使って音楽を奏でる音楽テロリストでした。第1楽章は「ドクタードクター ケツにガスを入れてくれ」入院中の有名人が手術室に入れられ、彼の身体と手術室の機材で音楽を奏でました。その演奏は患者の命を落としかねないものでした。

  一方でアマデウスの身体にも異変が、一部の音が聞こえなくなりつつあるのでした。その音とは音楽テロリストが使った楽器。アマデウスに何故そんな異変が起きているのか、そして、アマデウスは犯人逮捕できるのでしょうか…

 

  「ドクタードクター ケツにガスを入れてくれ」「マネーをハニーに」「音楽なんてクソ喰らえ」「エレクトリック・ラブ」からなる演奏を奏でる「町と6人のドラマーのための音楽」とアマデウスの戦いを描いた本作。音楽テロリストと名乗っているものの、アマデウスと彼らの間にそこまで敵対心は無いです。まぁ、テロリスト達も人や物を破壊したいのではなく芸術を作り上げたいって思いでやってますしね。

  今作で素晴らしいところ、それは音楽…も十分に素晴らしいのですがアマデウスの"音楽嫌い"という設定!まず、この設定は最後の最後まで覆りませんでした。"静寂の世界で生きたい"というアマデウスの思いはブレないのです。作品を観ていると、アマデウスは途中「作曲をしたい」と言い出すなどの場面があり、「これはもしかしてアマデウスが音楽を愛するようになるのかな?」なんて思っちゃうのですが、それすらも実はアマデウスの願望の為の行動だったりします。つか、この作品アマデウスの一人勝ちなんですよね、オチはそう落とすかぁという変化球でした。

  2連続刑事物でしたがこちらは刑事刑事してなくて(刑事刑事…?)面白かったです!

完璧な田舎に隠された狂気

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「ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!」(原題  HOT FUZZ) 主演 サイモン・ペッグ

 

  超超有能で敏腕な刑事ニコラス・エンジェル。しかしエンジェルが有能すぎて他の警官が無能に見えるという無茶苦茶な理由で勤務地をロンドンからど田舎の村サンドフォードに飛ばされてしまいます。田舎の村はそれはもう酷いものでした。未成年がパブに入り浸り、警察もヤル気なし。田舎故の繋がりで捕まえた万引き犯も釈放されてしまいます。そんな環境にウンザリしながらも真面目に厳格に職務を全うするエンジェル。

  しかしある時から村で連続殺人が発生。エンジェルは必死で犯人を追いますが警察仲間は事件ではなく事故と言い張り犯人を追おうとしません。エンジェルは唯一心を通わせることの出来た刑事ドラマのアクションに憧れる相棒ダニーと共に犯人を追います。

 

  こんなストーリーでありながら半分くらいはコメディのコメディ・アクション・サスペンスムービー。コメディとサスペンスって同居するのが難しそうですが見事に成り立っています。まずコメディ部分。これは「バクマン。」で語られた"シリアスな笑い"をかなり上手く表現しております。主人公のエンジェルは頭ガチガチの真面目警官です。だからこそ村人のゆるい雰囲気との掛け合いが笑えます。"店員がお金を受け取る"なんて普通の行動にも余分な動作があったり、戦闘シーンではおばちゃんがバカバカ銃をぶっ放したりしており、真面目なシーンなのにクスリときます。まさに"シリアスな笑い"。

  そしてサスペンス&アクション要素。こちらもなかなかに飛び抜けています。まず犯人の正体と連続殺人の目的、マジでサイコです。こんな理由で人殺すんかってマジで衝撃です。そしてアクション!ダニーがアクション映画好きということもあり刑事アクション映画を彷彿とさせる熱い銃撃戦やカーチェイスを目にすることができます!グロいシーンを普通に映し出すのも良いですね。ちなみにアクションシーンが増えてゆくにつれてエンジェルがどんどんヤバい思考(アクション映画的思考)に変わってゆきます。アクション映画見て「こんだけのことをしてお咎めなしなんてありえない」なんて言ってたんですけどね笑

  しかしエンジェルとダニーのコンビが非常に良い感じで、この2人の活躍をもっと見たくなるものでした!2やってほしいなぁ。

それは、もしかしたら僕たちの中にも

  なんと本日でブログ開設1年目だそうで。これまで見てくれていた皆さん、本当にありがとうございます!これからもよろしくお願いします!このブログを見て映画を見るきっかけになってくれれば嬉しいです!

