【アメコミ感想】スパイダーマン:ブランニュー・デイ2
あらすじ
新たなる強敵登場!!
人気シリーズ第2弾!身に覚えのない連続殺人事件の容疑者として警察に追われる一方で、ニューヨーク市民を脅かす新たな怪人フリークが登場!さらに季節外れの大雪が街に降り積もり、それとともにマヤ文明の狂戦士が出没する。ウルヴァリンが援護に駆けつけるが!?
本書帯より引用
概要
こんちは!Shoindyです!さて、早速ですが今回ご紹介するのは、先月”初心者でも楽しめるスパイダーマン”として紹介した「スパイダーマン:ブランニュー・デイ」の続編にあたる「スパイダーマン:ブランニュー・デイ2」です。アメコミにしては珍しくめちゃくちゃ分かりやすいタイトルですね。なお、前回の第1巻について知りたい方はこちらをどうぞ↓
ブランニュー・デイ初のチーム・アップ!頼りになる味方の登場!
さて、前回のストーリーではスパイダーマンのマスクを被った強盗にウェブシューターを奪われたこと、Mr.ネガティブの登場、ジャックポッドの登場などの展開がありましたが、第2巻ではここらへんのストーリーはいったんお預け。今回はフリークという新ヴィラン戦と、マヤの狂戦士との戦闘が描かれます。
フリーク編
メインに据えられているヴィラン「フリーク」。彼はメイおばさんも働いているシェルターである”FEAST”に時折出没する麻薬中毒者のホームレスでした。しかし、ある日地下に隠されいたカート・コナーズ博士の薬を麻薬と間違え注入し、異形の怪物となってしまいます。
出自が出自なだけありスパイダーマンはかつての宿敵コナーズ博士(今はリザードではないようです)と協力し、フリークの討伐に挑みます。
見た目はかなりやばいフリーク、能力も敗北するたびにさなぎに戻り、負けた原因の耐性がつくという厄介な能力。
マヤの狂戦士編
こちらは突如始まったストーリー。必要性は謎ですがオチはかなり秀逸。このストーリーではあのウルヴァリンとチームアップ。会話の仕方的が対等な関係を匂わせていて素敵です。キャップとかアイアンマンだとスパイダーマンは下の立場感出ますからね。
物語としてはマヤの強力な敵相手に戦っていたスパイダーマンが、助けたホームレスのバーンに助けられて危機を乗り越えるというもの。たったそれだけなのですが、素晴らしいのはその結末。ピーターに戻った後、いつもの事ながら金欠に苦しむピーター。そこでふと、ピーターはバーンを見かけます。手には”スパイダーマンと一緒に世界を救いました。お恵みを”という看板。人々が当然バーンを無視するなか、ピーターはなけなしのお金全てをバーンに譲ります。たったこれだけの1ページ程度の部分なのですが、ピーターらしさが前回で非常に素敵でした。
まとめ
メインストーリーの進行は緩やかながら随所にスパイダーマンの魅力が詰まっている第2巻。次回はあのスクリューボールも登場とのことでこの先にも期待が高まります。なによりこのシリーズは絵がめっちゃ好み!調べてみるとPHIL JIMENEZ氏という方らしいです。まだアーティストはあまり詳しくないのでまた新たな魅力が発見できて良かったです!
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