さて、一周年記念はまさかのNetflix無関係な一本。BTTFにしようかとも思ったのですが地上波初放送ということでリアルタイム視聴しました。

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 「インサイド・ヘッド」(原題 INSIDE OUT) 主演エイミー・ポーラ(声での出演)

 

  ミネソタに住む元気な女の子ライリー。彼女の頭の中には感情を司る司令部があります。みんなのまとめ役ヨロコビ、ライリーの防衛本能や身の危険を守るビビリ、ライリーの心を守るため不満を表すムカムカと怒りを表すイカリ、そしてライリーにネガティヴな感情を表現するカナシミで成り立つ司令部。カナシミだけはライリーを落ち込ませる為、感情を制御する機会がないですがそれでも5人はライリーを幸せに導いていました。その中でも特にライリーの性格のベースとなっているのはライリーの"特別な思い出"から成る島の数々です。

  しかしある日、完璧だったライリーの人生が崩壊し始めるある出来事が起きます。それはライリーの引越し。思っていたより汚い新居や届かない引越し荷物など、どんどん気落ちするライリー。一方でライリーの頭の中でも問題が発生しています。カナシミが思い出に触ると思い出が悲しいもの変質することが判明したのです。さらに"特別な思い出"の1つが悲しみに染められ、他の"特別な思い出"もまた司令部から飛び出してしまいました。"特別な思い出"と共に飛び出してしまったヨロコビとカナシミは司令部へ戻ろうと目指します…

 

  人間の脳内をキャラクター化したピクサー映画「インサイド・ヘッド」。メインの登場人物の5つの感情以外にも記憶を消すヤツがいたり、夢を見させるヤツがいたり、子供のころ空想していたイマジナリーフレンドがいたりと様々な役割の脳内キャラクターが登場します。面白かったのは記憶消し係が気に入ったCMソングを定期的に司令部に送っていることでライリーが何でもない時にその曲を思い出すという設定。お前のせいだったのか。

  物語のテーマとしては「良い思い出だけに目を向けてないで悲しみを覚える事も必要だよね」というもの。人間悲しみの感情を押さえ込んで笑顔の仮面を貼り付け続けてたら崩壊しますよ、そりゃ。しかしどちらかというともう1つのテーマ「相手を知る」が心にグッときました。物語の冒頭、ヨロコビはリーダーでありながら、他の感情一人一人の特性や性格を理解せず、"ヨロコビを形作る存在"として捉えています。しかしそれだったらヨロコビ以外はロボットでも良いわけですよね。そんなヨロコビがだんだんと正反対のカナシミを理解し、認めるっていうのは現実のリーダーの考え方にも必要なもの…というか一人一人みんなに必要なもののように思えました。大人になった今だからより思えるんですかね。そして最後のシーンで改造された司令部がまた上手い。よく考えたらパパママの司令部のシーンとライリーの司令部ではココが明確に違いましたね。伏線のうまさに感動です。

  あ、あとライリー以外の登場人物の脳内もなかなかに面白かったです。思春期の男の子の脳内好き。

 

短すぎる"俺"でいられる時間

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 「アノマリー」(原題 ANOMALY) 主演ノエル・クラーク

 

  ライアンが目覚めるとそこは暗闇でした。目前には鎖で繋がれた子どもがいます。すぐに助け出すライアン。子どもは赤い覆面の男に攫われたと主張します。共に逃げる2人、しかしライアンの懐から赤い覆面が出て来て…ライアンの意識が飛びます。

  それから幾度となく目覚めを繰り返すライアン。ある時はどこかの研究所にいたり、ある時は男の尋問をする場に立ち会ったり…目覚めの度に時間が経過しており、さらに目覚めていない間にはテロリストとして凶悪な計画を練っている事が判明します。ライアンが意識を保っていられるのはわずか9分47秒…ライアン与えられたは短すぎる自由を頼りに自らを操っているものを突き止めようと尽力します。

 

  詳しくは語られませんが未来の世界を舞台にした作品である今作。コード認証式の銃やガラス板のようなスマホなど所々で未来を感じるようになっています。まあ、9分47秒を除いては操られ続けるって時点でかなりSFですからね。今作の見どころは2つ。1つ目はやはり何と言っても制限時間ですね。9分47秒しかないと言ってもライアンは時計を見ている暇なんてないですし、映画なのでもちろん視聴者が自分の時計を見ても分からないです。なので"いつ時間切れが来てしまうのか"というハラハラがあります。また、一度だけ制限時間が分かる"9分47秒"があるのですが、それはそれで別種のハラハラが待っています。ちなみに、毎回9分47秒マックスで動けるかというと実はそうでもなくて、敵のテロリスト仲間(表現方法…)も対策してきており、ライアンに戻った瞬間に眠らされるなんてこともあります。

  そしてもう1つの魅力は肉弾戦です。戦闘でスローになる描写ってのはアクション映画の王道ですよね、今作はそれだけではなく早回しのような描写も加えて描いてきます。しかし、動きが早くなったからといって何が起きたか分からなくなる…なんてことはなく、しっかりどういう動きで戦闘が繰り広げられているのかが分かりやすい辺り相当にこだわっているんだなというのがよくわかります。

  1つ分からなかったのが最後の最後、ライアンがラジオの音にニヤッと笑うシーンがあるのですがそれの意味がよく分かんなかったですね、なんやったんや。